丹下倶楽部

丹下日出夫が監修するPOG(ペーパーオーナーゲーム)最強情報サイト

facebook RSS2.0

一瀬恵菜の“イチ”推しPOG(牝馬編)

こんにちは。一瀬恵菜です!

2回目の今回は、オークスを目指して牝馬10頭を選ばせていただきました。
桜花賞から距離延長への対応力も求められそうですが、さまざまな一口クラブの牝馬にも注目しています! よろしければ、こちらも一緒に追いかけましょう!

牡馬編はこちら!

 

【牝馬編】
①オークス期待大の3頭
・スターリングアップ(父ブリックスアンドモルタル 母ソウルスターリング)
母ソウルスターリングは夏の札幌デビューから、アイビーS、阪神JF、チューリップ賞を勝ち無傷の4連勝。桜花賞こそ馬場が堪えた3着でしたが、樫の女王まで上り詰めました。ソウルスターリングの半姉サザンスターズから生まれたのが桜花賞、オークスを制したスターズオンアース。半妹のシェーングランツは牝馬三冠で勝鞍こそありませんが、全てに出走。
スタセリタの血脈が日本の競馬界を盛り上げているのは、成績からもよくわかります。さて今回面白味が増すのは新種牡馬ブリックスアンドモルタルとの組み合わせでしょう。初仔ということもあり、サイズ感は気になりますが、募集馬カタログの段階からトモの丸みと、コンパクトながらに整ったバランスは気品あり! 母ソウルスターリングの募集時の写真を見ると当時から丸くてきれいなトモをしていて、ブリックスアンドモルタルとの組み合わせは相乗効果を生むのではないかと思います。
父母共にマイルからクラシックディスタンスの距離幅でも活躍しており、申し分ない組み合わせ。昨年も同じクロップで全妹が生まれていて、社台グループ期待の組み合わせとみて、チョイスさせていただきました。

・エヴァンジェリーナ(父モーリス 母ジェンティルドンナ)
ジェラルディーナの全妹。姉よりも派手なルックスで、見た目からはこちらの方が父モーリスの雰囲気が濃く出たように思えます。姉は本格化し始めたのが、昨年の秋頃に思えますから、成長曲線は父寄り。姉と同じく斉藤崇史厩舎に入厩予定な点もポイントが高いです。栗東CWでメキメキ鍛えてじっくり強化していくイメージがありますから、本馬はこの時期にしてはいいボリューム感があると感じますし、早めに身になっていく気がします。また勝ち上がりさえすれば、長い目で見て楽しみのある1頭かと思いますし、春のクラシックに名乗りを上げて欲しいです。

・アリスヴィクトリア(父ロードカナロア 母ウィクトーリア)
母は7月の函館で新馬勝ち。年が明けて、オークストライアルのフローラSでは内で脚を溜めて後方からのレース。直線進路が開いてからフットワークの大きい走りで、シャドウディーヴァを差し切り勝ち。続いて参戦したオークスはラヴズオンリーユー、カレンブーケドール、クロノジェネシスに次ぐ4着とハイレベルでした。しかし、残念ながら秋のローズS 後の怪我により引退を余儀なくされました。
その母から生まれた初仔であり、祖母は牝馬三冠に出走し秋華賞を制したブラックエンブレム。3歳秋以降の方がよりパワーアップしてくれそうですが、母が春先から好走していたのはプラスに働きそう。また中内田厩舎所属でもあり、2歳時から動いていけるのではないでしょうか。父ロードカナロア産駒は良績が多いですが、牡馬の方が活躍馬の数は目立つ印象です。アリスアイスヴィクトリアと同じシルクレーシングの馬で、ロードカナロア産駒の牝馬と言えばアーモンドアイ。クラブの名牝に続く活躍と、母の夢であるG1制覇に期待します。

②近親の活躍に注目
・パラソル(父サトノダイヤモンド 母ベットーレ)
母の産駒は芝ダートどちらかに偏る事もなく、距離も様々な印象です。
兄には今年のダイオライト記念を9馬身差で制したグロリアムンディ(父キングカメハメハ)もいます。グロリアムンディも、初めは芝中心にレース選択しており、京都2歳S4着や、すみれS2着など2000m以上で健闘していました。今回父がサトノダイヤモンドに変わりましたが、父の産駒ではシンリョクカが阪神JF2着するなど、初年度から走る馬も出ていますので、楽しみです。

