丹下倶楽部

丹下日出夫が監修するPOG(ペーパーオーナーゲーム)最強情報サイト

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回顧と展望

うらうらとした門別あたりの海岸線を、カモメのジョナサンがヒュルリと飛び交う。

 まったくもって、北海道は春である。

 昨日は浦河、今日は静内と、とどこおりなく産地馬体検査も終了。

 三日目の千歳の検査に備えて帰る道すがら、いずみ食堂の(競馬通なら、すぐわかる?)、かしわ茸天そばをワシワシとかき込み、助手席でウツらウツら。

 なんて言うと、まったく楽な仕事しやがってと思う向きもあるかもしれんが、今朝は5時起きで山田ステーブルを強襲して、朝飯前のひと仕事。

 ふふふ。函館2歳Sをギュイーンとブチ抜く馬を見つけちゃったもんね。

 浦河でも、手ごたえのある馬を3頭ばかり見つけた(実は産地馬体検査には出ていなかったりして)。

 明日から社台グループの産地馬体があるというのに、なんだかんだで、もう50頭近くの馬を、すぐにもリストアップ可能となったが、詳しくは青本を見てください。

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04.23.2008

「武豊の親類が詐欺!?の巻 第3回」

 1998年の4月の第3週は、4月20日(月)〜26日(日)でした。

 2008年の今年は、フローラS(東京)とアンタレスS(京都)と福島牝馬S(福島)が控えていますが、当時は、NZT4歳S(東京)、シルクロードS(京都)、そして、新潟開催がスタートしました。

 ●20日(月)には、とんでもない詐欺事件が発覚しました。

 警視庁赤坂署は19日「武豊騎手の親類である武宏平調教師になりすました男」を逮捕した。

 武宏平調教師は、ユタカの父・武邦彦調教師のいとこに当たる。

 「武宏平」という名刺まで作り、「メジロサイレンス」などと架空の馬名をでっちあげたり、「ユタカが騎乗するから、必ず勝つ」などと信用させて、「馬券を買って、後日、持ってきてあげるから、2万〜5万円ちょうだい」と言って、小銭を詐欺っていたのだ。

