丹下の懺悔

戦い終わって朝が来る

オークスまで、なんだかどたばた。

たどり着いたオークスのパドック。

ありゃ。エンブロイダリーのゼッケン下に白い汗が。首差しが少し薄い、小さくなったなぁ。2400mは走り切れないかも…。

アルマヴェローチェは元気いっぱい。

アルマからとりあえずエンブロイダリーは買うとして、馬連はリンクスティップ、カムニャック、エリカエクスプレス、大穴ならタガノアビーだろうなぁと思ったが、エンブロイダリー本命のワタクシの脳と馬券は硬直。

苦いオークスだった。

 

そしてダービー。

クロワデュノールの最大目標はダービー。デビュー時からここ一番を思ってアレコレ造ってきた。

皐月賞からの良化は明らか。すべてが順調、レースの無事を祈る。

 

ダービーが終わったら、30年以上続く仲間たちとの、いつものPOGドラフト会議。

行く人、来る人、いろいろあるが、それも人生。

さて、来年のダービー馬は。ドライチ君は。

もう決めてますよ(笑)。

まだモヤモヤしている人。丹下倶楽部のスタッフが作成した「2025年POGドラフト直前~ラスト50頭」は、よくできた資料だと思います。参考までに。

 

ダービーの翌日。いい朝でありますように…。

 

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05.30.2025

スティンナライヴで景気をつけて

若い時分は、バイクにまたがる前は、ブルース・スプリングスティンのボーントゥランを。

競馬場に出かけるときは、何故かビージーズのスティンナライヴを聴いて出かけた。

今は昔。じいさんだもの。

 

なんて、先週末はいろいろと歩き回り、週明けはぐったり。

今週も墓参りや病院の検査、netkeibaの収録のため渋谷へ。合間に丹下デルオ、丹下LINEと打ち合わせ。

原稿書きも前倒し、金曜日昼。ふう。やっとアレコレ目安がついた。

 

ヴィクトリアマイルは、パドックでアスコリピチェーノのスケールと高貴感にうっとり。

物見は余裕の証か。まあ、出遅れても17番なら大差ないか。

なんて思っていたら、ボンドガールと並んでシンガリあたり。

前は飛ばしている、届くとは思うが、やっぱありゃりゃ。

直線、外に切り替える。フットワークが他とは一線を画しデッカイどう。

まだ前が遠いな。加速はしている。いけるかも――机をドンドンドカドカ。なんか久しぶり~~。

これぞ、ザ・ケイバ

なんて、△3のクイーンズウォーク2着、△1のシランケド3着。できれば2と3着が逆だったほうが3連単は配当がいいんですけど、3連複でも補填もしていたので、まあいいか。

 

オークスの◎はエンブロイダリー。桜花賞のパドックを見て、成長振り、大人になった姿にびっくり仰天。

泥んこ馬場にならないことを祈る。

 

うっし。競馬場に行く前、久しぶりにビージーズかけてみようか。

ベッド購入。高齢者用の、電動で上下など動くアレですよ。

このベッドと人生を共にするのか。なんだか泣けてくる。

でも、一日寝ただけで、なんか腰の痛みが小さくなったかも。

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05.23.2025

買い物しようと街まで出かけたが

財布を忘れて、愉快なヒデオさん。

競馬場に行くときは、お金と携帯忘れないようにしよう。

東京開催になって3週間。毎週の競馬通いがぼちぼちできるようになりました。

 

下準備のため週中は散歩。

ガキの頃は万事テキトーに。高校2年で不良になろうと思ってからは、歩きはブラブラ。大人になってからも、万事ふざけているのでブラブラ歩き。

10年前ぐらいから、散歩途中で居合わせ、すれ違う人たちが、いわゆる「この腕の振りは健康にいいですよ」的なフォームで歩いて行く。

老人になっても心は不良。そんなに真面目な、健康を目標とする散歩なんかできないよ。

と思っていたが、回りに誰もいないので、こっそり正しい腕の振りを試してみた。

いや、意外と負荷が高い。はあはあ。汗も少しでる。ちょっと苦しい。

しかし、背筋がまっすぐになったかも。あれ。なんだか普段の息遣いもよくなったような…。

 

