ひゅるひゅるっと風が吹く
木の芽の膨らみを誘う、やさしい春の雨が降った。
週間天気予報を見ると、北海道の最低気温が0度に近付いている。
北の大地も、今度降るのは雪ではなく、根雪を溶かす雨だろうか。
山賊の酒盛りのような日が続いた一週間だったが、新しいパソコンも無事起動。
若いパソコンをどう鍛えようかと、思案しているが、便利になったのはわかるが、相変わらず使い方がサッパリわからん(笑)。
無謀にも、このPCを引っさげて、北海道から原稿を送ることを考えているが、ママ。パニックになったら、すぐ電話をするから、ケータイを離すなよ(笑)。
おっと、そうだ。酒盛りでチョーシに乗り、この忙しい時に、どこぞのカラオケバーにケータイを置き忘れてしまった。
某サラブレッドクラブの編集者から、
「落ちます、落ちます。原稿が落ちたら、僕も東京タワーから落ちます」という、
悲痛な留守電が数本(無視?)。 でもって、日本農業新聞の担当サン。ケータイが戻ったのはいいんですが着信が異様に多くて、どれに返信していいのやらわからなくなってしまいました。
申し訳ありません。 このブログを目にしたら、改めて連絡ください。
なんて、そんなドタバタも、酒を口にするとどこへやら。
中山サン、石橋サン。北海道へ行ったら、社台グループや、下川辺牧場に預託してある2歳馬のアレコレを、おごってもらった河豚の白子にかけて、精査してまいります。
牧場のみなさん。北海道での酒盛りの準備は、よろしいですか(笑)。
そんな毎日を送りながらも、これからの進むべき道が、少し見えてきたような気がするが、とりあえず予想を怠けちゃいけない。
中山牝馬S。フィリーズレビューの予想のアレコレは続きをクリックしてね。
【中山牝馬S】
ハンデ戦というのは、当然のことだが、重量が増えるよりは減るほうが有利。
特に牝馬限定のハンデ戦というのは、斤量により敏感にならざるをえない。
ハンデ戦の負担重量は、まず与えられた斤量で連対実績があるかどうかも、重要なカギとなるが、ニシノマナムスメは勝ち鞍はすべて53㌔。
Hレベルの3歳牝馬世代の中でも3番手にいるレインダンスも、初の56㌔と立て直しが微妙だ。
中山巧者のコスモマーベラスも、56・5㌔で、0秒5㌔増がデリケート。
どの馬を選んでも、「この重量でも、クリアできるハズだ」という、願望としての本命になってしまう。
イクスキューズも、勝ち星は三つは、いずれも54㌔。ただ、54㌔でレコード勝ちもあるし、3着に敗れたとはいえ、牡馬を相手のラジオNIKKEI賞で、56㌔を背負い3着入線の実績は特筆モノだ。
前走のファイナルSは、関西への輸送で馬体が寂しくなったのが敗因。中間の追い切りで坂路49秒台があるように、立ち直っている。
◎イクスキューズ
○ニシノマナムスメ
▲レインダンス
☆コスモマーベラス
△アルコセニョーラ
ダンスオールナイト
ハロースピード
マイネカンナ
【フィリーズレビュー】
前半の3Fのタイムと後半のソレがブレが少なく、確たる走破タイムがある馬というのは、立ち回りが上手。折り合い面に苦労がないぶん、脚質にも幅が生まれ、OPや重賞奪取に向かい、戦法を固めるやすい。
ラベの新馬戦は、前後半の3Fは、34秒9−35秒0で1分9秒9(先行抜け出し)。
二戦目の1400m戦は、一転36秒2−34秒6と、後半の上がりに比重が高くなってきたが、タメを利かせた追い込み馬としてのモデルができた。
ただ、410〜420㌔台の小柄な牝馬。二走前の紅梅Sのように、道中他馬にコスられる危険性も伴う。
しかし、前走のエルフィンSでは、ポルトフィーノに軽く封じ込まれたとはいえ、ゴール前しぶとく2着に浮上。
湿り加減で決め手を削がれるしぶい馬場で、しかも閉じ込められやすい最内の1番から、グイと抜け出した内容をみると、ある程度モマれる競馬にも馴れてきた。
1400mなら、まずスローはないし、マイルよりは持ち前の瞬発力が生かしやすい。
極端な不良馬場や大幅な馬体減でもない限り好勝負。
エイムアットビップは、りんどう賞で1分21秒0。ファンタジーSを1分21秒3で2着。
阪神JFで差す競馬もできたし、明らかに格上。
しかし、軽いとはいえ一週間前に熱発。
もともとテンションが高く、イレッポの馬だけに、暴走の可能性も捨てきれない。
紅梅Sは、時計や着差以上に余裕のあった、エーソングフォーが一角崩し。
ダートとはいえ、同日の古馬準OPと互角の時計で楽勝した、ミゼリコルデを惑星に警戒。
◎ラベ
○エイムアットビップ
▲エーソングフォー
☆ミゼリコルデ
△レジネッタ
エイシンパンサー
ペプチドルビー
ビーチアイドル