 エリアは銀座・赤坂・北海道・京都など各地のスナック。

 開店前後の客がまばらな時間帯を狙って現れるのが手口で、前年から40〜50人に詐欺を働いていた。

 この男、武調教師の兄弟が北海道で経営する牧場で働いていた経験もあったそうだ。

 とは言え、よくぞここまで引っ掛かったものだ。

 その頃のスナックって、そんなに儲かっていなかったのかなぁ。

 武宏平調教師の自宅には、100件以上の苦情が相次いだという。

 金目当てで、騙されて、人の責任にするなんて、そんな人には競馬をやる資格はない。

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04.21.2008

大根予想家を袈裟掛け

 仕事をサボって、「ペ」さんの韓国大河ドラマ“太王四神起”、全24巻を観てしまった。

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 うむむ。どうしましょうたら、どうしましょう。

 焦りに焦り、眠っているつもりでも、頭の中では懸命に原稿を書いているんですけどね。

 小説家だか漫画家サンが、仕事をすっ飛ばして逃亡するのは、たぶん、こんな時なんでしょう(笑)。

 高橋源一郎先生、手塚治虫先生。

 編集者を上手く撒く方法があったら、ぜひ教えてください。

 あ。そうだ。月曜日から北海道へ行くんだったよな。

 確か北海道は、山だの谷だのがあって、千歳から門に入る前と、静内をすぎたあたりで、ケータイが通じなくなるんですよね。

 そういうワケで、編集者諸君。電話しても、急に消息不明になることがあるかもしれないので、あしからず(笑)。

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04.19.2008

cats and dogs

 ヤンキースの松井。昨日の激走の影響か。金曜日はベンチスタート。

 うーん。そういえば、8回裏に敬遠で代走を送られたとき、心なしか片方の足を引きづっていたような…。

 でもって、松井のいない今日のヤンキースは、ベケットに手も足も出ず。早々にテレビを離れたが、仕事がはかどっていいかも(笑)。

 でも、土曜日は松坂が先発予定なんだよね。

 午前中は仕事どころじゃないだろう。大リーグがあるのも、よしあしだよなぁ…。

 なんて、夜来の雨と風に、我が家の小心な駄犬が、「ここ降るなワンワン」と、一日中やかましい。

 高校一年の時の、英語のグラマーの時間で、大雨が降ることを、

 「It rains cats and dogs」

と、決してグラマーとはいえない女教師から習った覚えがあるが、スペル合ってる?(笑)。

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04.18.2008

「さいてーの桜花賞」

 トールポピーオディールポルトフィーノ

 長くPOGをやってきたが、GⅠレースにこれだけ有力馬を複数出すのは珍しい。

 しかも、他の出走馬のなかに、持たれている馬はほとんどいない。

 いても人気薄ばかり。

 こんなシチュエーションで迎えるレースは今までにあったか。

 あるわけがない。

 最高の桜花賞だ。

  

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04.17.2008

神経質すぎてもいけない

 そうか、10年前は、木曜日に枠順が発表されるようになっていたのか。

 確か本紙担当(分担制)となった最初の年は、前年の夏のローカルの福島開催からだったような気がする。

 クリキントンの指摘通り、伝馬の前日までに、1レースの未勝利戦から、◎○▲から△の1番から2番という順番で、除外を想定して、多いときは12個くらい△をつけ、金曜もしくは土曜朝。伝馬が発表となる、午前10時に合わせ、9時すぎから会社に待機。

 現場から、「あの馬が想定に入った。いや、3レースに回って、乗り役は誰それ」云々の電話を編集者が受け取り、会社に詰めている予想陣に発表する。

 伝馬発表の10時直前。わずかな時間帯だが、各レースごとに除外馬が決定。

 その一瞬の間隙を突いて、自分の打った印の順番を読み取り、ときには少し印を動かしたりもしたが、大概は前日までに決めた順番通りで、作業は大変だったが、みなさんが思うほど神経質ではなかったように思う。

 つまり、予想とは、基本的に最初に能力ありき。

 もちろん、クリキントンのいう展開も大事。

 例えば中山の1200ダートなら、最内よりは外がいいに決まっているが、ポイントとなる能力(血統・調教・距離・芝ダート適性の見極めを含む)を読めなくては、展開も枠順もない。

