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「カリスマだった二人の巻 第5回」

 4月末、香田晋のデビュー20周年記念曲「艶歌師」が発売されました。

 これは、「作詞・阿久悠×作曲・三木たかし」というゴールデンコンビが10年前に生み出した傑作です。

 そのキャンペーン、並びにカラオケ用の撮影が、四谷・荒木町で行われました。

 カラオケで歌うと、丹下や当ブログの金ピカ管理人も行ったことのある小料理屋「奈美」が映っているそうです。

 また、私の知り合いの「流しの新さん」も協力出演しています。

 みなさん、ぜひ、練習して歌ってください。

 いいですか、出だしは「♪どなたか、ご存知ないですか。12で離れた妹を〜」ですよ。

 さん、はい。

 さて、その「艶歌師」が生まれた10年前。1998年の今週は、5月4日(月)〜10日(日)でした。

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 ●5日(火)、カリスマ騎手として競馬界を牽引し、この年に調教師に転身した田原成貴師が、美浦トレセンの藤沢和雄厩舎に「厩舎留学」しました。

 「藤沢流」と呼ばれる英国仕込みの独自の調教法を学ぶためだそうです。

 関西の厩舎開業前の調教師が、関東厩舎に滞在して修行するのは、初めてのこと。

 この日は、さっそく、NHKマイルCに出走予定のロードアックス(岡部幸雄騎手騎乗で、結果は、3番人気9着)など数頭の調教をつけました。

 藤沢師は、「いろいろと吸収していってほしい」とコメントしましたが、その後のアレコレを思うと、いったい何を吸収したのでしょうか。

 「吸収」ではなく、何か悪い薬でも「吸飲」してしまったのでしょうか。

 また、7日(木)、開業を控えていた川崎競馬の山崎尋美師も、同じく調教ノウハウを学ぶために、藤沢厩舎の門をたたきました。

 地方の技術調教師が、JRA調教師の元で研修を行うのも初めてのことでした。

 ちなみに、今年(08年)3月、藤沢調教師の著書『GIの勝ち方〜サラブレッド金言108〜』(小学館)が発売されました。

 GI22レースについて、どんなタイプの馬が勝てるのか、が書かれていて勉強になります。

 ●この年デビューの内国産新種牡馬は、ウイニングチケット、サクラバクシンオー、トウカイテイオー、ビワハヤヒデ、フジキセキ、メジロパーマーなどでした。

 6日(水)、ウイニングチケットが、そのトップを切って勝ち名乗りをあげました。

 札幌競馬場で行われたホッカイドウ競馬の3歳新馬ダート1000mで、エレガントウィナー(牝)が逃げ切ったのでした。

 ●7日(木)の「スポニチ」に記事があったのですが、4月末にランフランコ・デットーリ騎手が、フランスの有名ブランド「イヴ・サンローラン」と、モデル契約を結びました。

 雑誌や新作発表会でモデルを務めるほか、フランキーが公の場に出る際には、必ずサンローランのスーツを着用することになる、とのこと。

 サンローラン側は、「彼の持つカリスマ的キャラクターが、社のイメージにぴったり」と起用の理由を語ったそうです。

 その2年後2006年6月1日、フランキーの乗った双発プロペラ機がニューマーケット競馬場で離陸に失敗。

 パイロットは死亡、同乗していたコクレーン騎手は、意識はあるが怪我の程度は不明、という大事故に遭ったのですが、フランキーは右足首骨折・手の親指負傷で済んだ。

 そして、2ヶ月後にはレースに復帰するのだから、まさに「神がかり」と言おうか、カリスマの面目躍如でした。

 ちなみに、6月4日の安田記念では、ディクタットに騎乗予定だったが、そういうわけで、オドノヒュー騎手に乗り替わって2着でした。

 このときではなかったかも知れませんが、井崎脩五郎さんが、村田英雄の「皆の衆」を替え歌にして「オドノヒュー」を唄っていたのを覚えています。

 いいですか、出だしは「♪皆の衆、皆の衆、嬉しかったら腹から笑え、悲しかったら泣けば良い〜」ですよ。

 さん、はい。

 ●生還したフランキーですが、悲しい事故もありました。

 9日(土)午後3時ころ、岡山県倉敷市児島(ちょうど、鷲羽山の麓あたり。瀬戸大橋の近く)の国道430号で、会社役員Yさんの乗用車が反対車線に飛び出し、当時、松永善晴厩舎に所属していた厩務員の馬場秀輝さんの乗用車と正面衝突してしまいました。

 馬場さんは、亡くなってしまいました。

 有馬記念で3年連続3着、重賞4勝馬ナイスネイチャの担当厩務員として有名な方でした。

 ナイスネイチャを通じて知り合った競馬ファンの結婚式に立ち寄った帰りの事故だったそうです。

 ●さて、この週はGIがお休み。

 もっとも注目されたレースは、「第5回青葉賞」でした。

 1番人気スターパス(角田晃一)、2番人気タヤスアゲイン(柴田善臣)、3番人気エスパシオ(横山典弘)。

 エスパシオが単騎で逃げて、5F62秒8のSペース。

 3番手を追走したタヤスアゲインが勝ち、道中、これをマークしていた10番人気メジロランバート(吉田豊)がクビ差の2着でした。

 馬連は、1万9540円のマンシューでした。

  

 カーカーカー。

 さて、この青葉賞。

 当時39歳の丹下の、◎○▲は何だったのでしょう。

 そして、的中させたのでしょうか。

 その答えは、丹下が次回のブログでご報告いたします。

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