丹下の懺悔

小さな祝勝会

ひとつ大きな仕事が終わったが、翌日の火曜日から、社台の会報誌、週刊大衆・オークス原稿。ヨミトク競馬で、NHKマイル回顧と、今週末の特別レースの注目馬のピックアップ。

次いで、ミデアム出版社の“おとなの馬券学”、丹下倶楽部の“丹下の100頭”を入稿。

木曜日以降は、毎日新聞の京王杯SC、ヴィクトリアマイルの原稿。netkeibaの特別3場の予想と原稿。

ふう。久しぶりに、いっぱい仕事をしました。

金曜日昼すぎ。とりあえず週末の仕事の目途もつき、愚妻と駅前のデパートへ。母の日の贈り物を選ぶ。

たまには街に出ないと、なんか世間から遠のいてしまうし(笑)。

古本屋で海音寺潮五郎の“孫子”を購入。坂上のショッパイ喫茶店で、漫画を読みながらアイスコーヒー。この時間が、自分へのご褒美です。

なんだか雲行きが怪しく、ヴィクトリアマイルは、たぶん重馬場。

ハナズゴールの前走の敗因の一つに、道悪云々を挙げていたが、馬場が渋ったら渋ったで、腹をくくって外一気で勝負を決めればいいだけのことだ。

元々、単あって複なしの、ストレッチランナーだ。

明日の土曜日は、競馬が終わったあと、代々木でアユサンの馬主さんと、桜花賞の内輪の小さな祝勝会――そしてオークスの前祝いじゃ(笑)。

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05.10.2013

日照りの日はオロオロ

週明けの、大物原稿の締め切りを控え、好天の新緑の季節を、毎日オロオロ。

原稿書きというのは、オロオロすると、却って筆が進まないもので、しかめっつらをしながら、何かのきっかけを得ようと、文字通り、闇雲に自転車で走りまわっている。

近くの武蔵野公園、多磨霊園は、歩け歩けの方々や、その他もろもろ。世間は賑やか。ああ、ゴールデンウィークなんですね…。

なんて、書けないとなると、最後の手段は酒の勢い――でも、6年くらい前、それで身体を壊してしまったような(笑)。

“POGの王道”、それなりに好調。

あまりに早く出し過ぎたのもあるだろうが、後発の本との写真のラインナップの違いに、下足番の栗岩太郎クンが、目をシロクロ。

「ウチが大きく扱っている馬は、良血が多すぎ。他の本では出ていない馬もかなりいるし、大きくしている馬の順番みたいなのも、なんで他とは違うんですか?」

それは秘密(笑)。

まあ、社台グループとか。もう30年近いつきあいになるしね。

でもね。競争馬は、まず血統ありきだけれど、血統がよくても出せない馬――いわゆる瑕疵のある馬は出せない。大きく出ている良血馬は、普通にいい馬だと思うよ。

というか、それがこの本の意図するところなんだが。

NHKマイルCの本命は、インパルスヒーロー。

地下馬道でカッチーに、「おっしゃ~。楽勝!」と、励ましてあげたい…。

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05.04.2013

棲み分け

ブログ内ブログの“丹下の懺悔”が、サーバーの関係で休止状態になっております。

詳しいことは、丹下萌えに任せっぱなし。

そもそも、サーバーがなんなのか。いくら説明されても、さっぱりわからん(というか、聞く耳をもたない、アナログなオレ)。

ま、そのうち萌えが、どうにかしてくれるだろう(笑)。

さて、“POGの王道”も、24日に無事書店に並んでいた。

「あまりに出版時期が早いのと、大きくピックアップしてある馬たちのラインナップが、スポーツ紙のPOG特集版と違っていて、なんか変な感じ」

ある近しい人は言ったが、後続の雑誌がどんな馬を大きく取り上げているかは、正直わからない。

でも、後で見比べて、もしかしたらスクープ的な馬も数頭いるかもしれないよ(たぶん、いる)。

ただ、今やPOG取材は、産地馬体と社台グループなど主要牧場は、共同取材・撮影がメイン。

しかし、産地馬体等は、競馬場でのジョッキーコメント取りや、ダルビッシュが11奪三振で完封したら、ワラワラと記者が集まる、いわゆる「囲み取材」。各社のコメントは、似ていますよね。

