たまにはバンバン
久しぶりに、このGⅠはオウケンブルースリで大丈夫だろうという予感めいたものはあったが、まだまだ前進の余地を残すものの、前走で見られた発汗もなく、柔らかみもありながら、シャカシャカ・キビキビと歩く姿を確認して、まず馬券の対象としてはニンマリ。
たまには記者席の机でもバンバン叩いてやろうかなと、密かに思っていたんですけどね。
残り1Fから、ウッキャッキャ。
「でも師匠。ウオッカとオウケンは、結局1・2番人気だったんですよね」と、山田乗男が、ほとばしる歓喜に冷や水を浴びせかけるような、つまんないことをホザいていたが、府中の夜は、あちこちに幸せな顔も。
でもって、京都2歳Sのヴィクトワールピサは、11秒台のラップを4連続叩きだし、無事横綱を襲名?
白菊賞のアグネスワルツは、あれはエルプスじゃ!
国分クンの、愛敬のあるドングリ顔も、なんか木藤をイメージさせるし、単勝1000円もついちゃっていいのか?(笑)。
おっとペルーサは、毛色こそ異なるものの、若い頃のロブロイの表情に、なんかソックリ。
おデブになった古馬のロブロイより、ダービーの頃の、シャカシャカとよく歩くロブロイの方が好きだったオレ。レースの上がりも、10秒8前後のラップを内包した33秒5。実に健康的な馬だよなぁ。
当歳セレクトセールから追いかけた甲斐があったというもんです。
でも、POG仲間の山田乗男が、「関東のPOGでは、これしかいないんです」と、悲痛な叫び。悪徳馬主も(POGもやるんです)、「ダービー馬じゃ!」と、鼻息ブハブハ(目下、ブービーだけど)。
なんか、重い荷物を背負わされたみたいで、かわいそうなペルーサ(笑)。
しかし、月末だというのに、JCの売り上げは前年比86・5%で、入場人員も94%とは。
うーん。いいJCだったと思うし、先週は後のクラシックにつながるような、アチコチで充実した2歳戦もあったのになぁ。
我慢に我慢して踏み留まっていた競馬ファンも、支えきれないのかなぁ。底が抜けなきゃ、いいんだけどなぁ。
ま、暗い顔をしていてもしょうがない。さしずめ予想やPOGしかないが、そんな昔や時代もあったねと、もがきまくるろうじゃないか(リーチザクラウンもね)。
【業務連絡】
ルーラーシップとレッドステラーが、軽めながら坂路で日曜追い(併せ馬)。両者ともに、長旅や立て直しをクリアできた。
アドマイヤマスター、セイクリッドセブン、スーブルソーも、金〜日曜日にポクポクと時計。アドマイヤテンクウ、バーディバーディも順調。
全部が全部、年内に使えるかどうかはわからにが、丹下厩舎もいいよ正念場です。