近親、訃報。今週は土・日曜日に法事ごとあり。

 

NHKマイルⅭは、ほぼみんながそうだったように、お手上げですよ(笑)

アドマイヤズームは、地下馬道でよっぽどカッカしたんだろう。本馬場入場前にグルグル回転だぁ~。

返し馬はなんとかできたように思ったが、2Fめ10秒4―3Fめ10秒7の猛ラップを3番手追走はマズイかも。

イミグラントソングやランスオブカオスなど、有力ライバルもアドマイヤを視野に入れ仕掛けは早め。

結果、終いはバテバテ。

パンジャタワー、脚が短く7Fベストの馬ですね――なんて言ってゴメン。

こんな日もある。

 

ヴィクトリマイルの◎はアスコリピチェーノ。海外遠征明け、直前少しハードにやったが、重いとか不安があるからとかではないように思う。

ボンドガールのひと差しもあるか。

愛馬ミアネーロも出走するが、さて…。

 

他に、新潟大賞典にエピファニー、特別戦にカンティアーモ。正直、走ってみなければわかりません(笑)。

 

グリーンチャンネルの2歳馬特集の動画パート1・2本拝見。

ほぼ考えた通りだったかな…。

 

来週までに本番仕様――「2025年POGドラフト~ラスト丹下50頭」を、丹下倶楽部にアップしようかな。

 

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05.16.2025

君たちはどう生きるか

庭の畑をチョロチョロ歩く。猫の額のような小さな庭で、ミニトマトの脇芽を摘んだり、今日はオクラの苗を植えました。

他にナス、キュウリが二本。ピーマン、シシトウ、赤トウガラシ、パセリ、バジルやイタリアンパセリもすくすく。夏態勢は万全だ。

孫が喜ぶので、やっぱ赤と黄色のパプリカも植えちゃおうかな。

白い薔薇、おどろくほどの数の花を咲かせる。赤い薔薇・レオナルドダヴィンチ君も、3年ぶりに蕾がいっぱい。

照る日、曇る日。豊作、不作。花や農作物って不思議。

なんてゴソゴソやっているからか。腰と背中が痛いよぉ。

 

天皇賞は◎―○―△。普通に当たるレースだったが、結果が出たことだしまずまずかも。

パドックを見ると少し不安になったが、返し馬でレーンJがヘデントールに平常心を伝える。出遅れどころか、ロケットスタート。

ホントかよ。

スタンド前のポジショニングで、99%勝ち負けを確信。

ビザンチンドリームも頑張りました。でもなんで6番人気だったの?

 

インタビューに答えるレーンJの顔つき。

何年前だったか。高輪プリンスであるクラブ馬主のパーティーで、タクシー乗り場でばったり会い、ハローとお互いあいさつ。

どこか少年の面影が残る、はにかんだ表情を思い出す。

あれから幾年。隙のない、世界№Ⅰに近いジョッキーの表情と言葉使いを見た。

 

ゴールデンウィーク、孫たちと二回遊んで終了。

 

今週はNHKマイル。アドマイヤズームかイミグラントソングか。雨、左回り、小さな課題はあるけれど、悩んでもしょうがないか。

おっとり刀でシャダイグループの会報入稿。週後半、netkeibaの番組収録のため渋谷へ。

先週に続き、金曜日はラジオNIKKEIの「鈴木淑子の地球は競馬でまわってる」、2歳馬特集放送(午後8:30~。見逃し配信など利用してね)。

ふふふ。2歳世代の牡馬はアレ、牝馬はコレですよ。

 

3月いっぱいで、7年間続けてきたnetkeibaの2~3歳馬回顧が終了したと、前に伝えました。

あのコラムを書くのに、土日は朝から2~3歳戦に全集中。

丹下理論のラップ読みはもちろん。ときにあとでビデオを見たりするが、実はすごくエネルギーと神経と時間を使う仕事だった。

ホントーはギャラも、提示されているより3倍くらいの価値があるなぁと個人的には思っていたがまあ、いいねの数で評価されることの多い世の中です。

その原稿から開放され、競馬施行日も、何より月曜日朝は、すっごく気が楽。

毎日が仕事の人生、こんなノホノンとしてていいのかよ(笑)

 

