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一瀬恵菜の“イチ”推しPOG(牡馬編)

はじめまして!一瀬恵菜です!

父が一口馬主をやっていたこともあり、幼いころから募集馬カタログ、動画を眺め、出資馬検討会をしておりました。父の出資馬が本や雑誌で取り上げられてはいないかと、POG本を読み漁った経験も…(笑)
今回コラムを担当させていただくことになりドキドキですが、これまでの経験が発揮できればと思います!

2024年のダービー、オークスを目指すPOGの有力馬を、さまざまなカテゴリーで選ばせていただきました。第1回の今回は牡馬11頭をご紹介します。一緒に追いかけましょう!

牝馬編はこちら!

【牡馬編】
①ダービー期待大の3頭
・ローザサンリヴァル(父ルーラーシップ 母ローザブランカ)
馬名の意味は「無敵の薔薇」。とっても素敵な馬名の本馬はロサグラウカの全弟、そして半姉はオークス2着、秋華賞1着と牝馬3冠でも好走したスタニングローズ(父キングカメハメハ)という良血馬。
全姉のロサグラウカはコツコツと勝ち星を重ねて、デビューからずっと2000m以上の距離で使われていました。本馬は芦毛の馬体ですが、ボテッとした感じもなく、バランスの良い体つきに映ります。薔薇一族をさらに盛り上げてくれる1頭になる事を期待します。

・フォルラニーニ(父エピファネイア 母リナーテ)
祖母マルペンサの初仔はサトノダイヤモンド。そして一族マルケッサの初仔はホープフルS勝ち馬のドゥラエレーデ。いずれも初仔の牡馬が活躍しており、本馬も母リナーテの初仔。これは楽しみが倍増します。母父ステイゴールドの代表格を目指して欲しいです。

・ウールデュボヌール(父キタサンブラック 母サンクボヌール)
産駒の活躍が目立つキタサンブラック産駒からは本馬に期待してみようと思います。母サンクボヌールは芝1800mで2勝を挙げており、重賞はローズSの一度だけ出走経験があります。初仔のストキャスティークは東京芝2400mの未勝利戦で初勝利を挙げていますし、フローラSまで進めていたことを考えれば、3番目の仔となる本馬はクラシックに向けた距離適性も充分に高そうです。
私は普段追い切りを見ることが好きなのですが、4/12に栗東坂路で全体時計は51.9をマークしていました。終いはまだこれから時計を詰めてきそうですが、とても楽しみです。

②新種牡馬の産駒から期待の1頭
・ミダース(父レイデオロ 母アイヴィベル)
セレクトセールにて3000万(税抜)で落札され、キャロットクラブで募集された本馬。父レイデオロはクラブにダービーのタイトルを初めてもたらしました。2番目の産駒であり、半姉もサンデーサイレンスを持たない血統配合になっています。期待のかかる初年度産駒。こちらもぜひダービーへ。

③思い入れのある血脈
・アレグロブリランテ(父ディープブリランテ 母センティナリー)
毎年ディープブリランテ産駒を必ず1頭指名馬に挙げるマイルールがあります(笑)。
本馬の見た目は母父フレンチデピュティに少し似ている印象の栗毛です。母は2月中京芝2000mで新馬勝ち。近親には天皇賞(春)を制したアドマイヤジュピタなど、中長距離での活躍馬も出ています。父の産駒として芝中距離の活躍馬に期待したいです。

・マハーワンサ(父ドゥラメンテ 母ディーパワンサ)
母はディープブリランテ産駒の初年度産駒として、中央競馬で産駒の初勝利を挙げました。
新馬、中京2歳Sと2連勝し、暮れには阪神JFに出走。その時の上位3頭はその後もG1勝利を挙げたハイレベルなメンバー構成の中で4着。本馬は初仔で、やや立ち繋ぎ気味にも映りますが、父ドゥラメンテの募集時もそうだったように思います。母系はアメリカンオークスでシーザリオの3着となったシンハリーズの一族。活躍馬を多数輩出していますし、血統面の後押しからも、チョイスさせていただきました。

・グランスカーレット(父ロードカナロア 母ダイワスカーレット)
母ダイワスカーレットから11番目の産駒にして初めて牡馬が誕生しました。
母の現役時の走りを思い出すと、期待値は上がってしまいます。
好成績を収め、種牡馬入りとなる未来まで想像して。

④一発を期待!
・シンドリームシン(父キズナ 母アルビアーノ)
母はフラワーCで勝ち鞍もあり、3歳時は1400m~ダート2100mまで距離幅がありました。短距離のイメージもありますが、3歳春のクラシックまでなら、いろんな距離を試してくれるのではないかと、選ばせていただきました。
ダービーよりNHKマイルカップがイメージしやすいですが、1歳時の立ち姿から、持って生まれた良質な筋肉が伺えました。キズナとの組み合わせは初ですし、楽しみです。

・フライフリーダム(父ドゥラメンテ 母ノヴァホーク)
一族に目立った活躍馬はいませんが、距離選択が幅広く2000m以上を使う馬もいれば、スプリント戦線の産駒もいました。社台募集馬の中でも立ち姿が良く見え、期待の1頭として選ばせていただきました。

⑤毛色ジンクス!?
・マイネルレグルス(父スクリーンヒーロー 母マイネテレジア)
兄姉の重賞勝ち馬に新潟記念を勝ったマイネルファンロン(父ステイゴールド)、オークス馬ユーバーレーベン(父ゴールドシップ)がいます。2頭に共通しているポイントは毛色が「青鹿毛」であること。今回マイネルレグルスはユーバーレーベン以来の「青鹿毛」。毛色のジンクスにも期待(!?)です!

⑥出資してみたかった1頭
・インクルージョン(父ハーツクライ 母インクルードベティ)
所属予定の堀宣行厩舎では、ヒシイグアス、ダノンベルーガなどハーツクライ産駒の牡馬が活躍中。キャロットクラブ募集時の動画から、踏み込みが深く、繋ぎも柔らかい歩きを披露。非常に出資したかった1頭です。

以上、私が注目している2歳牡馬11頭についてご紹介しました。この中から、クラシックを盛り上げる存在が現れることに期待し、各馬の成長を応援したいです。

<一瀬恵菜プロフィール>
今年3月まで馬事文化応援アイドル「桜花のキセキ」に所属。グループ解散後も中央・地方問わずWEBを中心に競馬番組に出演。主に調教予想を得意とする。
父親の影響で幼い頃から競馬に親しみがあり、好きな事は「馬名しりとり」というほどの競馬好き。

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