「12月30日19時〜の巻」
丹下先生に叱られそうですが、19日の火曜日から25日の月曜日の夜9時に解放されるまで、毎日徹夜続きで、まったくパソコンに触れることもままなりませんでした。
つまり、その間、コンビニ弁当と出前弁当でしのいでいたわけで、まったく、貧乏閑なしとはこのことです。
グリーンch『明日のレース分析』での有馬記念スペシャルは、4人のゲストが参加して予想が行われました。
3人は◎ディープインパクトで、これは、まぁいい。
▲ディープインパクト。
これは、お見事でした。
弥永さん曰く。
「ディープインパクトが強いことは理解している。しかし、デビューから今日まで、馬体の成長が感じられないし、常に外を回るなど、馬群に突っ込ませるとか、そういう競馬を覚えていない。僕にとっては、それが物足りない」
という。
絶対能力だけで、ここまで勝ちあがってきたのだと。
なるほど、慧眼だ。
もし、馬体の成長があり、競馬を覚えたならば、もっともっと強くなるだろう、ということだろう。
月曜日には『A1ニュースステージ』の総集編の録画撮り。
ゲストは、根本康広調教師・坂井千明元騎手・谷中公一助手の3人。
坂井さんに、喫煙所でディープの成長力を尋ねてみた。
3歳の夏、なぜ放牧に出さなかったのだろう。
成長を促したくなかったのか、と。
坂井さんは、池江調教師の方針だろう、と前置きをしてから、こう言った。
「ひとつには、放牧に出して調教師の眼の届かないところにおいて置くと、万一故障でもされたら元も子もない。もうひとつには、あそこで馬体を成長させるのは簡単だが、それによって、あのバネが衰えてしまうことも考えられる。超一流馬が、ただの一流馬に成り下がってしまうことを考慮したのではないか」
これもまた、なるほど。
成長と脚力を秤にかけた。
そして、脚力をとったわけだ。
強い馬を預かるということの難しさが、そこにはある。
というわけで、宣伝ですが、
30日の19時から放送の『A1ニュースステージ』の総集編をぜひご覧になってください。
1時間のスペシャルです。
カウントダウン方式で、今年の競馬シーンを振り返り、そこに3人のゲストがコメントを加えていきます。
また、それぞれの「印象に残った今年のG1」をお届けします。
そして、個人的なお勧めは、ここでは書けませんが、ある騎手の「10分間くらいのドキュメンタリー」があります。
これは、泣けます。
スタッフは何回も見ているのに、必ず誰かが涙していました。
あまり、マスコミに登場しない騎手のドキュメンタリーなので、希少価値でもあります。
カーカーカー。
総集編の台本のほとんどをボクが書いたのに、そのドキュメンタリーだけは別の人が書いたということです。
やはり、ボクには
「泣きの原稿は書けない」
ということがハッキリしてしまいました。
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