カツモクして見よ
天高く、10月の風が街を染め上げる。
曇天では、荒れ地に咲く花のように、くすんで見えるマンジュシャゲも、光を浴びると、毒々しまでの本来の存在感を取り戻す。
50数年見続けても、いまだに評価が微妙な、妙な花である。
日曜日の夜は、久しぶりに御大・井崎シューゴロー混じりでドンチャカ。
知らない間に、手相評論家になっていた(笑)。
井崎センセは、日々進化形。三日会わずば、カツモクして見よ——ですね。
POG仲間の、府中の立ち飲み仲間も合流。
芙蓉Sのオメガホームラン4着に、ガックリきていたが、サウンドオブハートの馬体や仕草を見ると、トモや後肢の運びに、緊張感のある馬が、主流になってきたのかなという気もする。
しかし、札幌2歳Sは、グランデッツァが、腰を落として、グイと寄り切り。
2着はゴールドシップ。昔ふうに、大柄で緩くても、いい馬というのもいるもんです。
ふと、馬主さんの名前をみたら、あれれ。
10数年前、初めてテレビに出演し、“丹下番付”なるものを張りだした際、
「横綱にしてもらい、ありがとうございます」と、優しく声をかけてもらい、以来、何かと親切にしてくれる、あの馬主さんたちの馬だったのかぁ。
9月開催も終わったことだし、明日あたり、新番付を編成しなくっちゃ。グランデッツァ、ゴールドシップは、さて。
ダノンジェラード(ディープインパクト×ペンカナプリンセス)、馬名登録完了。
いつもの年より、少し遅くなったが、10月後半から11月にかけてのラインナップが整いつつある。
ボツボツ、仕事依頼も。
10月9日(日)は、毎日王冠。
社杯のため、昼休み、ウィナーズサークルにて、井崎脩五郎、鈴木淑子を交え、トークショーあり。
いつもと同じ、あいかわらずのメンバーですが(笑)、お暇な人は、ぜひ。
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