でも、あの原稿は、丹下日出夫という予想家を構築する柱でもあった。

何かしら毎週、書き留めないと競馬が崩れてしまうかもしれない。

もうすぐ6月。新馬戦がまた始まる。

どうしようかな。

アレコレ、思案中。

 

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05.09.2025

2024〜25年の指名馬30頭を振り返る「丹下のザンゲ」(21〜30位編)

P太郎 昨年丹下師匠が推奨した30頭の成績を振り返る、毎年恒例「丹下のザンゲ」。今回は21位から30位を見ていきます。

丹下 よろしくお願いします。

「1〜10位編」はこちら!
「11〜20位編」はこちら!

丹下日出夫の推奨馬(21-30位)

P太郎 21位はチェッキーノの仔、アルレッキーノでした。1勝していますが2勝目がなかなか遠いです。

丹下 ブリックスアンドモルタルは社台Fなどを中心に2歳世代もいますが「1勝するけどその後は…」というPOGとしては切ない血統になるのかな。「チェッキーノで走らないなら、やっぱりもうダメか」と思ったりする可能性もありますし、難しいところですね。

P太郎 22位はもう1頭のWootton Bassett産駒、ピンパンポン。1戦して休養に入っています。

丹下 グリーンバナナズがいたので、知ったかぶりしてスピードがありそうなWootton Bassettもいいかなと思って指名しました。新馬戦は急仕上げだったのか、スピードがありそうなのに窮屈なレースになってしまいましたね。母イーデンキーの父は知ったかぶりして毎年言っているNo Nay Never(笑)。下ももしかしたらスプリンターになるのかな。この血統は見守っていきたいですね。

P太郎 23位はそのNo Nay Never産駒、ノースタンダード。ここまで5戦未勝利です。

丹下 セレクトで見て、とてもいい馬だなと思いました。調教もすごく走るから、札幌のデビュー戦も楽に勝てると思っていたら、まさかの一本調子で、No Nay Neverの仔なのにスピードがなかった。喉かどこか悪かったのかな。

P太郎 24位はアドマイヤマーズ産駒、バニーラビット。ここまで1勝です。

丹下 アドマイヤマーズ産駒は皆さんが想像していた通りかもしれませんね。可もなく不可もなく、父のダイワメジャーと同じようなスピードタイプといった印象。でも個人的にはマーズの方が柔らかみと奥があり、切れるんじゃないかと思っています。マーズが好きだったし、初年度のPOGで一番確率が高そうなこの馬をリストアップしました。

P太郎 25位はフィエールマン産駒、ダノンセンチュリー。1勝してスプリングSは着外でした。

丹下 フィエールマン産駒も1頭チョイスしたいと思って、4〜5頭ピックアップしました。これらはみんな、1勝はしています。この馬も2戦1勝。フィエールマンは種牡馬として失敗はしないと思うんですが、POG向きではないのかな。

P太郎 フィエールマン自体が遅咲きでしたね。

丹下 そうだね。種牡馬で一括りするのは少し乱暴かもしれないけど、やはりフィエールマン産駒は2歳秋ぐらいの芝1800〜2000mでデビューする馬が多くなります。札幌や新潟の1800mは間に合わないでしょう。早く出て来そうな情報がある馬がいれば別ですが、指名する際にはデビュー情報など確認したほうがいい。

P太郎 26位はエピックラヴの仔、ラヴァブルです。ここまで1勝。

丹下 きょうだいは肉体派でガッチリしていて、元気に走る子が多いですが、この馬もそんな体型なのに、スピードがなかった。父のジャスタウェイ自身も魔訶不思議な馬だったが、確変があるかと思ったのに一本調子が抜けてこない。デビュー戦は2着でしたが「あれ、切れないんだ」と思ってしまいました。エピックラヴの子どもたちはこういう面もありますね。ただ、健康な仔が多いので弟や妹もまたいつか確変があることを願っています。

P太郎 27位はスワーヴリチャード産駒、ハッコウイチウ。ここまで目立った情報がありません。

丹下 スワーヴリチャード産駒は1年目からものすごい人気になって、その時にワタクシは「2年目は危ないよ」と言ったと思います。ただこの馬はスワーヴリチャードだけでなく、母のザクイーンもNICKSさんの馬だったので、「NICKSさんが何かを企んでいるんじゃないかな(笑)」と思ってリストアップしました。NICKSさんから直接聞いたわけではなかったので、単なる思い込みだったのかもしれませんね。今後は恥を忍んで、関係者の方に状況について聞いてみようと思いました。

P太郎 スワーヴリチャードは今年の2歳はどうなりますか?