今年の場合は、産地馬体検査の登録数が減り、特に早来の牡馬は、あくまで個人的な見解だが、有力と思しき馬が分の1程度しか出ていなかった(大物厩舎の馬が、ごっそり抜けていた)。

クラブ系の牝馬は、心当たりのある馬の3分の1~半分は検査に出ていたけれど。

産地馬体記事が抜けていても、個人的にはそんなには困らなかった(あったほうがいいに決まっているが、今年は区切りをつけようと思った)。

スポーツ紙系の本当のよさみたいなものは、囲み記事よりも、実際のトレセンの厩舎取材にあるのかもしれないね。

まあ、ワタシたちのPOG本は、厩舎に行く前の大本。牧場にいる大勢から取材対象を選抜。その馬たちが厩舎に入って、個別の記事がスポーツ紙系に出るワケで、棲み分けみたいなものはできていると思う。

なんて、ワタクシの場合、牧場取材といっても、馬に見惚れてポケーっとしている場合が多いけれど(見た瞬間、その時が勝負です)。

しかし、そのぶん、鈴木淑子さんが大活躍。

やっぱプロだなと思うのは、インタビューに慣れていることもあり(下調べも、ほぼ完ぺきだよ!)、育成段階でのアレコレや本音みたいなものを、実に上手く聞きだし記事にしているなと感心。

女言葉で書いてあるので、つい読み流してしまいそうですが(笑)、あとでそんなこと言ってたんだと、ワタクシの馬耳東風振りを認識させられてりして。

なお、産地馬体の写真は、当“丹下倶楽部”のフォトギャラリーで、約360頭を近日公開予定です。

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04.26.2013

新年度

4月1日から、長女は社会人、次女は新学年。
 
初日の仕事を終え、帰ってきていきなり、会社の現状や未来を語り始める、恐ろしき長女。

会社にしてみれば、キミらご・と・き・に、語られたくなんかないように思うが、さて(笑)。

週中、双葉社で“POGの王道”の、カット写真の撮影。表紙も、あらかた出来上がっていた。

終了後、飯田橋で、丹下デルオと待ち合わせ。居酒屋で“丹下の懺悔”のコメントとり。

二軒目は、デルオを引き連れ、目黒の“花家”へ突撃。

悪徳馬主に、強引にゴチソウになり(笑)、終電間際までドンチャカ。

ワタシの頭越しに、IT系の専門用語が飛び交う。

悪徳馬主は、外資系のベンチャー企業の起業家。デルオは、某有名ネット会社の、系列の子会社のシャチョーさんだったりするが、何を話しているのやら、プンチンプンカン。

英語みたいな言葉をしゃべるな。

大リーグ観戦(ダルビッシュ、惜しい!)、桜花賞や週末の予想と並行して、時間の許す限りPOG原稿。ワタクシのぶんは、終わりました。

あとは、立ち写真を流し込み、校正だけ(これが一番のやっかいだが)。

本も読まず、仕事しているせいか。ふと、別件の仕事のアイデアが浮かんだりして、心当たりに企画を申請してもようかなとも思う。

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04.05.2013

さよなら、ショコラ

子フグ1号、卒業旅行から帰還。

帰宅の翌日、この一週間、ずっと横になったままだった駄犬が逝った。

痛いんだろうな。苦しいんだろうな。

しかし、一言もうめき声をあげず、荒い息遣いで、じっと伏せたまま。

事切れる1時間前だったか。キャンキャンと鳴き声を一つ二つ。

この5~6年。足の怪我や病気で、ちゃんと散歩もさせてあげられず(世間の子供たちが、たぶんみんなそうであるように、娘たちも可愛がるのは最初だけだったかも)、いつも恨めしい目で見つめられていたような気がしていたが、朝、ポストに新聞を取りに行く前、トイレに行く前、「おい」と声をかけた駄犬は、もういない。

