トリップ
久しぶりの、“GateJ”出走。水曜日のJBCのイベントは、エクウス時代も含め、これまで経験した中では、初めてといっていいほど活気があった。 有馬記念やダービー。キングジョージやドバイワールドCも、“カイジ”じゃないが、ザワザワザワザワと、独特の雰囲気があり盛り上がるんだけどね。
今時分の競馬のイベントは、こんな風に流れているのかなと、ちょっと新鮮だったが、思うところも、ある程度は喋ることができたように思う。
翌日の11月3日、JBC当日は川崎競馬場でイベント。
パドックに出演者のテーブルを置き、背後の大型モニターをバックに、JBCレディスクラシック、スプリント、クラシックを順に、パドック解説と予想。レースを見て回顧という流れだったが、パドックに出るのは、ジョッキーたちの控えの間から。
佐々木竹や森下。大井の的場文や桑島が、ブーツを洗ったり、トイレで物思いにふけった(笑)のかと思うと、オジサン、感無量。
ホースニュース馬に入って十年。ワタシの担当は南関東だった。
馬柱作成から厩舎のコメント、電話で成績や攻め馬の時計取り等々(30年前は、ファックスが据えられたばっかり)、予想以外は全部やらなきゃいけない会社だったけど。
井崎さんも、月〜水曜日は、同じ南関東の仕事を手伝っていました。
ちなみに、川崎の900mのレコードは、メロウマダングで、その仔がロジータ。
JBCクラシックで、ミスターシービーと、ほぼ同時代の、カツアールの持つ、大井の1800mのレコードが塗り替えられた。
武蔵小金井から川崎まで、西国分寺経由で南武線を試してみた。
途中、大学の1〜2年に住んでいた武蔵小杉を通過。
自転車をこいで、多摩川縁までシャカシャカ出駈けた、あの風景が急に懐かしくなり、途中下車して、昔のアパート近くを歩き回ろうかと思ったが、オレらしくないような気がしたので止めておいてやった(笑)。
アイムユアーズ、ファンタジーSを一気差し。メンディザバルは、ほんと、きれいに乗るなぁ(それでも仏リーディングになれるんだ)。
先週は勝ち星がなかったメンディザバルだが、随所でいろんなことを試しているように見えたし、そういう、慎重で繊細。慣れれば大胆——大人のジョッキーということなんだろう。
アンチュラスも2着。よく頑張りました。
ファインチョイスは、発馬で後手。掛かったのが痛かった。
5日の土曜追い。ジョワドヴィーヴル、CWを82秒2—67秒0—38秒9—12秒0を強め(古馬相手に0秒2先着)。
松田博厩舎で、この時計。本物じゃないかな。
栗岩太郎クン御執心のマシュマロちゃんも、今日の坂路を、12秒8で上がってきたよん。
明日は京都・芝1800mでトリップ(クロフネ×ビーポジティブ)と、エックスマークが激突。
トリップは、セレクトから注目してきた馬。“丹下の勝てるPOG”では、「ダートなら」と、名前を挙げた馬だったが、凄く調教で切れるんだよね。
ちなみに、その「ダートなら」には、ストローハットも入っていた。来週あたりデビュー予定のダノンゴールド(ゴールドアリュール×ライブリチューン・同じセレクト出身)の名もあるが、あれれ?(笑)。
明日のアルゼンチン共和国杯は、オウケンブルースリ。みやこSは、エスポワールシチーです。
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