丹下 3歳世代よりは2歳世代のほうがよくなると思います。まあ初年度ほどではなさそうですが。狙うとすれば来年以降かな。

P太郎 注目発言が出ました。覚えておきたいです。

丹下 焦らなくても大丈夫。今は「待ち」でいいと思います。

P太郎 28位はバゴ産駒のウィンターベル。1勝しました。

丹下 バゴ好き、6月デビュー予定、木村厩舎、ということで、ちょっとした趣味と目先の1勝欲しさでリストアップ。その通りに新馬戦の開幕週に勝利したけど、時計が平凡でしたね。目先の1勝狙いだったので、この順位だったということもあります。

P太郎 29位はメイケイエールの下、ソロモン。こちらも1つ勝ちました。

丹下 この馬はセレクトセールの時から完成度が高くて、上も早期から活躍していて、しかも6月デビューだと聞いていたので、ウィンターベルと同じような感じでリストアップしました。この血統は羽田盃を勝ったアマンテビアンコも出しているし、芝がダメでもダートで交流重賞を狙えるかな、と思っていたら、ダートもダメとは…。とはいえこの血統は2歳世代も近親に注目馬が多くいますので再チェックしたいですね。

P太郎 最後、30位はキタサンブラックやシュガークンの下、アルマデオロでした。惜しい競馬が続いていますが未勝利です。

丹下 キタサンブラックとは言わないまでも、去年のシュガークンよりは元気に頑張ってくれるんじゃないかと思ってリストアップしました。シュガークンもそうだったけど、思わぬアクシデントに泣かされたね。4着の時のパドックを見ていて「この馬も走るな」と思いました。シュガークンのお礼参りで30位にしたんだけど、ダービーまでになんとか1勝してほしい。2歳世代は父がコントレイルになるようです。

P太郎 今年もお礼参りができるかもしれません。

丹下 清水調教師はレースの数を使ってくれる先生なので、POGとしても頭に入れておきたいところですよね。シュガーハート好きの鈴木淑子さんにもお伝えしておきます。

P太郎 以上、昨年指名した30頭について振り返りました。師匠、まとめの言葉をお願いします。

丹下 例年、打率3割を維持していますが、今年はあまり打点が挙げられませんでした。残りの期間で少しでも打点を挙げたいもんです。あまり自信はないけど(笑)。去年はけっこう勉強したつもりでしたが、もしかしたら勉強しすぎちゃったのかもしれません。今年は少しクラブ系寄り、デビュー情報が多い馬を狙っていこうかなと思っています。

丹下日出夫が選んだ「今年の30頭」はこちら!

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05.08.2025

2024〜25年の指名馬30頭を振り返る「丹下のザンゲ」(11〜20位編)

P太郎 昨年丹下師匠が推奨した30頭の成績を振り返る、毎年恒例「丹下のザンゲ」。今回は11位から20位を見ていきます。

丹下 よろしくお願いします。

「1〜10位編」はこちら!

丹下日出夫の昨年の推奨馬(11~20位)

P太郎 11位はパーティハーンでした。Wootton Bassett産駒の秘密兵器のような馬でしたが…。

丹下 ちょうどセレクトセールの頃、Wootton Bassett産駒が欧州で――フランスを中心に大旋風を巻き起こしていたんだよね。セレクトでこの馬を見た時に、小さい山のような感じで580kgぐらいになるんじゃないかと思っていたら、ありゃまぁ。500kgぐらいで止まってしまった。それでも新馬戦は楽勝だと思っていたら、思わぬチョイ差しを喰らって2着。2戦目は勝ってくれたんだけど、伸びもせず、バテもせず(笑)。今年の2歳もWootton Bassettの持ち込みはいますし、これから数年続くと思いますが、欧州のリーディング種牡馬と日本への適応性の差というのを、改めて考えさせられますね。