リードや犬小屋や、いつも座っていた毛布が、まだ転がったままだ。

14歳と少し。

世の中の誰でもが、そう思うように、小さくとも一戸建てを買ったのなら、そりゃあ犬だろ。

長女8歳、次女5歳。

「パパ。名前はコロかな。やっぱ、ショコラかな」。

小フグ1号は言ったが、ワタクシが8歳の時、近所で生まれた野良犬の仔を、仲間と育てようと画策した時。その犬につけた名前も、コロだった。

父娘二代にわたる、無知や馬鹿さ加減に、思わずのけぞってしまった覚えがある。

でも、まだ愚かなだけの娘たちと、幼犬が、「原っぱ」と名付けられた、草ばかりが生えているだけの公園の丘を、「パパ~」「ワンワン」と、わさわさと風を切ってワタシに走り寄ってくる風景は、本当に月並みだが、人生で一番の幸せだった。

子フグ1号に2号。キミたちが大きくなって、そして子供が生まれたら、また犬を飼うことがあるかもしれない。

その時、どういうお母さんになっているのだろうか。

さよなら、ショコラ…。

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03.19.2013

ぶらぶら

社台ファームのフェイスブックを御覧になった方は、御存じかもしれませんが、週初めから北海道に来ています。

木曜日に牧場巡りは終わりましたが、原稿が山積みで、夜はホテルで缶詰め(笑)。

忙しいか、思いっきり暇か(ネタがない)。そういう時は、ブログ更新が遅れてしまいますが、ごめんね。

ちなみに、牧場で、ダービー馬を30頭くらい見たような…。もう、おなかいっぱい?(笑)。

そのアレコレは、本年も無事発売予定の、黄色いPOG本で、よろしく。

3月9日・土曜日は、BS11出演(午後4時~)。

お題は、フィリーズレビュー。

丹下厩舎は、ラトーナを送り出します。

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03.08.2013

オレもソレ

 月、火は酒を控え、水曜日は新橋の“カエル”へ。

 30年近いつきあいの、月に一度のオジサンたちの定例会で、ドンチャカ。

 この季節のサラリーマンといえば、栄転だか左遷だか。移動の内示があったりして、2月は、サラリーマンのお祭りみたいなもんなのだが、中学校で生徒会の委員をして以来、役職や肩書にまったく縁がないオレ。

 一回くらい、カチョーになってみたかったな。楽しそうでいいね。

 ゆうにひと回りは違う、30代のヤング二人も交え、ビール、スコッチ、焼酎、日本酒。

 隣の人が酒を頼むと、「じゃあ、オレもソレをくださいな」。

 酒なら、なんでもいいんです(笑)。

 弥生賞に向け、コディーノ、エピファネイア、キズナ順調。アユサンは、来週は関西遠征。ラトーナは、フィリーズレビューを目指すそうですが(抽選だろうな)、栗東入りして、とりあえず二週連続してCWで6F追いができた。

 丹下厩舎は、日曜日に阪神でバンデ(母Logica)がデビュー予定。

 おそろしくズブそうな血統だけに、ちゃんとエンジンがかかってくれるかどうか。

 金曜日。週末の原稿を終え、これから双葉社の新年会へ。

 井崎ちぇんちぇえに会えるのが楽しみ。

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02.22.2013

ハンニバル気分

 今週は、GⅠのフェブラリーSだ。

 金曜日の午後、近くのコンビニで競馬新聞を購入したが、予想欄の◎印はバラバラ。

 本命の根拠というのは、日々の暮らしの中の日常の会話がそうであるように、誰でもが正解であり不正解でもある。

 その程度に、平たくしようとすれば平たくしまえるものだが、それでいいのだろうか。

 なんて、実はフェブラリーSというか。東京1600ダートの特性について、みんな知っているようで知らない。数字的根拠に、目を瞑っているのではないか?。

 かくいうワタクシも、芝ならラップ・時計理論を主張することができるけれど、東京1600ダート・フェブラリーSの根拠を、これまで数字で示せていなかったような気がする。

