完売で乾杯
土曜日の夜は、ダービーの翌日発売の、「週刊大衆」のグラビアの打ち合わせのために、吉祥寺で途中下車。
来年の今頃、クラシックを盛り上げてくれる2歳馬たちについてインタビューを受け、グラビア写真について、アレコレ話し合ったのですが、「週刊大衆のグラビア」といっても、ワタシのヌードが出るワケではりません(笑)。
なんて、時間より早く着いたので、ついでに駅内のロンロンの中の本屋サンに行くと、
「青本は10冊置きましたが、三日で完売です」
だって。 へぇ〜。そりゃあ凄い。
ついでに、パルコの本屋さんも完売。
気分がいいので、高一の娘のために、世界史の、山川の用語集と、大学への数学を買ってやりました(懐かしい)。
インタビューが終わって、井の頭公園入り口の伊勢家で、編集者と焼き鳥を肴に一杯。
貧乏だった20代の頃、オッサンたちに混じって、一杯200円の焼酎を嘗めるように飲んでいたのを思い出すが、当時よりヤングの数が圧倒的に多い。
「豊満な女性と恋におちる」
と、今朝のサンスポの星占いに書いてあったので、もしかしたらと緊張したワタシですが、ちぇ。
なんもありまっしぇ〜ん(笑)。
●ホームページの、ヴィクトリアマイルの原稿の抜粋です。
【ヴィクトリアマイル】
雨が降ります雨が降る。
武蔵小金井にある我が家の、猫の額ほどの庭の芝も(オーバーシードというか。
枯れると和洋を問わず、上から継ぎ足しテキトーに育つ)、今日は重馬場の様相を呈しています。
今年のGⅠレースは、何故か雨に泣かされる日が多いが、この時期は一日一日、芝が伸び、内か外か。週によってコースの有利不利が生じる。
ま、先週のNHKマイルのように、大勢はイン有利が初夏の東京の定説となっていますが、繊細に大胆に。
コースを読み切ることのできる、「考える騎手」が馬券の明暗を分けそうですね。
「それは、武クンに決まっている」
と言われたら、みもふたもないが(笑)、奮起せよ福永クン。
なんて、そのラインクラフト。
昨年のNHKマイルのコラムで、
「2歳暮れの阪神JFや、フィリーズレビュー・桜花賞の荒っぽいレースぶりを思うと、東京までの輸送や、牡馬混合の競馬はどうか」
そんなふうな原稿を書いた覚えがあるが、ありゃまぁ。時たま尻尾をチョロリと振りながら、あくびでもしているようにノンビリ。パドックでの落ち着きようはどうだ。
そうか。直前輸送ではなく、前日に入厩できる東京は、関西ベースの競馬より、却ってプラスに働くワケね。
いざ実戦も、変にムキになる感じもなく、好位の内をスイスイ。残り2F標識でスパリと抜け出すと、あとはビュンビュン後続を引き離すのみ。
いやあ、参りました。
その後の快進撃は、知っての通り。
最大のパフォーマンスは、牡馬の超A級マイラーを相手のマイルCS・1分32秒3.0秒2差の③着に、アレコレが集約。
そのマイルCS激走の反動で、12月の阪神牝馬Sこそ4着と失速したが、立て直して高松宮記念が2着。前走も、エアメサイアを突き離す形で、余裕の3馬身差楽勝。
当然、まだオツリもあるし、マイルまでならエアメサイアよりは上。
道悪競馬に一抹の不安はあるが、変に迷わず真っ直ぐに進路を取れば(ちょっと内よりに)、自ずとマイル女王への道が開けるか。
先週のフサイチリシャールは、どこか騎乗が正直すぎたけど、手の内に入れているラインクラフト。福永クンも、迷いは少ないと思うよ。
道悪になれば、「考える騎手」武クンのエアメサイアの逆転も一考。
左回りに一抹の不安もあるが、今季のダンスインザムードは下手なことを考えなくてもいいくらいにマジメで好調。当然、単まで望める。
これに、ヤマニンシュクルが絡む図式。
以下、連下要員に、良馬場に回復すればディアデラノビア。
立ち直ったデアリングハート。
重馬場ならヤマニンアラバスタを代わって警戒。
ところで、今週の日曜日。Gallopの「丸ごとPOG」が、月曜発売に先駆けて、東京競馬場内で限定発売されます。
ワタシも書いてます。DVDで、いらん解説もやっております(笑)。
青本と丸ごとPOG。一家に二冊の、必需品でございます(他の色の本はノーコメント)。
さて、今から競馬場に突撃。
今日は、競馬中継のほかに、グリーンチャンネルの「アフターレーシングカフェ」の撮影と、競馬雑誌の写真撮影の仕事も入っていて、夜は内外タイムスのダービー特集のために、御大井崎シューゴローと対談。
けっこう、ハードかも。
アフターレーシングカフェの録画は、競馬終了後に、即グリーンチャンネルで流れます。
ヨロピク。
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