P太郎 Wootton Bassett産駒はクラブでの募集もあります。日本への対応力がカギを握るということですね。

丹下 母系もひとつのポイントになると思います。

P太郎 12位はパレスルーマーの仔、キングノジョー。毎日杯は8着でした。

丹下 ジャンタルマンタルを出した種牡馬パレスマリスの弟。デビュー戦を勝った時は「もらった!」と思いましたよ。しかし、調教師が「気が強い」と言っていたり、ルメール騎手が「スピードがあります」と言っているのを見て、「ん? クラシックディスタンス向きじゃないのかな?」とふと思いましたが、悪い予感ほどよく当たる(笑)。京成杯も毎日杯も折り合いを欠いちゃって…。きっとすごくデリケートな仔なんだろうね。パレスマリスの血統はいずれ日本の競馬にも数多く出てくるだろうけど、もしかしたらマイラーがメインになるのかもしれない。

P太郎 兄には天皇賞・春を勝ったジャスティンパレスもいますから、長い距離も対応できると思ったのですが…。

丹下 あんなにかかっちゃうとはねぇ…。

P太郎 13位と14位はドゥラメンテ産駒、パイオニアスクエア、コールミーともに未出走です。

丹下 「今年のテーマはドゥラメンテ大感謝祭だ!」なんて言っていましたが、パイオニアスクエアは2歳時の骨折が残念でしたね。コールミーは情報が全然なくて…。セレクトセールの高馬を大振りすると、空振りする傾向があるかも。

P太郎 コールバックは今年の2歳もエピファネイア産駒がいるようです。

丹下 某大馬主の方がお持ちとの情報もあるとか、ないとか。ドラフトまでしっかり情報収集をして、馬選びをしたいですね。

P太郎 ここからはロードカナロア産駒が続きます。15位はフィールドノートでした。ここまで1戦1勝です。

丹下 クラブ募集時に370kgぐらい。小さかった馬なので、秋デビューは難しいんじゃないかと言われていました。それが2歳の4月ごろに470kgぐらいになって、間に合うんじゃないかと思っていた。その後、小さな故障みたいなのもあったようで、年明けにいきなり経験馬相手に勝利しました。「見る目が間違ってなかった」と思ったら、やっぱりその後に故障したようで…。カナロア産駒で今年一番いいと思っていた馬だけに残念ですね。

P太郎 16位と17位はともに未勝利です。

丹下 マニーズオンシャーロットの仔も残念な結果になりましたね。17位のセットスクエアの仔はちょっと無理してリストに入れた感もありました。
今年も似たようなパターンで、何頭かカナロア産駒を入れようと考えてはいます。安打メーカーですし、上位とは言わないまでも、ドラフトでも下位で取れそうな馬もいるので。

P太郎 18位はスティレセイル。ボンドガールの下ですが、ここまで未勝利です。

丹下 コーステッドの仔でキズナ産駒。この馬は右回りがいいとか、左回りがいいとか、そういうのが無さそうだと思っていたんだけどなあ。予想外でしたね。この血統は今年の2歳もいますので、コーステッドでお世話になった方は改めて注目してみてください。

P太郎 詳細は今年の「丹下の30頭」をご覧ください(笑)。

丹下 なんて、そもそもキズナ産駒でこの順位というのは失礼だったかもしれない。今年の2歳世代はキズナ産駒は1位や2位とは言わないまでも、それなりに上位に入れておきたいかも。産駒は超堅実だし、雨が降ればステイゴールド産駒以上に勝ちますので。

P太郎 19位もキズナ産駒、ショウナンザナドゥ。フィリーズレビューを勝ちました。

丹下 やっぱりこの順位は失礼だよね(笑)。順位を上げようと思えばもう少し上げられたんだけどなあ。フィリーズレビューの前までは腰が小さかったんだけど、重賞を勝てて良かったです。みなさん、今年の2歳はキズナをもっと大事にしましょう!

