よっ。青大将
夕刊をとりに郵便ポストを覗こうとしたら、門柱の灯火に、とぐろを巻いた蛇がいた。
縞蛇じゃないよな。カラス蛇とも違う。
だとしたら、残るはマムシか青大将か。
何気に目が合い、顔を見つめたが、頭は三角にとがっていないし、シャアシャアと舌を出して威嚇もしない。
となると、青大将か。
加山雄三の若大将シリーズで、相棒を務めたのが田中邦衛サンで、若大将に対して、青大将と呼ばれていたが、その顔を見ているとなんとなく納得がいく。
ちなみに、大学時代、馬鹿大将と呼ばれていた、下足番の栗岩太郎は、もっと顔がでかくて青黒いが、まあ関係ないか。
しかし、蛇というのは、あんまり気持ちいいものではない(幼いころ、楳図かずおの“ヘビ女”を読んだせいもあるのか)。
捉まえて、近くの公園に放してやろうかと思ったが、意外と敏捷で、コイツが、するする上手に逃げ回るんですね。
小学生の頃は、男の子の度胸試しは、ヘビ掴み。
1メートルに満たない蛇なら、尻尾を掴んでグルグル三度回ししたもんだが、大人になると、何故か腰が引けちゃって。
そうこうするうちに、隣り近所の旦那さんたちも帰宅。
それぞれ棒を持ちながら、汗だくで蛇を追いまわしたのだが、結局逃げられてしまった。
ふう。
ご近所の親睦を深めるには、いいきっかけではあったが(笑)、明日から庭の雑草をむしって、少なくともすぐに蛇だとわかるようにしておかないと。
いっそのこと、青大将と仲良くして、金運をもたらしてくれるよう、2メートルくらいの大蛇に育て、家の守り神にしてやろうか。
7〜8月期が産卵とも言われている。卵を見つけたら、お中元の季節だし、デルオやP太郎に、おすそ分けしてあげるもいいかも。
駄犬のフィラリアとの対処とお付き合いの仕方。青大将との交際について、何かいい案があったら、教えてください。
7月3日は、BS11(午後4:00〜)。
2歳馬特集は、下河辺牧場編です。