雨音で目覚めたオークス
オークスの朝。明け方の大きな雨音で目が覚めた。
ポストから新聞を取り出しに行き、猫の額ほどの庭の芝に手を置くと、ジンワリと水分を含んでいる。
ブエナビスタは、絶対能力で重い芝も克服するような気がしているが、一方のレッドディザイアはどうだろう。
ただ、ディアジーナとハシッテホシーノには、この雨は好都合なのは確か。
馬券はブエナとレッドの1・2着固定で行こうと思っていたが、2着にディアジーナとホシーノを加える必要があるかもしれない。
《現在の人気ランキング順位は?》調教でも桁違いの二頭
なんだ、なんだ。ブエナビスタの、7F・110秒9という調教は。
でもって、一方のレッドディザイアは、栗東坂路を3F・37秒5—11秒7ですか。
オークス出走馬の調教も出そろい、それなりの好タイムを出した馬もけっこういるが、この二頭の調教は、見る人が見ればズバ抜けている。
よほどの雨か、アクシデントでもない限り、桜花賞の上位二頭は、揺るぎがないような気がするが、さて。
《現在の人気ランキング順位は?》
ウオッカは人気者のハズなんだが
NHKマイル、そしてヴィクトリアマイルと、スローペースの上がり勝負が続いているが、それにしても二週連続して、逃げ・先行馬の前残りかぁ。
こちらが想像する以上に、残り1〜2F近辺の芝コンディションがいいんだろうが(内も外も全体的に)、ジョッキーも、勝負カンと結果がチグハグで、案外と戸惑っているのかもしれないなぁ。
なんて、ウオッカに関して、アレコレ不安材料を並べていたワタシだったが、展開も向かい風もなんのその。ウオッカは強かった。
しかし、芝が渦を巻いているような強風を嫌ったのか。前年比84%の入場人員とは。
当代きっての人気者ウオッカが出ることだし、ヴィクトリアマイルは帽子を被った御婦人方で、キャピキャピと賑わうんだろうと思っていたのに、スタンドでそれらしき妙齢の女の人の姿を、あまり見かけなかった。
いろいろとイベントも組まれているようだけど、女の人は、やっぱり飽きっぽいのかなぁ。それとも、牝馬の祭典といえば、今週のオークスをさすのか。
女じゃないんで、ようわからんが(笑)、なんか心配。
《現在の人気ランキング順位は?》立つんだジョ〜〜
ドバイ遠征の緒戦である二走前は、あくまで試走の色合いも濃かったし、57・5㌔や前が詰まる不利もあった。
しかし、ドバイ・フューチュリティーSは、二番手を持ったままの追走。いざ直線を向いて、あとは逃げ馬を交わすだけ——おおと、テレビ画面に身を乗り出したところで、まさかのバッタリ。
思わず、身悶えしてしまったワタシだったが、なんでウオッカは負けちゃったんでしょうね。
5歳牝馬といえば、ひと昔は6歳表記。競争馬としては晩年を言われていたし、もしかしたら、峠を超えたというか。昨年秋で燃え尽き、真っ白い灰になっちまったんじゃないんだろうかと、伯父さんである丹下段平も言っていた。
それとも、もうお母さんになりたがっているのか。
というワケで、当日のパドックで目が死んでいないか。馬体の線が崩れていないか。それを確認するまでは、怖くて馬券を買えない。
いや。いっそのこと、ウオッカを蹴とばして、違う馬に本命をつけてやろう。
それも、ウオッカが沈没して、もし穴を出すのなら、カワカミプリンセスやリトルアマポーラではなく、ドデカイことをやりそうなタイプ。
そう、ピンクカメオあたりがクサいぞ。
《現在の人気ランキング順位は?》サラサラがベトベトに
NHKマイルのパドックへと、いそいそと出向く途中、牧太郎サン夫妻とバッタリ。
それじゃあということで、一緒に馬を見たのだが、牧サンの本命はサンカルロ。
NZTよりは発汗が目立つが、身のこなしそのものは、アイアンルックと並んで、研ぎ澄まされているように思う。
