走れ走れ
土曜日、午前10時。日曜日の競馬の出走確定を待って、原稿の最終チェック。
昼過ぎに、東京競馬場へ。
今日は、学習院の、やんごとなき方々との、一年に一度のOB会。
大学は違うのに、10年近く、何故かこの会に参加させてもらっていますが、9レースには、悪徳馬主の愛馬も出走。
北海道の牧場から、メインのユニコーンS、明日の安田記念の出走馬の育成を手掛けた、近しい人もやってくる。
あちこちで、好ファイトの一日になりそうですが、明日の日曜日は、競馬終了後、キャロットクラブのパーティーと、BS11の打ち上げ。
お世辞でもなんでもなく、競馬が好きという一点さえ同じなら、悪徳馬主も会員さんたちとのアレコレも、ボルテージは上がるし、会話に退屈がない。
まあ、競馬以外の話は、下ネタくらいしかできないけれど(笑)。
春のGⅠシリーズも、終わりが近づいた。安田記念の予想は、以下の通り。
【安田記念】
ダノンヨーヨーは、今季緒戦の東京新聞杯を7着。続くマイラーズCも、じれったい3着に敗れたものの、春の最大目標は、あくまで安田記念。
心身がかみ合ったときの破壊力は、1分31秒8のレコードで決着した、昨年のマイルCSの上がり33秒6の豪脚が証明。ちなみに条件戦ではあるが、当該マイルで上がり32秒7も計時。鞍上は慎重かつ大胆なウイリアムズ。大一番の安田記念仕様に、同馬の特性やクセを、じっくり研究してくるハズだ。
相手はアパパネ。現役最強馬ブエナビスタを、ヴィクトリアマイルで一蹴。1分31秒9という記録があれば、牡馬に混じっても一歩も引かない。
ただし前走は、ブエナを相手の、全身全霊をかけての、乾坤一擲の走りと造り。体調維持が少し心配だ。
思わぬ疲労が残るようなら、スマイルジャックが一角崩し。前走のマイラーズCは、スローも重なり6着に終わったものの、上がりは最速。地力の片鱗は示している。
ストロングリターンも、二走前の難波Sの1分45秒4、京王杯SC・1分20秒1で、GⅠ圏内に追いついた。1㌔増の58㌔でも、少なくとも京王杯組のシルポートやジョーカプチチーノには負けない馬になった。
昨年の安田記念は11着に惨敗ビューティーフラッシュだが、一年を経て、世界屈指の強豪ひしめく香港マイルシーンの一翼を担う馬へと成長。香港勢のもう一頭サムザップも、東京コースは脚質にピタリ。日本勢をまとめて負かすシーンも十分考えられる。
◎ダノンヨーヨー
○アパパネ
▲スマイルジャック
☆ストロングリターン
△ビューティーフラッシュ
サムザップ
リアルインパクト
(※毎日新聞関東版・6月4日夕刊。原文より)
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