丹下倶楽部

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ダービーは、わかったのか?

 午後3時に、四ツ谷でBS11の打ち合わせ。

 その時間に間に合うよう、毎日新聞・日本農業新聞・netkeibaの日曜日ぶんの予想と原稿等々を、昼までにガシガシ。

 打ち合わせを終え、神楽坂の新富寿司へ。

 双葉社の編集者三人と、御大・井崎シューゴーローと、軽くドンチャカ。

 本年のPOGの反省やら、来年の2歳のアレコレ。そして、ダービー…。ワシらの飲み会に、テーマなどあるハズはない(笑)。

 伊集院静さんの“作家の遊び方”(双葉社刊)を、いただく。

 6時半から、日本文芸社の編集者と、丹下倶楽部の面々、執筆者Oさんを交え、“勝てるPOG”の打ち上げ。

 都心をグルグル、終電間近の1時過ぎに小金井に到着。

 庭のちっちゃな縁側で、駄犬が猫のようにまるまってスピスピ。

 我が家にきて、13年。最近、寝てばかりいるなぁ。

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 なんて、執筆者のOさんとは、20年来のつきあいだが、POG本を読むのは、初めてという。

 「自分で原稿を書くまで、まったく興味がなかったんだけど、一年を占う、カタログ雑誌という意味で、いろいろ役に立つということがわかった」と、言っておられた。

 個人的には、何もPOGのカリスマになりたいとか(カリスマという言葉は、なんかいかがわしくて怪しい)。知ったかぶりしたいとかではなく、POGもセリもクラブ馬主のアレコレも、予想や競馬を語る上での、ひとつの方便。

 人は飽きっぽい生き物である。

 万年500万条件を走っている、切ない馬体をした馬を相手に、お金のためだけに、競馬をしても、あまり面白くはない。

 しかし、POGで記憶している馬なら。一口持っている馬なら、競馬にとっかかりができる。

 新馬戦は走ってみなければわからないというが、とっかかりがないより、あったほうが当然楽しい。

 わからなことを、いかにもわかったふうに言われても鼻白む。

 しかし、結果が出た後に、わかりきったことを、訳知り顔で話されても、相当疲れる。

 わからないことを、わかるかもしれないと考えるのなら、なんとかなるのだが。

 本年のダービーの◎は、オルフェーヴル。

 わかったふうな、丹下の予想は、下記の通り。

 ◎オルフェーヴル

 ○コティリオン

 ▲サダムパテック

 ☆デボネア

 △ナカヤマナイト

  トーセンラー

  トーセンレーヴ

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