・ディアクルーナ(父モーリス 母トゥリフォー)
セレクトセール出身馬となりますが、オンラインカタログに掲載されていた立ち姿から選択しました。
本馬は3番目の産駒となりますが、初仔のレヴァンジル(父ドゥラメンテ)は東京芝2400mのゆりかもめ賞1着、青葉賞5着など、ダービー出走は叶いませんでしたが、デビューから順調にレースを使えました。2番目の産駒は父キタサンブラックですし、旬の種牡馬を種付けしている印象です。

③栗毛牝馬部門
・リーチユアドリーム(父マインドユアビスケッツ 母ナッシングバットドリームズ)
母の産駒は初仔ルージュエヴァイユ(父ジャスタウェイ)が新馬、デイジー賞と連勝し、フローラS5着、オークス6着と健闘。2番目の仔デインバランス(父エピファネイア)も新馬勝ちし、アルテミスSでは4着と産駒の新馬勝ち上がり率は今のところ100%。マインドユアビスケッツの組み合わせは初ですが、父はドバイゴールデンシャヒーンなど短距離ダートで活躍した馬。最近ではデルマソトガケやホウオウビスケッツなど活躍馬を輩出していますが、ダート勝利数の方が目立つものの、距離選択を含め偏り過ぎている感じもない点は面白いです。
祖母がデインドリームという事もあって能力の起爆剤は隠し持っていそうで、マインドユアビスケッツのスピード感が加われば、より高速化した馬場にも対応できるのではないでしょうか。兄弟の中では最も身が詰まっているような印象もありますが、今回のクラブ募集馬の中で栗毛部門があるならばこの馬を指名したいです。

・アドマイヤベル(父スワーヴリチャード 母ベルアリュールⅡ)
セレクトセール出身馬となりますが、オンラインカタログに掲載されていた立ち姿から選択しました。
写真を見て第一印象は「スワーヴリチャード感!!」でした。
半姉のベルクレスタは6月の早期デビューを果たし、桜花賞、オークスまで駒を進めました。半姉アドマイヤリードに関しては後にヴィクトリアマイルも勝ったG1ホース。
血統背景と父似のグットルッキングなお顔から注目します。

④抜粋! 一口クラブの注目牝馬
・ピークブルーム(父エピファネイア 母ピエノフィオレ)
世界でも国内でも大活躍中の広尾サラブレッド俱楽部より、血統面もクラシックにピッタリそうな1頭をチョイスしました。HPで公開されていたウォーキング動画を見ても、四肢の返し、繋ぎの柔らかさも非常にバランスがいいなと感じました。蛯名正義厩舎所属予定とのことで、活躍馬の1頭になって欲しいです。

・アークレアル(父キズナ 母タニノハイクレア)
ノルマンディーと杉山晴紀厩舎のタッグと言えば…あのデアリングタクト。
注目のタッグが送り出す本馬の母タニノハイクレアは現役時代に1200m~1800mを使われており、勝鞍は全て1200m。短距離適性が高いようにも感じますが、ヴィクトリアマイルを含む重賞戦線にも駒を進めました。半姉ウインシャトレーヌ(父ダイワメジャー)は3勝クラスの芝1800mで勝利しています。今回キズナとの配合は初ですが、募集時の動画から素質は感じます。開花する活躍に期待したいです。

・ウインディオーネ(父シルバーステート 母ウインアルテミス)
初仔で半姉ウインアグライア(父マツリダゴッホ)は2歳6月の早期デビューで勝ち上がり、
阪神JFにも出走しました。その後フローラSも5着に健闘し、オークスにも出走。全姉のウインレイアーは福島芝1800mで未勝利勝ちを収め、産駒はみんな勝ち上がっています。
ウインディオーネには桜花賞、そしてオークスの切符をゲットして欲しいです。

さて、いかがでしたでしょうか。
この中から大舞台に駒を進めてくれる活躍馬がいたら、嬉しいなと思います。
丹下さんがどの馬を選ばれているのか、ご紹介した馬を丹下さんはどう評価されているか気になります!
POGはさまざまな視点があって本当に面白いなと思います。
各馬順調に進んで欲しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。

<一瀬恵菜プロフィール>
今年3月まで馬事文化応援アイドル「桜花のキセキ」に所属。グループ解散後も中央・地方問わずWEBを中心に競馬番組に出演。主に調教予想を得意とする。
父親の影響で幼い頃から競馬に親しみがあり、好きな事は「馬名しりとり」というほどの競馬好き。

丹下の30頭データダウンロード

この記事に関連する記事

丹下の30頭データダウンロード