かぶりつき
シリウスSが、◎—△で馬単万馬券。おお。やっと予想家と名乗れるだけの印が打てたぞ。
というワケで、意味不明に、ビービーガルダンで堅いと、胸を張って突撃した日曜日のスプリンターズS。
その前の特別のマイヨールはシンガリ負け。スピリタスはハナ差負けでも大丈夫。
久しぶりにカンカン場とパドックに突撃し、観客席に向かい、ズンと大きく張り出してくるビービーを前にし、ほぼ同馬の勝ち負けを確信。
「ビービーもアルティマもグランプリエンゼルもいいけど、でもシーニックブラストを引いている、あのマダムのほうが、もっといい」と近しい人。
そういえば昔、イギリス・オタクの競馬風俗研究家・立川末広サンが、あの手の写真を見せびらかしてはニヤニヤしていたが、ナニ考えてんだよ(笑)。
しかししかし。ローレルゲレイロもカノヤザクラも、何にももってないよ。
ふと、となりの人たちが手にしている競馬新聞を見ると、ローレルゲレイロにも、けっこう△がついているもんですね。
専門紙の本紙時代であっても、果たして、前回シンガリ負けの馬に印を打てただろうかを逡巡。
予想に、もうひと粘りが足りないのかなぁ。
先週から、少しは記者らしくマジメに仕事をしようと、パドック→返し馬→馬券→レースの合間にパソコンをパチパチ。
月曜日は6本の入稿もあることだし、できる仕事はドンドコやろう。
そうだ。阪神1800mの新馬戦は、山田Sのブラックゼットが勝ったんだよな。
青本のトップグラビアで、母ナリタグレースにするか、ミシシッピーミスにするか。やまカメ女と頭を悩ませた馬でしたが、こっちが正解だったんですね(笑)。
中山マイルのダノンシュナップスは、ある程度稽古から予想はしていたが、まだゆるゆるで「牛」さんモード。それでも、ゴール前1Fの伸びはなかなか。
当歳セレクトで見たときは、パキパキに張った、敏捷さのある馬だったように感じていたが、デュランダル産駒は、ニシノメイゲツ以外は、この時期、総じてのんびりとして緩い馬が多い。
3〜4月期に牧場で見ていたなら、もっと早く気がついたようにも思うが(見ている人がいるなら、誰か感じて発表して欲しかった)、先入観だけでイメージを作りすぎるのもね(反省)。
オケラ状態で、競馬場近くの飲み屋へ。
本庄工業卒のバレーボーイズたちを巻き込んで、一発唸って11時半に帰宅。
ウーロン茶ばっかり飲んでいたせいか、まったく眠れず。
そう。昔は酒はロックばかり。ウーロン茶割りなんか飲んだことがないので、どうもカフェインが効きすぎるみたいですね(笑)。
眠れないまま、たまっていた原稿を一気呵成に仕上げ、夜は8時に床へ。
そういえば、先週の水曜日。トゥザグローリー、アドマイヤプリンスがゲートで時計。レッドステラーノ、テイラーバートンといった大物たちが、揃ってゲートを通していた。
UHFのワイド中継のブースで、競馬研究の及川サンと、ひと談義したときに、東京デビュー予定の新馬紹介モニターで、シャガールとミッションモードが併せ馬をしていたが、ミッションって、なんかジャリスコライトみたい。
跳びが大きくて、いざ真剣に追い出したとき、どのくらい馬体が沈み込んで加速するのかは、本番になってみないとわからないが、あれは面白そう。
ウオッカもいいが、新馬のミッションも、パドックで、かぶりつきで見なくっちゃ。
そうだ。毎日王冠は、社杯のため、昼休みはウィナーズサークルで、御大井崎シューゴローと鈴木淑子サンと編集長の松沢一慶サンとトークショー(暇な人は見に来てね)。
確か去年は、「57㌔だけが心配だが、それでも2着は堅い」と、師匠の井崎センセと意見が一致したっけ(今年のネタも、それでいけるけど)。
5歳秋を迎えるウオッカだが、安田記念のときも、まだどこか緩さを残し、まだ奥があるように感じた。
底しれない馬だけに、今年は57㌔もクリアしてしまうかもしれないなぁ。