5月 17日, 2007
「ダービー前に、何やっとんねん」
今年のダービーは、牝馬ウオッカの挑戦が話題の中心だったが、それもふっとぶ大きな話題が、昨日発表された。
「武豊がアドマイヤオーラおろされちゃった騒動」。
私の記憶では、武豊がおろされたなんてケースはなかったと思う。
ましてやダービー直前。
とても尋常ではない。
降板の裏には、香港のレース振りに馬主が納得いかなかったとか、松田博厩舎をめぐるマネージャーの暗闘(大げさか)など、いろんな憶測がとんでいる。
それよりも、ダービー前にこんな騒動を起こしていることが問題である。
まあ諸外国ならこんなことは当たり前だが、それが武豊となると、今までにないことだけに、騒ぎが大きくなることは当然。
これでダービーの妙味は、大本命フサイチホウオーや、牝馬の挑戦ウオッカに、武豊の意地という見せ場も出来て話題性は高くなったが、馬のことを考えると、アドマイヤオーラはこれでミソがついたような気がする。
そんなことを考えていたら、オークスの大本命ダイワスカーレットが回避というニュースが飛び込んできた。
ホント、春のGⅠ荒れまくり。
しかし、何年に1頭の逸材と見ていた馬が2頭も現れた今年。
オークスはどちらも不在とは。