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“競馬は踊る”

 7月29・30日は、小金井の阿波踊り

 金曜日の7時前に予想を打ち終え、電車を降り途端に、

 「やっとさぁ〜。やっとやっと」

 鐘や太鼓、笛の音がぴーひゃら。

 小金井に引っ越してくるまでは、

 「ふーん。阿波踊りねぇ。違う阿波踊りならいいかもしれない(笑)」

 ——なんていう、単なる競馬の阿呆だったが、何年か前、次女が地元の“リズム連”というチームに参加するようになってからは、地元の祭りとして楽しみもし、意識するようになりましたが、井崎サン、“凧”のひょうげ踊りが似合いそうですね(笑)。

 週末の土曜夜は、キングジョージ。

 もう十数年も前の、シンボリルドルフが全盛期の頃。

 本格的に競馬を始めて、三年経った頃の、競馬がもっとも嬉しく感じる時代に、ルドルフの弟分のシリウスシンボリが、キングジョージに三戦した。

 深夜、レースのスタートに合わせて、フジTVが衛星実況中継を敢行。

 まだグリーンチャンネルもNHKのBSもない時代で

 (あったとしても、貧乏なワタシには縁遠くて、地上波だけが頼りだった)、

 そこらの友人達と、酒盛りをしながらドンチャン騒ぎでテレビにカジりついていた。

 ところが、いざレースが始まると、シリウスシンボリは、縦長の、チギれた後方ままをピヨピヨ。

 「大丈夫。これからズンズン追い上げいくよ」

 近しい人は言ったが、追っても追っても前との差が詰まらない。

 オニギリ型の、へんてこりんなコーナーをやり過ごし、さて直線。

 なんだ、あの坂。アスコットの直線の長さは……。

 栗東の坂路よりも急勾配に見える、果てしない直線に、シリウスはヘロヘロ。

 喘ぐように、泳ぐように(笑)、タイムオーバーじゃないかと思えるくらいのシンガリ近くを、勝ち馬がゴ−ルインして数秒ほどあと、一瞬チラリと通り過ぎていった。

 テレビの司会者も、ワタシたちも無言。

 バツの悪い沈黙のまま、「よく頑張りました」で番組が終わったが

 (以後、日本馬の海外遠征は実況中継を自粛?)

 え、あのキングジョージに、アスコットの坂を、ハーツクライが登るんだよね。

 栗東の坂路を、パワフルに11秒台で駈け登ってくるハーツ

 イギリスは晴天続きで、馬場もグッド(良)。

 アスコットの馬場は、路盤を改修して硬め。

 もしかして、もしかして。

 どうせアホなら、踊らにゃソンソン。

 ハリケーンランにエロクトロなんちゃら?

 いてこましたれやぁ〜!

 というワケで、小倉記念の予想は続きをクリックしてね。

  

 【小倉記念】

 今年の七夕賞は、スタートして2F目から7F目にかけて、11秒台のラップが7連続。

 千㍍通過が59秒4。マイル通過が1分34秒5—千八通過が1分46秒6という、小回りの福島を思えば、息の入りにくい、タフなミドルペース。 メイショウカイドウは、59㌔を背負って、好位の内々。

 いつものように、4コーナー付近で手応えが怪しくなった感じもあったが(クセ)、直線入り口で前に取り付くと、グッとハミを取って、もうひと伸び。

 メンバー中二番目の、上がり36秒2で、コンゴウリキシオーを1馬身余とネジ伏せた。

 福島よりは、時計の速い小倉に替わるが、前走の内容を見ると、0・5㌔増の59・5㌔でも、少なくともコンゴウリキシオーには負けない。

 むろん、コンゴウ岩田クンも、ひとひねりしてくるだろうが、間に差し込んでくるととすれば別路線組のサンレイジャスパーサイレントディールスウィフトカレント

 七夕賞で最速の上がりをマークしたサザンツイスターは、馬券の買いどころは次の新潟記念のような気がするが、さて…。 

 

 ◎メイショウカイドウ

 ○コンゴウリキシオー

 ▲サンレイジャスパー

 ☆スィフトカレント

 △サイレントディール

   サザンツイスター

 

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