一瀬恵菜の“イチ”推しPOG2025-26(牡馬編)

皆さんこんにちは。地方・中央ともに競馬を愛し、毎日の競馬ライフを楽しんでいる一瀬恵菜です。
丹下さんとはnetkeiba「まるごと必勝チャンネル」で共演させていただいております。最近はなかなか収録でお会いできず寂しいのですが、今年もこちらで「一瀬恵菜の“イチ”推しPOG」を担当する機会をいただき、とても嬉しく思います!
まずは牡馬編! 昨年の推し馬からはサトノカルナバルがデビューから2連勝で函館2歳Sを勝利。2歳重賞から活躍を見せてくれて、楽しい1年となりました。今年の“イチ”推しチョイスもよろしくお願いいたします。
【牡馬編】
・グランマエストロ(父エピファネイア 母グランアレグリア)
名牝グランアレグリアから待望の初仔が登場!
サンデーレーシングでの募集価格は1口500万円と、募集番号1番から衝撃が走りました。
過去の高額募集馬に目を向けると2002年産サムライハート(父サンデーサイレンス 母エアグルーヴ)が1口550万円とトップ。本馬は2007年産ルーラーシップ(父キングカメハメハ 母エアグルーヴ)1口450万円を上回る価格帯であり、出資価格から見ても大注目です。2代母タピッツフライの血を繋ぐ唯一の存在がグランアレグリア。母自身も初仔でしたから、輝く栗毛の馬体でクラシック戦線を賑わせてほしいです。
・アウダーシア(父キズナ 母リリーノーブル)
母自身は6戦して複勝率は100%。1600mで5戦し、ラストランとなったオークスで2400mに挑戦しました。アーモンドアイ、ラッキーライラックなど、その後の活躍も目立ったハイレベルな牝馬路線で好走していましたから、その能力に評価は高まります。初仔のデンクマール(父モーリス)は2戦2勝馬で、デビュー時から544㎏と馬格もしっかりしていました。半兄は7月にゲート試験を合格したのに対し、こちらは4月頭に試験を突破。早期デビューも狙えるかもしれません。
・ラヴィレット(父サトノダイヤモンド 母ギエム)
母は不出走でしたが、これまで輩出してきた産駒は全て勝ち上がっています。特に2020年産ショウナンバシット(父シルバーステート)は牡馬3冠クラシックに全て出走するなど、まさにPOGを楽しめそうな血統です。喘鳴症の手術を行っていますが、5月生まれながら馬格はしっかりとありますし、状態が整えばメキメキと鍛えていけそう。成長力には注目です。
・ドンテスタマスター(父コントレイル 母インディアナギャル)
母は2005年生まれのベテラン。産駒には17年朝日杯FS勝ち馬のダノンプレミアム(父ディープインパクト)がいます。それ以降、重賞で活躍する馬は出ていませんが、2019年産ダノンジャッカル(父ディープインパクト)が2勝クラスまで勝ち上がっていました。他の兄姉はロードカナロア産駒が多かったのですが、今回はフレッシュなコントレイルを配合したことで、父系に再びディープインパクトが加わりました。配合的にも楽しみですし、オーナーは藤田晋さん。コントレイル産駒も数頭所有されていますから、中でもこの馬に注目してみたいです。
・イトシサ(父インディチャンプ 母アルビアーノ)
セレクトセールでは1億2100万円。母はデビューから3連勝でフラワーカップを勝ち、NHKマイルCでも2着に好走。古馬になってからは16年高松宮記念でも3着と1200m~1600m路線で活躍しました。父インディチャンプの活躍した距離も母と類似している点が多く、3歳マイル路線を賑わせてくれそう! 父の初年度産駒という点も楽しみです。
・クールフィデル(父サートゥルナーリア 母デルマコイウタ)
エピファネイアとの配合で3頭がデビューを迎えていて、1歳上のフォーキャンドルズが産駒初勝利を飾りました。サートゥルナーリアとの配合は初ですが、シーザリオの血を引く点は変わりません。2代母エアデジャヴーの産駒には父の母シーザリオと牝馬クラシックを盛り上げたエアメサイアがおり、母父にはディープブリランテ。個人的に好きな馬が集まっている配合ということピックアップさせていただきました。
・クラリティサウンド(父ハービンジャー 母クリアサウンド)
母は7戦2勝、2着1回、3着3回、着外は新潟2歳Sで4着のみと抜群の安定感を誇る1頭でした。22年は空胎で本馬が初仔にあたります。母父キズナのデータはまだ少ないですが、父としての活躍は素晴らしいですし、期待が高まります。ハービンジャー産駒も毎年活躍馬を輩出していて再注目の種牡馬でしょう。
・スペルーチェ(父レイデオロ 母レーヴディソール)
セレクトセールでは6600万円で取引。母レーヴディソールは9月のデビュー戦からデイリー杯2歳S、阪神JF、チューリップ賞をいずれも上がり最速の脚で4連勝を飾っています。個人的に好きな一戦はチューリップ賞。持ったまま馬なりの手応えで4馬身差つけた内容は、衝撃の走りでした。これまでキングカメハメハ系統の種牡馬と配合されてきましたが、その中でレイデオロは初の組み合わせ。母と同じく芦毛の馬体ですし、デビュー戦が待ち遠しいです。
・マイケルバローズ(父ロードカナロア 母アルーリングハート)
2代母アルーリングボイスはスプリント戦線で活躍し、2歳時に重賞2勝を挙げました。古馬になって挑んだ2008年阪神牝馬Sでは上村洋行元騎手(現調教師)が騎乗しており、上村厩舎に本馬が所属予定というのも、縁を感じるポイントです。母アルーリングハートの初仔イルクオーレは中央で3勝を挙げていますが、本馬はその全弟にあたります。父ロードカナロアとの組み合わせはそれ以来となりますし、上村厩舎はロードカナロア産駒のべラジオオペラを管理されていますから、GⅠの舞台に駒を進めてほしいです。
・トロフィーポーズ(父ナダル 母ディーパワンサ)
母ディーパワンサの産駒は毎年こちらで指名していますので今年もピックアップします。
キャロットクラブではお馴染みシンハリーズの系統。2代母ポロンナルワは芝馬に限らず、ガルヴィハーラ(全日本2歳優駿3着)も輩出。ナダル産駒の累計勝利数もダートでの勝ち鞍が芝の10倍以上を占めていることからも、ダート戦線での活躍が見込めそうです。ナダルとの組み合わせにより、これまでの産駒よりも馬格が出た印象。パワフルな走りに期待します。
以上、10頭挙げさせていただきました。無敗の3冠馬コントレイル産駒も加わり、ディープインパクトの血脈もさらに広がりをみせていきそうですね。各馬の活躍が今から楽しみです。
(「牝馬編」に続く)
<一瀬恵菜プロフィール>
中央・地方問わず競馬メディアでのコラム執筆やWEB動画出演、地方競馬主催者公式YouTube番組・イベントなどで活躍。父親の影響で幼い頃から競馬に親しみがあり、趣味はクラブ馬主の「募集馬カタログ鑑賞」、好きな事は「馬名しりとり」というほどの競馬好き。予想は主に調教を重視している。
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