P太郎 20位はブリックスアンドモルタル産駒になります。テルアスワッド、2月に初勝利を挙げました。

丹下 馬体のラインを見て、クラシックの王道を歩むと思ったんですが、全くのジリ脚で初勝利がダート1900m戦だったときは驚きましたね。1勝してくれたのは嬉しかったけど、スピードがなかったことに少し切なさもありましたね。

「21〜30位編」に続く)

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05.02.2025

2024〜25年の指名馬30頭を振り返る「丹下のザンゲ」(1〜10位編)

P太郎 昨年丹下師匠が推奨した30頭の成績を振り返る、毎年恒例「丹下のザンゲ」。今年も3回に分けて掲載します。

丹下 よろしくお願いします。

P太郎 今年も桜花賞1週前の収録ですが、これまでに23勝を挙げています。昨年も同じ時期で23勝、一昨年は19勝、その前の年は皐月賞終了後で20勝でした。勝ち数は例年と同じぐらいの状態にあるのですが…。

丹下 勝ち星は昨年と同じレベルですが、「打率3割だけどチャンスに打てないバッター」みたいな感じもするなぁ…。高校の時、ソフトボールの授業でもそんなことがありました。首位打者だったのに、周りからは「丹下は肝心なところで打てない」と言われたりして…。ワタクシ、勝負弱いのかな。

P太郎 そんなことないと思いたいところですが、では、その勝ち星の内容がどんなものだったのか、1頭ずつ見ていきたいと思います。

丹下 ごまかそうと思って前置きが長くなっちゃったね(笑)。

P太郎 1位はドゥラメンテ産駒、ジュタでした。ここまで2勝、若駒Sで勝利しました(収録後、皐月賞にも出走)。

丹下 1位なんだけど「外れ1位がそれなりに頑張った」ような印象かな。改めて去年の30頭を見返してみたら、キタサンブラック産駒やロードカナロア産駒、エピファネイア産駒などがいる中で、「1位はドゥラメンテ産駒のこの馬だぁ!」と言い切っていた自分にびっくり(笑)。もしダービーに出てくるのであれば、温かい気持ちで見守りたいと思います。

P太郎 ドゥラメンテ産駒もこの世代が最後です。

丹下 というわけで、2位もドゥラメンテ産駒のサリーチェにしていました。でも、デビュー直前に腰がフニャフニャした感じになり、走るたびにジリ脚になっちゃって、初勝利はなんとダートでした。サロミナの血統は、子供やさらにその子供などたくさんいますが、腰が大きく膨らんでいないとダメなのかな。この血統は2歳世代もいるので、その辺も気をつけて見てもらいたいですね。

P太郎 サロミナの血統を含めた2歳世代の情報については、今年の「丹下の30頭」をぜひご覧ください。

丹下 極秘情報も載っているかもしれません(笑)。

P太郎 続いて3位はサートゥルナーリア産駒、ラルケットの仔、ジェゼロでした。新馬戦を勝って大寒桜賞は2着でした。

丹下 新馬戦を見て、「ちょっと薄いなあ」と思ったんだよね。セレクトセールで見た時や、そこからの成長度合いのイメージと比較すると、骨格はそれなりにしっかりしていたけど、思ったより筋肉力が不足、次走が大変だなと思いました。やはり、暮れのレースを予定していたけど間に合わず、大寒桜賞まで遅れてしまった。サートゥルナーリア産駒の大物として狙った馬でしたが、空振りしてしまいました…。

P太郎 サートゥルナーリアは3歳世代が初年度でした。

丹下 新種牡馬リーディングを取ったんだよね。2年目、3年目は繁殖牝馬のラインナップが少し落ちて頭数も減ると思うんですが、種付け料は上がっていますし、初年度からファンダムのような重賞勝ち馬も誕生しています。なので、今年の2歳もチェックしたほうがいいと思います。

P太郎 4位はプリモシークエンスでした。

丹下 クラブの募集時から大評判だったんだよね。ただ、見るたびに馬体のラインが変わる。結果、残念なほうに傾いてしまった。

P太郎 5位からはキタサンブラック産駒が続きます。まずはダノンシーマ。アザレア賞を勝って2勝目を挙げました。

丹下 キタサンブラックは今年の3歳から「キタサンブラック仕切り直し元年」と言えるような、種牡馬としての本番を迎えたので、意気込んで3頭連続指名で猛プッシュをかけました。キタサンブラック産駒はこれまで頭数がそんなに多くなかったので、サンプルや傾向を探りながらの指名でしたが、中でも馬体のラインが一番良かったのがダノンシーマでした。

