桜満開
仕事部屋に閉じこもり、煙草をプカプカ。オヤジ臭さが、なんか気になる。
というワケで、念願のファ○リーズを愚妻に買ってきてもらい、部屋を消臭。
いろんなドロドロが溶けてきたような感じもするが、栗岩太郎クンあたりにシュッとひと吹きすると、どうなってしまうのだろう。
溶けてなくなっちゃたりしたら大変だ(笑)。
阪神は曇天、芝は稍重、ダートは不良。東京も、妙な風が吹いているが、さあ、明日は桜花賞。
朝11時。これからBS11のスタジオへ。
今日9日は、午後4時過ぎから、調教をベースに桜花賞の展望。
予想原稿は、続きをクリックしてね。
【桜花賞】
芙蓉Sでは、まんまの逃げ切り。ファンタジーSも阪神JFも、タメてゝの直線強襲。2歳時は、戦法が固まり切れず、一連の実績を信頼しきれない面もあったホエールキャプチャだが、前走のクイーンCは、中団から漸次押し上げ、直線のコース取りも、小細工なしの、堂々の本命馬の競馬。
あのクイーンCの勝利は、同馬にも鞍上の池添にとっても、糧になり自信になる。
栗東輸送も手慣れたもの。先週の坂路では52秒0—37秒6—11秒7。負荷の高い栗東坂路を、楽々11秒台の脚力にも、底堅さのようなものを感じ取ることができる。
出遅れは嫌だが、枠順の16番も、それほど気にしなくていい。持ち時計のない馬だけに、渋り加減の馬場も好材料。
総合力で一歩リード。変にイン突きや後方一気など考えすぎず、真っ向勝負に打って出れば、自ずと活路は開けるハズだ(たとえ何かにやられても2着は死守)。
ちなみに、木曜日発表の馬体重は452㌔(前走は460㌔)だったが、追いきって「張ってくる」馬だけに、あまり心配はしていない。
課題があるとすれば、高速決着。走破タイムや上がりに、例えば11秒を切るか切らないかの、能力の証としてのラップが見えない馬だけに、馬場が乾き、Hレベルの時計・瞬発力勝負では、何かに差しこまれる危険性は、ひとつ頭に入れておきたい。
逆転があれば、ダンスファンタジア。
阪神JFは、イレ込み。クイーンCは6着と惜敗。好不調の波が激しく、時にポカもある馬だが、二走前のフェアリーSは、テンの2F目に10秒6。前半4Fが45秒1—1000m通過・57秒1という、桜花賞レベルのHラップを踏襲して、直線坂下から一気に抜け出す完勝。1分33秒7という走破タイムは、牡馬混合戦も含め、3歳世代ではデイリー杯に次ぐ№2だった。
美浦坂路で49秒台も出る馬だが、今回は意識的に調教をセーブして、ひと工夫。同じ軽めでも、反動を慮っての、クイーンC時の軽め調教とは、意図や意味あいが違う。
母ほどのスケールはどうかも、記録や数字は時に正直。単勝も、そっと買い添えておこう。
マルセリーナは、シンザン記念が1分34秒3の3着。続くエルフィンSが1分34秒4。この時計がイクオール能力ということなんだろうが、ただし安定感はあるものの、数字にダンスほどの爆発力がない。
エルフィンS後に、馬体細化。攻め馬の量自体は足りているし、直前の追い切りも時計は出たが、木曜日発表の体重は460㌔と、意外に戻り切っていない。
上位三頭を脅かす存在は、同じ松田博厩舎のトレンドハンター。前走のフラワーCは、同週に行われたスプリングS・毎日杯よりも、明らかにタフな、1000m通過は59秒0—マイル通過は1分34秒2を踏襲しての完勝。数字的には足りる。本質は、2400mのオークスとも思うが、惑星の単。
スピードリッパーは、フェアリーS・フィリーズレビュー2着と、大崩れのないものの、1400mベストだろうライステラス。荒れ馬場巧者のフレンチカクタスも合わせ(枠も外めだし)、勝ちきるまでの瞬発力となるとどうか。
- « 心の在り処はスミゾメ
- 《丹下の懺悔トップ》
- ゆれくる »