平穏な晩夏
新潟の行き帰りに、毎年一度。客席にも人が立っているような混雑に見舞われるハズなのに、今年はソレがない。
日めくりというか、お盆の帰省のアレコレの人々のスケジュールが、上手くいっているのかしらと、ずっと思っていたが、奇妙な夏である。
おかげで、気の小さいワタシも、何故か新潟の道中のどちらかは、小一時間くらいはノンキに鼻チョウチン。
会社でも、ガバリと机にうつぶして寝たら、気持ちがいいだろう。
シエスタのおかげで意外に予想も当たるに違いない——なんて思ったが(笑)、昼寝を必要とするといいうことは、夜がデタラメで、そうだ。
土曜日は、二軒目に行った、新潟の古町のスナックで、お金を払うのを忘れても帰ってしまった。
ホテルに帰って、慌てて店に電話したら、
「あら。いいわよ。いいのよ、丹下ちゃん」
と言われたが、何がいいんでしょうかね(笑)。
なんて、確かママに、明日の札幌記念は、シルクフェイマスから流すと、アドマイヤムーンなんかの人気どころでも万馬券だから、馬券を買おうよとそそのかし、100円玉を三枚、逆に手にして帰ったりして(笑)。
実は、酔っ払っていて、そんなこんなのやり取りも、一緒にいたMサンから聞かされて、やっと思い出したりしたんだけど、きっと忘れると思い、Mサンに300円を渡していたので、馬券を買い忘れなんてことにならず事なきを得た
(酔っ払いの、長年の知恵か)。
残念ながらシルクフェイマスは、ハナを切れず、もがきながらの中位失速。
「出たなりでハナを切れるようなら、逃げてくれ」
と、五十嵐ジョッキーに陣営が言っていたようですが、
「もっと違う乗り方があった。僕の積極性が足りなかった」
と、五十嵐クンも言っていたのが、少し救いだったかなぁ。
予想を組み立てる側も、馬券を買ってる人にとっても、たとえ失敗したとしても、なにがしかのエクスキューズか欲しいもんです。
いつもいつも失敗してばかりのワタシが言うのもナンですが、敗因は馬とそれに携わる人の半分々。
そこのところを、ハッキリと意識している厩舎や騎手こそ、将来があると思います
(言いながら反省)。
なんて、NSTオープンで、シンボリエスケープを本命にしたら、その前に土曜・日曜と、蛯名クンが落馬してしまった。
「丹下サン。テレビで本命云々を言っていたけど、大丈夫?」
アチコチでヒヤカシの声も聞きましたが、なんか久しぶりに日曜日のメインの予想を当てたような気がして、新潟駅の売店で、気分がいいついでに、宮嶋サンに600円の黒崎茶豆を奢ってしまった(笑)。
月曜日は、ヤンキースの対レッドソックス5連勝を見届けて甲子園決勝。
早稲田のピッチャーの投げ方は、テイクバックを大きくとる日本人投手と違って、大リーガーにちょっと似たりして。
もちろん大リーガーでも、球速だけにこだわるヤツは、腕も折れよと振りかぶって投げるが
(選手寿命が短いし故障が多い)、
例えば今日見たレッドソックスのシリングや、マダックスや元ヤンキースのアレ
(アストロズにいる“ロケット”。名前が出てこない)
は、腕をたたんで出所をわかりにくくして、しかも無理のないフォームなんですね。
早稲田のピッチャーの斎藤クンは、ひょっとしたら若い時分から、大リーガーを意識していたのかもしれないなぁ…。
夜は新宿の紀伊国屋書店の前で編集者と待ち合わせして、9時まで雑誌の対談。
先週の水曜日にも新宿で打ち合わせがあったが、つい深酒して、間をもつ栗チャンに説教してしまったので、反省を頭に入れながら慎重に仕事を消化。
三丁目の、「オカマバーに行こうよ」という言葉も封印です(笑)。
さて、来週は新潟記念。
スウィフトカレントを軸に、予想を展開しようと思っていますが、水曜日以降の調教等でアレコレを。
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