P太郎 6位はアスクセクシーモア。チャーチルダウンズCは6着(その後、1勝クラスを勝利)。

丹下 福永調教師が以前、「スピードはあります。でもかかり具合とかが少し心配なんですよ」とコメントしているのを見て、「スピード系だったのか」と思ってしまいました。当初のイメージとは少し違いましたね。

P太郎 7位はラッドルチェンドの仔、ノクターン。こちらは1勝です。

丹下 デビューが少し遅くなるとは言われていたが、きっと11月の東京ぐらいだよね?――ところがまさかの年明けの中山デビュー。年末から調教タイムが全然詰まらない状態でのデビューだったので、「競馬はそんなに甘くないよ」と思いながら見ていたら、新馬戦は見事な圧勝でした。競馬って甘いのかも(笑)。なんて、その後はミモザ賞やフラワーCあたりに出てくるとも思っていたのですが、忘れな草賞出走になりましたね。少しでも上の着順、多くのポイントを取ってほしいと思います。(結果は3着)。

P太郎 8位はノームコアの初仔、シルバーレインでした。ここまで2勝です。

丹下 勝った時は強いし、負ける時はコロッと負ける。なんとも悩ましいところがありますよね。お母さんもそういうタイプの馬でしたが、オープン馬になり、最終的にはGⅠも勝ちました。この馬はファルコンS(6着)が残念だったなあ。期間中にもう一つ勝ってほしいです。1200mでもいいので。

P太郎 勝ち星とポイントに対する師匠の強い気持ちが伺えます。

丹下 やっぱりノームコアの血統はいいよね。今年の2歳には妹の初仔もいるし、クロノロジストの血統は今後も要チェックです。

P太郎 9位はダノンブギ。ここまで2戦連続2着です。

丹下 マイラー的なエピファネイア産駒として、見た目はピカイチでした。だけど、想像以上にガツガツしたスピードタイプになっちゃって、どうも体と心が一致していない感じがする。いずれは強くなると思いますし、2歳の全弟もそっくりなんだよね。ダノンブギを指名した方は、引き続き狙ってみても良いのではないでしょうか。

P太郎 10位はミッキークイーンの仔、ミッキーマドンナでした。ここまで1勝です。

丹下 お母さんは2冠馬だったけど、オークスはギリギリ間に合った感じで、秋になってから強くなった。この馬も成長過程はそんなお母さんによく似ています。フラワーCで賞金を加算してほしかったなあ(その後、1勝クラスを2着)。

P太郎 ここまで1位から10位を見てきました。これから勝利を加算できそうな馬もちらほらいます。

丹下 フォローありがとう(笑)。何頭かは重賞やクラシックに出られそうかな。可能性のある馬には、勝ち星とポイントを加算してもらいたいです!

「11〜20位編」に続く)

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05.02.2025

薔薇が咲いた

先週の日曜日。北海道から競馬トモダチ東上。

フローラSのパドックを一緒に観る。

ヴァルキリーバースの、あのオジュチョウサンの戦闘的ブリンカーを、ちょっと小さめにしたソレに顔を見合わせびっくり。

「効きすぎですね」と、ルメールさんも苦笑い。

でも2着は確保。オークスの権利も、ワタクシの馬券も馬連でホッ

マイラーズⅭの3連単が、人気どころの▲―◎―○なのに、意外に配当がよかった。

戦い終わって、府中でちょっと。壱番館で仕切り直し。

JRAのブリーズアップセールに参加予定とか。月曜に下見。火曜日はどうだったのかなぁ…。

 

なんて、今週は天皇賞。◎はヘデントール。首の厚みと踏み込みがさらにしっかりしてきたあなぁ。

○のビザンチンドリームは、ううう。8枠かぁ…。

 

丹下厩舎はプリンシパルSにジェゼロとバズアップビートが参戦。

愛馬マックスキューはダートで出直し。

日曜日朝はケンタッキーダービー。

 

我が家のしょっぱい赤い薔薇、白い薔薇。今年は育てて以来びっくりの、蕾がやたらめったらいっぱいです。

一つ咲いた。二つ目は今日。日曜日にはどのくらい咲くのだろう。

 