 個体能力の見極めがブレると、結局一日12レースの予想が成り立たない。

 データ処理や各馬の能力を把握する、一日一日の積み重ねがあって初めて、予想が成り立つワケです。

 もちろん、たまには展開で予想も打つが、「展開重視の予想(この場合“偏重”?)」という考え方は、どうなんでしょうね。

 トータルしてみれば、能力重視のほうが、いい結果が出る(たぶん)。

 ま、ジタバタしてもいいことはない(笑)。

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04.15.2008

「今村騎手、超難産の巻 第2回」

 たった1回で、好評連載となった「あのとき、丹下は?」の第2回は、1998年4月の第3週。4月13日(月)〜19日(日)までとなります。

 ●週半ばの15日に、「この秋から、木曜日に出馬投票が行われる」との発表があった。

 これまで、出走馬・除外馬の確定は金曜日に行われていたが、除外ラッシュの傾向にあり、その対策をとったのである。

 マスコミ側としても、これはありがたかった。

 当時、新聞社は、金曜日の朝に出走馬が確定するや、紙面を刷り始め、何とか昼前までに店頭に並べるという力仕事を強いられていたからだ。

 予想家もそうだ。

 丹下たちは、木曜日中に「想定された出走予定馬」で予想をしていた。

 ◎から順番に、1,2,3……と番号を振って、10頭前後は考えておかなければならない。

 翌朝、予想した馬に除外がいなければ、1が◎、2が○、3が▲、4が△1番手……とすんなりいく。

 しかし、1と3と5が除外になれば、2が◎、4が○、6が▲、7が△1番手……というように、順繰りに格上げしていく。

 こうして、◎から△3〜4頭までに収まることになる。

 ここで、問題が起きていた。

 単純に、上から順番に予想を繰り上げていいのか、という問題である。

 とくに、「展開重視」の予想家は悩んだ。

 1を「逃げ馬」とし、それが除外になったとする。

 2は、1が逃げるという前提に立っての2であるのだから、逃げ馬が除外になって、2を◎にすることはできない。

 金曜日の朝に、改めて、予想を組み直さなければいけないのだ。

 だが、そんな時間はない。

 かくして、二律背反に陥るのだ。

 そういうわけで、この「木曜日確定」は以前から望まれていた対策であった。

 これにより、その秋からは、格段と的中率は上がった(はず)。

 印刷所も、ゆっくりと仕事ができるようになった。

 めでたし、めでたし。

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04.14.2008

なのに貴方は大阪へ行くの

 あらら。ポルトフィーノが、桜花賞の出走を取り消しちゃったよ。

 「なんか、ワケありみたいな情報が流れているみたいですけど、明日の日曜日は家族を伴って、桜花賞のポルトフィーノを応援してきます」

と、当ブログの管理人は、意気揚々と西へと旅立ったハズだが、生意気にもポルトフィーノの一口馬主だったりする。

 高校・大学に就職と、超エリートコースを歩んできた管理人と、たぶん正反対の道を歩んできただろう、山田乗男のほくそ笑みが目に浮かぶようだが、気を取り直して今宵は、子供を寝かせたあと、奥さんと二人でポルノフィルムでも見て、うっぷんを晴らしてくれ。

 でもって、遅咲きの子供でもできたら、「姥桜」とでも命名しなさい(笑)。

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04.12.2008

「買いたい馬がいないよ」

 なんか10年前の桜花賞の印がどうとやら、とかいう話になっているようですね。

 ちなみに10年前の私の予想は覚えていません。

 なにせ的中しなかったレースはすぐ忘れるもので。

 ちなみに当たった桜花賞の思い出は、初めて当たった桜花賞、1着ブロケード、2着テンモンのとき。

 ブロケードは3戦3勝でトライアルも圧勝。

 テンモンは牝馬ながら朝日杯、京成杯で牡馬を蹴散らした女傑。

 ここはクイーンC3着後でしたが、2度続けて無様なレースをするような器じゃないとみて狙いましてね。

 この2頭が抜けているから1点しか買えないと勝負したら、確か1000円以上ついたような。

 おいしい馬券でした。

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04.12.2008

思いでボロボロ

 「10年前の桜花賞の、丹下の印は何だったのか」

  栗岩NEW太郎クンは、昨日のブログで、そう投げかけてきたが、実はこの次は原稿をキチンと丹下が書けよという、無言のプレッシャーではあるまいか。

  どうせなら、暇でネタの少ない、山田OLD乗男に振ってもらいたかったが(笑)、ワタシは2着のロンドンブリッジか、ロッチラヴウィンクに本命を打ったような気がする(よく覚えていない)。

 当時はクリキントンの指摘通り、ワタシは本紙担当ではない。

 チビ予想のお気楽なコラムニストだったハズだが、ロンドンブリッジに◎というのなら、

 「ロンドン〜ロンドン。ゆかいなロンドン」(キャバレーのCM。知らねえか)という見出しを打ちたいがためだけの、本命だったかもしれない。

 なんて、その桜花賞には、エアデジャヴーにエイダイクインにラティール。ワタシのPOG出走馬はアマートベンで、10ウン着に惨敗(笑)。

 でも、今思うと個性派牝馬が多かったし、繁殖牝馬として脂の乗り切った現在。再びPOGで、その仔どもたちを指名している自分がいたりする。 

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04.11.2008