丹下日出夫による特別レース予想をご紹介します（太字は特注馬）。

【東京】
《９Ｒ　南武特別》
◎ヴェラヴァルスター
〇サブライムカイザー
▲ステイブラビッシモ
☆マイネルサージュ
△マイネルカレッツァ
ウインヴォラーレ
エイシンアロンジー

《10Ｒ　ノベンバーＳ》
◎ラヴィエベール
〇クインズミラーグロ
▲ナスノセイカン
☆パリカラノテガミ
△ケイアイチョウサン
サクラアンプルール
ミエノワンダー

《11Ｒ　京王杯２歳Ｓ》
　【度胸満点】今年の小倉２歳Ｓの優勝馬レーヌミノルは、ちょっとモノが違う。本年の走破時計は過去十年で歴代２位。前半３ハロン33秒３というＨペースを３角先頭という、少し早いくらいの仕掛けにもかかわらず、最速の上がりで後続を１秒も突き離す大楽勝を演じた。
　ちなみに１分８秒０は、前日の古馬準OPの北九州短距離Ｓと０秒４差。余力残しの脚色と着差を考え合わせればビッシリ追っていれば同じくらいの記録が出ていたか。
　パドックでの立ち居振る舞いも度胸満点、460キロのダイワメジャー牝馬。輸送も１F延長も、アッサリクリアできるように思う。
　次位はレヴァンテライオンを指名。まだ線の細い若駒ながら、新馬では馬群を割り、函館２歳Sはタメを効かせて外一気。１分９秒２は前日の古馬準ＯＰ・函館日刊スポーツ杯と０秒８差、レコード決着で勝ち上がっている。二週続けてＣＷで６ハロン追いを敢行、矢作厩舎のハードトレもこなせた。
　モンドキャンノは、函館２歳Ｓは、決定的な差にも思えたが、折り合いを欠いたのも痛かった。ルメールなら、そこは矯正できるかもしれない。
　コウソクストレートは新潟７Ｆを１分22秒４で快勝。次走のくるみ賞は１分23秒５と、時計の質を落としてしまったが、11秒５―11秒６という上がりを瞬時に抜け出している。
　キャリア二戦目だが、ディバインコードの新潟1400ｍ・１分21秒５で初勝利。アスター賞で中山マイルの坂も経験したが、ここは将来の６～７ＦベースのＯＰの立ち位置を占う正念場。
　ドウディの経験と上昇度、ダノンハイパワーも前回で脚がわかった。

◎レーヌミノル
〇レヴァンテライオン
▲モンドキャンノ
☆コウソクストレート
△ディバインコード
ドウディ
ダノンハイパワー

【京都】
《９Ｒ　近江特別》
◎クリノラホール
〇トーアライジン
▲ヒルノマゼラン
☆ナイトオブナイツ
△サウンドアプローズ
ディープウェーブ
アドマイヤツヨシ

《10Ｒ　貴船Ｓ》
◎プレスティージオ
〇スマートアヴァロン
▲カネトシビバーチェ
☆ジープルメリア
△ヨシオ
ウエスタンラムール

《11Ｒ　ファンタジーＳ》
　ミスエルテで文句なし。デビュー前の調教内容から、楽勝はだいたい見えていたが、11秒７―11秒１―11秒５というレースラップを、もったまま。鮮烈という言葉がピッタリと当てはまる、衝撃的なスピードを久しぶりに見た。
　あまりのスピードと背腰の格好を思えば、来春は桜花賞からＮＨＫマイル？――たぶん将来は、６～７Ｆのスプリンターで大成を見るように思うが、ここは見おろしの単。
　大勢は二着争い。二の筆頭は中京・新潟1400ｍを、１分22秒１～２で走ってきたディアドラ。次いでりんどう賞２着のヤマカツグレース、札幌２歳Ｓ２着のブラックオニキスを本線に、ドロウアカード、アオアラシ以下へ流し馬券。

◎ミスエルテ
〇ディアドラ
▲ヤマカツグレース
☆ブラックオニキス
△ドロウアカード
アオアラシ
メイショウカリン

【福島】
《10Ｒ　磐梯山特別》
◎ミッキーシャンティ
〇マコトギンスバーグ
▲プレイヤーハウス
☆セシルクラウン
△バンダムザブラッド
チャリシー
フォーラウェイ

《11Ｒ　河北新報杯》
◎ハッピーノリチャン
〇アレスバローズ
▲スペチアーレ
☆ヤマニンマルキーザ
△トロピカルガーデン
ナイトフォックス
キングハート

《12Ｒ　西郷特別》
◎アイスコールド
〇トルストイ
▲ブライティアスター
☆ミスドバウィ
△マイネヴァリエンテ
マリーズケイ
ダブルイーグル

【新馬注目馬】（☆は最大５つ）
■東京５Ｒ　ダート1600ｍ
・レコンキスタ（ゴールドアリュール×ロイヤルティアラ）　☆☆☆

・ザッカリーア（エンパイアメーカー×エフティアクトレス）　☆☆☆

■東京６Ｒ　芝1600ｍ
・カケルテソーロ（ＭｉｚｚｅｎＭａｓｔ×Ｓｔｏｒｉｄａｗｎ）　☆☆

・キングリッド（キングカメハメハ×イングリッド）　☆☆

■京都５Ｒ　芝1400ｍ
・パールズベスト（キングズベスト×ハシッテホシーノ）　☆☆☆

■京都６Ｒ　ダート1400ｍ
・ハクサンベル（ダイワメジャー×オークヒルズ）　☆☆☆

■京都７Ｒ　芝1600ｍ
・クリアザトラック（ディープインパクト×クロウキャニオン）　☆☆☆☆