今年のＪＲＡのテーマは、”クラブ競馬”ですよね。

　年明けから新ＣＭもバンバン流れているが、しかしあのＣＭ。三つのパターンが連続して初めて、そういう意味なのかと納得させられたりするが（細切れだと意図することがわかりにくい）、実は先週ですね。

　西船橋の競馬場行きのバス停で、クラブ競馬もどきのカップルを発見。

　競馬場内でも、

　「やや重って何？不良馬場って何よ？井崎って誰？丹下って変態？」ーーてな競馬新カップルが、けっこうたくさんいるんですね。

　やたら熱いというか。暑苦しいだけだった去年のＣＭと違って、同じ「ライブ」系でも、今年のほうが的を得ているのかもしれないが、競馬場にくるカップルをよく観察すると、オナゴはみんな、自分を蒼井優（自称マドンナ）と思っているフシがある。

　宮嶋千佳子女史と目黒貴子タンが揃って曰く。

　今現在の日本の若いオナゴたちは、

　「女優の誰それに似てるぅ〜」という際に、一番多い誰それ似が、蒼井優なんですって（実際は、あびる優に似ている場合でも、本人は蒼井優を主張か？）。

　なんて、蒼井優サンは、特徴がありそうで特徴がない女優である。

　従って、「半分蒼井優」が日本には現れやすいという下地がある。

　しかも、オジさんはみんな佐藤浩市気分。

　あひるユウを連れた若い兄ちゃんは、オレは小池鉄平（字はあっているのかな？）くらいにカワカッコイイ（可愛ゆくてカッコいい？）と思っているのか。

　その点において、ＪＲＡのＣＭの人選は当たり。

　佐藤浩市とすべてにおいて対極にいるだろう、Ｋ岩太郎にもマドンナが現れ、幸あることを祈る。

　というワケで、ＡＪＣＣ・平安Ｓのアレコレは、続きをクリックしてね。

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　【ＡＪＣＣ】

　ドリームパスポートの主なＧⅠ戦績を並べてみると、

　●皐月賞　　２着

　●ダービー　３着

　●菊花賞　　２着

　●ＪＣ　　　　　２着

　まだＧⅠには手が届かないものの、知っての通り実績ではメイショウサムソンに迫るトップランクの馬だ。

　しかも、1800〜2000ｍでは、

　●きさらぎ賞・1800ｍ　１着（２着はメイショウサムソン）

　●神戸新聞杯・2000ｍ　１着（２着はメイショウサムソン）

　タメにタメて菊花賞を２着したこともあるが、本質は2000ｍ前後のミドルディスタンスホースなんでしょう。

　なんて、つい先月の有馬記念では、４コーナーで躓く不利もあったり、ウチパクが跨っても有馬記念を４着（一昨年）。阪神大賞典では、アンカツでさえ持って行かれた難しい馬。

　ま、内回りの2500ｍと違って、今度はゆったりとした外回り2200ｍ。少なくとも前走の有馬よりは、ゴチャつきも少ないに違いない。条件的にはベスト。たとえ取りこぼしても、２着はハズさないか。

　逆転があればアドマイヤメイン。

　菊花賞では、前記ドリームパスポートの３着に屈したが、菊史上でも３本の指に入る乱ペースの菊を、自らが演出して３着は、上位二頭より内容は上といってもいい。

　その激走の反動、続く香港遠征で疲労が抜けきれず、少し低迷した時期もあったが、前走のディセンバーＳは、58秒１−１分34秒７というＨペースを強引に先頭に立っての４着。久し振りに、この馬本来の競馬ができた。

　スンナリと単騎逃げが絶対条件になるが、2200ｍならマイペースを作りやすいし、扱いの難しいドリームパスポートが馬群を捌くのに手間取れば、アッサリ単まで。

　その他、トウカイトリックやシルクネクサスもいるが、絶対能力や2200ｍの距離適性という点において、上位二頭とはやや力が離れているような気がする。二頭の馬単表裏を大本線に、勝負手のＡＪＣＣなんじゃないかな。

　◎ドリームパスポート

　○アドマイヤメイン

　▲トウカイトリック

　☆ブラックアルタイル

　△シルクネクサス

　　エアシェイディ

　　トウショウナイト

　　ダブルティンパニー

　

　【平安Ｓ】

　ＪＣダート・東京大賞典と、高いレベルで好走を続けるメイショウトウコン。58㌔もエルムＳ勝ちで経験済み。目に見えない疲れさえなければ、得意の京都なら連軸不動。

　逆転あればドラゴンファイヤー。マコトスパルビエロ、クワイエットデイが本線。

　◎メイショウトウコン

　○ドラゴンファイヤー

　▲マコトスパルビエロ　

　☆クワイエットデイ

　△フェラーリピサ

　　サンライズレクサス

　　ロングプライド

　　マイネルアワグラス

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