お目覚め
全国どこの高校三年生もそうだろうが、子フグ2号も、大学も決まって、3学期はほぼ登校はなし。
気の荒い、時々角を生やすオニみたいな性格ゆえ、ちゃんと学校へ行くのか?!(「腹が痛いから、学校を休む」には笑う)。
今まではそれが気になって、4時すぎ、もしくは7時前に一度、目を覚まし、8時前に、とりあえず顔を見て、仕事に突入していたのだが、近頃は早起きする必要がなく、この寒さもあいまって、もうひと寝入り。
仕事開始の時間が、1時間遅れとズレ込み、ちょっとあれれ。
サイクルを元に戻して、引き締めなくっちゃ。
なんて、寒風を切り裂き、ディープブリランテは、水曜日。栗東CWで81秒7—65秒7—38秒1—11秒7。次週の共同通信杯に向け、唸るような伸びを見せた(ふう。走るなぁ)。
ま、坂路でも桁違いに動く馬ですが、クラシックは、言わずと知れた2000m超。その距離を視野に入れれば、瞬発力と同時にスタミナも強化必須。明け3歳馬は、坂路からコース追いへと切り替える時期でもある。
きさらぎ賞のアルキメデスも、テンの行き出しこそゆったりめながら、83秒3—67秒4—37秒4—11秒7。負荷の高いWコースで、11秒7の脚力は、これも能力。
ヒストリカル、ベールドインパクト。下河辺牧場のマジカルツアーも頑張って。
ワールドエース君、前走から間隔が詰まっているため、最終追い切りは坂路。
若駒Sは、スローに加え、福永クンも、ストレスを与えないよう気を配っていたが、ゴール板過ぎでは勝ち馬にグンと追いつき抜き去るド迫力(レース観戦は、ゴール板過ぎを見るのも大事)。
ま、昨年の3〜5月時は、ノーザンFの坂路の頂上にいるワタシを、舌をペロペロさせながら、興味深そうに眺めていたり、モノ見をするんじゃなくて、好奇心の強い、いろんなことを感じたいといったふうの、若さも見られた馬ですが、最近のノーザンや社台は、この手の馬を、無理に調教で、肉体的にも精神的にも、押しこめようとしないんだよね。
10年前は、暮れの12月末。1F・13—13(4Fは52秒0)、1F・12秒台で坂路を駈け上る馬もいたりしたが、そういう造り方だと、1勝はするが、馬が筋肉お化けになったりして、気性面でも伸びやかさがなくなり、逆にスケールの小さい、窮屈な馬になってしまうこともあった。
それだと、ディープインパクトやブエナビスタのような、繊細な馬は生まれない。
本年のジョワドヴィーヴル、ワールドエースも、伸びやかに育てているからこそだろう(血統を言い始めたらおしまいだが)。
ライズアゲイン、オーファメイ、ワンサイドゲームもデビュー戦を迎える。
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