グリーン・ウオッチング Vol・30
勢いがありますね
その条件に目標を絞り、フルゲートを大きく超える頭数が集まるレースは、激戦が予想され、競馬のレベルそのものも自然と高くなる。
今週の日曜日の東京芝1400mの新馬戦が、その一例ということになるが、追い切りの動きを見る限り、ブライダルアフェアは、牡馬に混じっても好勝負できるかもしれない。
欲をいえば、終いの伸びは馬なりで12秒3と(ホースニュースの時計)、合格点といえるのだが、行き出しがセーブ気味のため、67秒1と全体時計は若干遅い。
経験上、この手のパターンの攻め馬では、スタートが少しモッサリするケースもある。
でも、柴崎厩舎は、新馬戦は、かなりの確率で上位争いに持ってくることが多い。初陣から注目の素材だろう(京都のエンジェルダンスは、時計は出ないが逆に実戦向き?)。
なんて、新馬戦を勝つのは、本当に難しい。
しかし、勝ったら勝ったで、さて2勝目はどうなのか。それはそれで、ヤキモキの繰り返しなのだが、もちのき賞(京都・土曜9R)に出走するマイハートマイラブの前走時計は、メンバー中最速の1分54秒7(2着とは半馬身余・良馬場)。
アンカツ騎乗のレインボーペガサスは、脚抜きのいいやや重で1分55秒8(ただし、2着とは2馬身弱)。
ラッシュストリートは1分55秒5で後続に4馬身。コオリナストーンは、1分56秒9と、持ちタイムは見劣るものの、これがデビュー戦で2着以下に6馬身の圧勝。まだ上がり目はあるし、ライバルたちも、それぞれに根拠を持っている。 もちろん、持ち時計だけならライバルより上。極端にイレ込んだり、馬体減りさえなれば、連闘でも勝負になるのだが…。
しかし、秋本番を迎え、グリーンの勝負服の動きが活発ですが、クラブ全体に勢いのあるときというのは、思わぬ大きなプレゼントが、転がり込んでくるんよなぁ…。
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