忘年会
12月14日は、赤穂浪士の討ち入り記念日だというのに、どこも忠臣蔵をやっていない。
ホースニュースの時代は、井崎センセと一緒だと、この日は必ず、三波春夫の“俵星玄蕃”を歌い狂ったもんだが、
「さ〜く。さ〜く。さくさくさく。おお。蕎麦屋か!」
年に一回くらいは、これを聞こうね。
http://www.youtube.com/watch?v=vmrFoOMnV5E
大学入学当初は、塾のバイトで“毎日かあさん”に出てくる息子を教えていたこともあった子フグ1号だが、近頃は朝6時前に起床して、近所のコンビニへ。
12時すぎに戻り、学校へ。夜8時に帰宅して、部屋でゴロゴロ。
子フグ2号は、期末試験終了。スピスピと、思いっきり駄眠をむさぼっている。
朝、元気に起きて、学校へ行って、ワシワシご飯を食べて、スピスピと寝る。子供たちも、ようやく生きる力が備わってきたように思うが、親とすれば、ただ生きているだけでいい。
生まれてきて、かわいそうにとも思う。
なんて、有馬記念の一週前、朝日杯FSウィークだというのに、緊張感のない原稿だが、できるものなら、家族4人でこたつに入り、みかんの皮をボリボリむきながら、人生ゲームかモノポリーでもして、のんびり暮らすのが、一番の幸せなのかなぁ。
先週の土曜日あたりから、脇の下がチクリゝと痛みが走っていたが、やっぱり風邪っぴき。
水曜日は布団二枚を重ね、うんうん唸っていたが、強力な解熱剤を一錠飲んだら、木曜朝にはスッキリ。土曜日の予想と原稿を、とりあえず午前中に片づけることができた。
週末は忘年会の嵐。
大学時代の友人が(正確には予備校時代だけど)、吉祥寺でオレ様の会社で社内パーティーをやるから、来いという。
風邪と原稿書きでヘトヘトなので嫌だといったが、8時でも9時でもいいから来いという。
シャチョーさんの命令なので、仕方なくタクシーを飛ばして出向いたら、酒飲んでピンポン。でもって、ダーツ。
三鷹にあるスタジオ・ジブリ記念館や、今話題のスカイツリーの入場券などのメカニックを開発・整備する、IT系の周辺企業なのだが、若い会社なので、社員も40過ぎは稀。韓国・中国人の若人も積極的に採用。
いわゆる今時の若いサラリーマンに、初めて会いました。
ダーツは、実は初めて。
しかし、エイヤと投げたら、ど真ん中に2本的中。“明日のジョー”のカレンダーをゲットだぜ。
こんなところに才能があったのか!
そういえば、身体は小さいけど、やり投げは得意なんですよね。
なんか関係があるのか?(なげやりも得意だけど)。
金曜日は、近しいJRAの人たちと、新橋で忘年会。
普通のサラリーマンが、普通にアチコチで騒いでいたが、もっと昔の暮れの新橋は、道も店も満員電車みたいにギューゝだったように思うが、今は拳一握りぐらいの余裕感がある。
土曜日、中山の最終レースに悪徳馬主の馬が出走。
「勝てるかもしれないから、一緒に見に行こうよ」。
負けるかもしれないシーンなら、見にいってもいいよ。