ゲゲゲの馬
NHKの連ドラ、ゲゲゲの女房を見ている。
第一回からキチンとというわけではなく、見始めたのは最近1カ月くらいだが、島根県の方言は、どこか故郷のモノ言いに近しい。
水上しげるサンの“悪魔くん”は、少年時代のど真ん中。
田んぼのカエルを捉まえて、
「エロイムエッサイム・エロイムエッサイム。我は求め訴えたり。好きなあの娘になぁ〜れ」と、魔術に勤しんだものである。
関係ないが、近しいKクンは(あえて名を秘す)、今でも同じような呪文を、オグリキャップのぬいぐるみに向かって、「エロエロエッサイム」と、毎夜唱えているそうだ。
小学校高学年から高校にかけ、月〜金の夕方6時から、フジテレビ系の西日本放送は、仮面の忍者・赤影。ゲゲゲの鬼太郎、アタックナンバー1。そして、アルプスの少女ハイジに、フランダースの犬を放送。
部活が終わって、その番組に間に合うよう、徒歩20分の通学路を5分で駈けたもんです。
おかげで、M中学校のイカンガーか瀬古か。駅伝ランナーにもなれたワタシである。
なんて、20代前半まで、少年マガジンと少年サンデーを読みふけっていた、そこらの兄ちゃんと変わらないオレだが、水上しげるサンの漫画は、戦争モノのほうが、よ〜く覚えている。
ニューギニアだかどこかで、蚊にうなされた話が印象的で、もし南方に戦闘部隊として派遣され、栗岩太郎とワタシが二人っきりでジャングルに放り出されたとして、より多く蚊に刺されてマラリアに苦しむのは、いったいどっち?
アサクサ気になる。
パプア・ニューギニアの、競豚だか競鶏評論家を名乗る、事情通の栗岩太郎クンに、今度話を聞いてみようっと。
プランスデトワール発進。
丹下厩舎のあの馬が、木曜追いで、「ゲゲゲ」の時計をマーク。二週間後、どんなふうにマスコミは、あの馬を取り上げるのだろう。
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