さて、これからが本番
北海道の産地馬体検査から、戻ってまいりました。
大雪や(青本の産地馬体の写真は、そういうワケで、見にくいのをご了承ください)、ちょっとしたトラブルもあって、かなり弱っています(笑)。
なんて、初日の火曜日では、浦河の産地馬体の前に、JRA育成馬の展示会と、トラックショーが(調教見学)、ありましたが、ふーん。
JRAの馬の中では、ハロースピードの弟に(デカいぞ)、アレとコレ。6頭くらいいい馬がいましたが、おっと。そこにいるのは、ハロースピードでお馴染みの相沢サン。
今夜、静内の赤ひげで一杯やりますか?
ミルファームの清水サンもくるの?
じゃあ、昼は馬体検査で、夜は三人で女体検査ということで(笑)。
それは冗談として、ほぼ同い年の娘をもつワタシたち。
おバカ姉妹の受験や将来について、ヘロヘロになるまで語り合ったりしましたが、当然翌日は二日酔い。
静内・千歳の初日と、どよ〜んと歩いておりましたが、なんか桜花賞のウオッカのパドックみたい。
チューリップ賞では、ダイワスカーレットが細く見えるくらいに、唸るような気迫で馬体を大きく見せていた馬が、いざ本番では、普通に大人しい(それでも、いい馬なんだが)。
今度はスカーレットと、馬体の大きさみたいなものが気にならなくなっていたが、そうか。
ウオッカの敗因は二日酔いだったのか(笑)。
なんて、木曜の夜に会社に戻り、予想と原稿を入稿。
家に帰って、締め切り寸前の原稿を二本やっつけ、さて皐月賞予想。
皐月賞のアレコレは、続きをクリックしてね。
〔皐月賞〕
クラシックへの道のりは、常に試行錯誤。
新馬戦、500万にOPと、何らかの課題をもって競馬に臨んで初めて、クラシックに展望が開ける。
もちろん、下地には、数字としての能力の証明が不可欠だが、アドマイヤーオーラは、まずはシンザン記念で、上がり33秒3という仰天の切れ味で、アッという間に桜花賞馬を突き放し、「絶対能力」としての瞬発力を証明。
●シンザン記念
(1000m) (ラスト3F)
1・00・2 11・7−12・0−11・2
レースの上がり 34秒9
自身の上がり 33秒3
なるほどオーラの、ゾーリンゲンの切れ味はわかった。
ただ、中距離2000mでも、同じような瞬発力を発揮できるのか。
スタミナ強化のために、弥生賞前から6Fから7Fへと調教メニューの距離を延ばし、負荷を課してはきたが、正直手探りな面もあったかもしれない。
●弥生賞
(1000m) (ラスト3F)
59・8 11・8−11・7−11・7
レースの上がり 35秒2
自身の上がり 34秒8
しかし、テンの2F目にマイル重賞なみの10秒6というHラップを踏んで、1000m通過が59秒8.例年の皐月賞にほぼ近いタフな流れを、中団から積極的に押し上げ、正攻法の競馬に徹したが、ラスト3Fは11秒台が3連続。
並みの馬なら、ここで音を上げ、ペース的には後方からの強襲劇に屈するハズが、レースラップを0秒4上回る、34秒8で踏ん張った(中山の急坂の34秒台は、東京や京都なら33秒台に匹敵)。
瞬発力と持久力が融合して臨む皐月。
武クンも、今度はある程度余裕を持って、ひとつタメを利かせて、追い出す余裕も出てくるハズだ。
相手本線には、オーラを上回る上がりで2着に追い込んだココナッツパンチを指名したが、数字上は速くても、ゴール前はオーラに突き放されている。
もちろん、うなるような坂路の調教をみると、当然上積みも期待できるかもしれないが、2着馬よりは勝った馬。
競馬はやはり、勝った馬の方が強い(たぶん)。
フサイチホウオーのスケールや強さは認めるが、アクションの大きいジャングルポケット産駒。
広々としたニュー阪神ならこなせるが、タイトなコーナが待ち受ける小回りの中山。そして1番枠が気がかり。
クラシックは、一つの小さなアクシデントが致命的となる怖れがある。
今回に限っては三番手。
もし両方がコケるようなら、能力でヴィクトリー。
アサクサキングスの先行力。
ナムラマースの差し脚が浮上。
◎アドマイヤオーラ
○ココナッツパンチ
▲フサイチホウオー
☆ヴィクトリー
△アサクサキングス
ナムラマース
ドリームジャーニー
〔オマケ〕
日曜日の勝負どころは、8レースのフィクシアス。
●業務連絡
オーラ君。調教を見ていると、弥生賞後、少し反動が出た感じもしましたが、何とか持ち直したみたいですね。
輸送で馬体が減らないことを祈る。
アサクサキングス、絶好調。
天才・幸四郎、頼んます。
祝杯か残念会か。
飲みたい人は、競馬が終わったあと連絡ください。
ちなみに先週の日曜日、Y戸サンと久しぶりに「小道」に行ったら、ママが歓待してくれて、一人2000円で飲ましてもらいました(笑)。