5月2日(金曜日)、「鈴木淑子の地球は競馬でまわってる」の収録へ。

本日夜・8:30分より放送。見逃し配信もあります。

テーマは、毎年お馴染みの「2025年・2歳馬展望」

競馬認知症が徐々に進み、去年何を展望したかほとんど忘れてしまいましたが(笑)、2歳馬は何年たっても楽しいね。

誰もが注目するだろう、番組でも必ず名前が出てくる、エピファネイア×クロノジェネシスの牡馬が、ひょぇ~~。

水曜日栗東CWで6Fから時計を出していた。

 

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05.02.2025

ウマノアシガタ

小さな庭のフリージア、金鳳花の黄色がまぶしい。

キンポウゲは、ものの本によるとウマノアシガタ、馬蹄草とも呼ばれる。

なるほどなと思う時がある。

 

皐月賞のサトノシャイニングの単複は撃沈。

しかし3連複はクロワデュノールを軸にして相手5頭で的中。

そんなには儲からなかったが、馬連よりはよく、気合を入れ3連単を買っていたらきっと外れ。

クロワデュノールは、馬はできていたが、気持ち活力不足だったかも。

ミュージアムマイルは気力に満ち、モレイラJがラッシュ。

みんないろんな不利を被ったが、どう擦り抜け、どう跳ね返すかを考えたほうがいいのかもしれない。

 

サトノシャイニングも他の何頭も、鞍上がモレイラJだったらなと思ったりもした。

外国人ジョッキーの枠や出走期間を、GⅠを含め実績を加味し、年に3か月限定ではなく、4、5、6カ月もあり?

難しい問題だが…。

大リーグのオオタニさんがリスペクトされ自由度が増すように、競馬の世界も馬も人も壁をできるだけ取り去り、ワールドワイド(おやじ表現)がいいよね。

ケンタッキーダービーは日本馬にも門戸が開かれ、今年も鼻息バフバフで2頭が参戦します。

 

今週は青葉賞。ファイアンクランツの才が繁れる。

フローラSはヴァルキリーバース、マイラーズⅭはジュンブロッサム。

 

日曜日は北海道からトモダチの馬主さんが来る。

週中netkeibaの収録のため渋谷へ。他に壱番館で丹下デルオ、P太郎とPOG談義。「丹下の30頭」固まる。

ホタルイカを食べたく我慢していたが、ようやく到達しました。

タケノコはまだ。そろそろ稚鮎の季節ですね。

なんか最近、食に妙にいやしい(笑)。

 

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04.25.2025

世界が若々しい緑になって

青い雨がまた降つて来ます。

なんて、毎年同じ時期に同じ高村光太郎の詩をそらんじていますが、ベンチに腰を下ろし欅を見上げると、さわさわと新緑の若葉が揺れる。

コローの、なんの変哲もない青い空に光る若葉の絵を思い出す。

「パパの棺桶」と娘たちが陰口を叩く、庭の小さな畑を耕し、いくつか苗木を植える。種を蒔く。

 

でもって、桜花賞の○―▲―△。タテ目だったことを忘れる(忘れたい)。

日曜日はお昼までは曇り。しめしめ。エリカエクスプレスのスピード勝負だ。単複など先買いしたら、あらら。雨だよ。

メインは稍重じゃないでしょ、重でしょ。

なら、アルマヴェローチェ。エンブロイダリーの馬体の造りや皮膚感やラインが、どう見ても一頭抜けている。

でも残金がほとんどない。タテ目を押さえたが、トリガミですよ…。

 

皐月賞は無難にいこうかな。

いや。サトノシャイニングのきさらぎ賞の二段加速が頭から離れない。

東スポ杯は、折り合いを欠きながらラスト2Fめに10秒9。クロワデュノールを差し返すシーンもあった。

そのクロワは、少し細いかも?

ダービーはともかく、皐月はサトノにもチャンスがあるのではないか。

馬券はどうしましょう。

当日中山へ行って考えます。

 

丹下厩舎は未勝利にアルマデオロ。皐月賞にアロヒアリイ(一発かましたれや)。愛馬カンティアーモが野島崎特別へ。

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04.18.2025