 ならば今一度、本気で今年はフェブラリーSに取り組む、いい機会なのではないか。

 というワケで、週半ばまで、今一度、過去十年のフェブラリーSのラップ形態、出走各馬の上がりラップの精査に勤む。

 結果、浮上はイジゲン。初の57キロというのがネックではあるけれど、ダートもやっぱり、能力はラスト3Fに、どのようなラップを内包しているか。

 推定11秒3前後の脚は、芝なら10秒6~8前後に匹敵するのではないかという結論が見えた(今年すぐ、馬券に結びつかなくても、理論の骨格はできた)。

 やっかいなのは、言われているように、ここが初ダートという、カレンブラックヒルのようなタイプ(リーチザクラウンとか。過去、何度も苦い水を飲んだこともあったよなぁ)。

 父は、もしかしたらダートもオニだったかもしれないダイワメジャーだから(スカーレットインクの一族は、分流にヴァーミリアンを輩出)。

 東京1600ダートは、スタートして100m近くは芝。だから泥をかぶらず先行できる。フットワークは乱れない――そういう見方も、もちろん正解だろうが、「あの馬は強い」「大したことない」という、個人々の感覚や論評と同じかもしれない。

 まあ、ぶっちゃけ、ケツがでかくて、脚の骨の太い馬でないと、ダートは走らんが(笑)、デカい、太いの違いも、見た目の個人の印象におもねるところが大きい。

 そんなんでいいのか?

 予想の根拠は、結局は、誰でもがわかる記録や数字ではないか。それを説明するには、どうすればいいか(もちろん、血統的根拠は非常に大事だが)。

 芝からダートへの転出組の、数字としての理論づけが、少しはできたような気がしたが、その顛末は、土曜夜更新の“今日の丹券”でも、読んでみてください。

 週半ばまで、仕事を終えた後は、“ハンニバル”を再読。

 指が6本あれば、予想が当たるのかな?

 レクター博士をまねて、バッハの「ゴルトベルク変奏曲」を、ハープシコード・モードで聞いている、スノッブなオレ(笑)。

 “羊たちの沈黙”の映画のクラリス役は、ジョディ・フォスターだったが、“ハンニバル”は見ていない。

 あの映画のクラリスは、誰が演じていたんだろう…。

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02.15.2013

雪道はそろりそろり

 銀座でインタビューの仕事があり、雪予報とにらめっこしながら、9時に自宅を出発。

 指定場所は、博品館近くの画廊。

 銀座で待ち合わせというだけで舞い上がってしまう田舎者の上、画廊と聞いて、さらにビクビク。

慎重を期して、予定より30分以上も前に着いたのだが、前を通りかかると、当のインタビュー相手の人の顔がチラリ。

あいやぁ。

普段なら、とても話なんかできない人だけに、もしかしたら分刻みのスケジュールで、ワタシの前に一つ、本職の仕事がらみの打ち合わせ中なのではないか。

あわてて通り過ぎ、時間潰しのために、雪の銀座をうろうろ。

まあ、仕事は、なんとかなったけれど(笑)。

2月初旬。クラシックはこれからが本番だが、今年も双葉社から、“POGの王道”を発売予定されます。

改めて本を手にし、毎年のように反省ばかりが先にたつが、ちなみに今年の“丹下の30頭”は、現在27勝。

その推奨馬の目標は、ダービーが終わった時点で、最低でも30勝が、丹下の懺悔?

去年は確か、合計32勝くらいだったと思うが、このぶんだと40勝近く行くかもしれないね(新記録かも)。

「でも、ダービーもオークスも勝てなかったじゃないか」と突っ込まれると、すみませんと謝るしかないが(笑)、皆様のご要望に答えられるよう、編集部ともども精進するつもりです。

コディーノ、エピファネイア、トレセン帰厩後初時計。

まさか、雪で転んだりはしないだろうが(笑)、思っているより、この時期の明け3歳には、いろんなことがある。無事、帰って来てくれて、本当によかった。

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02.06.2013