●お〜い、マルロスさん
先週の水曜日のブログで、
「森厩舎の2歳馬が、トップを切って早くも3頭時計を出した」と書きましたが、ゼッケン4・5・6の三頭が、引き続き坂路で時計をマーク。その正体は、下記の通り。
4 ElusiveQuality×FlyingHonors(牡・栗毛)
5 GoneWest×RaduCool(牡・栗毛)
6 ForestWildcat×Unrestrained(牡・芦毛)
まだ、坂路55〜57程度ですが、時計の感触はゼッケン4番の馬が、とりあえず一番かなぁ。
なんて、この時期に時計を出したとしても、すぐにいなくなっちゃったりするのも森厩舎(再放牧)。
あんまり早すぎると、かえって不安になったりしますが、なんか数年前のマルロスを思い出したりして(笑)。
4月早々には山内厩舎も3頭入厩するよと、山内勢の総本陣である山田ステーブルの場長サンも言っていましたが、 他に、お早いところでは、中尾正厩舎が4頭ゼッケン登録。
この中の一頭に、セレクトセール出身のビッグラガー(タニノギムレット×アルーリオングアクト)、オースミダイドウ(スペシャルウィーク×ストームティグレス)の名前も見えますが、やや早熟血統とはいえ、関西にはやっぱ、それなりのビッグネームが入っていますね。
美浦トレセンは、先週の金曜日時点で28頭が登録。数だけはいますが、時計の在処が見えないし、触手を動かされるような血統馬も不在。
ま、4月中旬の北海道の産地馬体検査を待って、それからでしょう。
●追い切りといえば、今週は桜花賞の一週前調教。
牝馬という特性を考えると、直前よりは一週前ーー今週の水・木の調教が、実は大事だったりしますが、
アドマイヤキッスは栗東CWで82秒2ー67秒4ー39秒4ー12秒4を、一杯に追えた。 どうやら前走の反動はなさそうです。
それ以上に目を引いたのが、テイエムプリキュア。
元々稽古駈けする馬とはいえ、CW・78秒1ー62秒3ー36秒9ー12秒1(七分どころ)は超抜モノ。
前走までは、やや終い1Fの伸びがひと息だったが、テンからビッシリ追ってなお、12秒1と切れた。
アドマイヤキッスを脅かすのは、この馬かもしれないなぁ…。
ちなみに、美浦の南Wでは、ダイワパッションの動きが出色。
関西遠征後の反動も皆無。いい意味で「健康感」や「生命力」みたいなモノを感じる馬だよな。
以下、テレグノシスは、長目7Fからビッシリ。同ダービー卿CT出走のインセンティブガイ。大阪杯のカンパニー。 オースミグラスワンなど、この季節になると、OP馬はOP馬らしく、追えば追うほど時計が出る。
逆に言えば、「調教の型」ができて初めてOP馬たる存在を確立する。明け3歳馬たちも、ちょうど今がその時期なんじゃないかな。
なんて、3月初旬に帰厩して以来、パッタリ時計が見えなかったジャリスコライトが、先週の26日に初時計。
今日29日には、美浦Wの開門直後の一番乗りで、ミラクルショットに先行する形で68秒3の時計をマーク。
ジャリスコ・マニアのみなさん、復帰おめでとう(笑)。
アグネスサージャンも、栗東入りしてすぐの29日に、軽めながら坂路で調教タイムが出た。
クラシックには、もう間に合わないんじゃないかと思って、3歳番付から省いてしまたけど、さてどうしたもんでしょうね。
ま、丹下厩舎の馬じゃないから、ホントはどうでもよかったりして(笑)。