「オレが逮捕された!?の巻」
7月25日の『朝日新聞』に
「結構います 同姓同名」
という記事が載った。
なるほど、おもしろい。
ためしに、「たんげひでお」で検索したところ、芦屋市の学校の先生が出てきた。
教育に尽くしている真面目な先生だと思う。
それなのに、こちらの丹下ときたら、
「バッカで〜す」
これが口癖なのだから、丹下先生、本当に申し訳ありません。
同姓同名に生まれた運命だと思って諦めてください。
丹下のことは、わたしが責任をもって教育します。
わたしの同姓同名は、検索されなかった。
しかし、これはペンネーム。
本名(漢字3文字)で検索してみると、なんと、いるではないか。
それも、競馬に関する人物で、新聞にも載っている。
たとえば、『岩手日報』の記事には、こうある。
「……競馬の着順を予想する懸賞付きクイズに不正に応募しようとした事件で、二戸署と県警捜査二課は10日、有印公文書偽造・同行使と詐欺の疑いで、(中略)三戸郵便局貯金保険係主任○○○容疑者(42)を同容疑で逮捕した」
(06年1月11日)
この○○○は実名で書かれているが、まさに漢字もピッタンコの100%のわたしです。
要は、昨年5月15日の「京王杯SC」。
その着順を当てると懸賞金がもらえる。
締め切りは、前日14日の消印有効。
郵便局員の彼ら(弟も逮捕)は、その職を利用したわけだ。
14日に消印だけ押して、レース終了後に結果をハガキに書き込んで、15日の夕方に郵送したんだって。
で、クイズを企画した新聞社から、懸賞金6万6600円を受け取ったそうだ。
兄弟は否認しているようだが、そんなことより、ちゃんと当てろよ。
1着アサクサデンエン(6番人気)、2着オレハマッテルゼ(5番人気)。
馬連6430円。
これじゃ、当たらないか。
だったら、懸賞金の方がオイシイか……
いかん、いかん、せめて3着テレグノシス(2番人気)を絡めれば、ワイドくらいは当たっただろうに。
泣くに泣けないよ。
せめてもの救いは、わたしが43歳であったこと。
まぁ、これだって、ほぼ一致だが。
危ないところだった。
君たち、シャバに出てきたのなら、ぜひ、改名してくれ。
「丹下日出夫」っていうのは、どう?
わたしがちゃんと許可を取っておいてあげるから。
カーカーカー。
お前らも悪いことはするなよ。
「カラス」っていう名前の人に迷惑かけるんだからな。