「クラスで一番運動神経の発達した、小学5年生のガキ大将のランニングシャツの背中が、汗で濡れているといった感じなんでしょうか。粘っこい酒飲みの汗と違って、サラサラと流れて気持ちいいですね」——なんて、つい余計なことを口走ってしまったが、元気よすぎて降着だよ(笑)。
でも、三人ともに、「状態だけなら、アレが一番じゃない?」と語りあっていた、グランプリエンゼルが3着に入線してビックリ。
遊びで複勝でも買ってみようかとも思ったが、距離が長いことを思い返し、マークカードの手を止めてしまったが、ジョーカプチーノがレコードで逃げ切っちゃうNHKマイルだもんなぁ。
《現在の人気ランキング順位は?》
ビンビンだぜ
JRAのホームページと内外タイムスの、ヴィクトリアマイル特集の原稿を書き、ネット競馬の日曜日ぶんの予想を入稿。
これで今週の仕事はすべて終わったと思っていたら、土曜日深夜。青本の「丹下の30頭」に赤が入っていた。
おお。そうか。あのディープの近親。親父がダンスじゃなくて、タキオンだったのね。
いやぁ。なんか手足がニョロと長い青毛で、てっきりダンスだと思い込んでいたが、スマンゝ(笑)。
なんて、今年の30頭は、あんまり気を遣わなくて済む立場にあるので、滅多にないことだし、これでもかと直球勝負に出てみた。
「去年の丹下の30頭が、意外やポイントを稼いでいる。いい加減なオッサンかと思っていたら、けっこうヤルな」という記事が、ネットで流れていましたよと、山田乗男がニヤニヤしながら電話してきたが、しがらみさえなきゃ、アレコレ並べ替えもできるんですけどね。
ナメんなよ(笑)。
《現在の人気ランキング順位は?》
青も出るデヨ
赤や黄色や、11日発売の広告が出まくっている、アソコに比べれば、ずいぶんと悠長に映るかもしれないが(笑)、“青本”の原稿も、すべて入稿。
ついでに、社台の会報や南関東のSPAT4“ザ・ウイナーズ”の原稿やアレやコレや、連休中に400字で100枚近い原稿をいてこましたみたいだが、うーん。ゴールデンウィーク明けの、清々しい朝である(ああ、しんどかった)。
なんて、ファンの目も肥えてきたし、今年の青本は、「丹下のつまらん意見が多すぎるかも」ということで、今年は優秀なスタッフに、存分に働いてもらったが、余計な思い込みや偏った見方が少ないぶん、それでいいかもしれない。
青本も4年目(だっけ?)。みんな、それぞれに力をつけているし、いつかは自分が矢面に立つときがくる。
丹下編集長の、この本のモットーは、言いわけしないで、人生は勝手に育て(笑)。ネゴシエイト、根回し、そして責任という言葉も、ついでに覚えてね。
5月末に、もう一回、POGネタの仕事が詰まっているが、ひとまず春のGⅠシリーズの予想に集中できる。
《現在の人気ランキング順位は?》浮かれ夜
土曜日はカミさんの祖母の四十九日。法要のあと、愚妻の実家に一泊したが、その夜は男衆が角突き合わせて、しばし天皇賞談義。
「絶好調なのは、アルナスラインとジャガーメイルの2枠ですかね」
「なら、2枠だな。丹下クン、馬連より枠連の2−2の方が配当が高いぞ」
「昨日までは、アサクサキングスが一番人気じゃなかったんですよね。ジャガーメイルに、ヒシなんちゃらの天皇賞の時のような、買いが入ったという噂もあるみたいですが、誰が買ったんでしょうかね」
「やっぱ、8枠3頭は強力だな。こっちから流すのが正解かも」
「1枠のサインライズマックスを狙っているんですけど、どう思います?」
「1枠流しだと、相当つけるぞ」
うーん。清く正しい、天皇賞前夜である。
《現在の人気ランキング順位は?》特報ジャガーメイル
天皇賞はジャガーメイルに本命を打った。
毎日新聞の本紙としては、少し大胆だなとも思ったが、本紙だからといって、常に一番に◎を打ちなさいと言われているワケではない。
基本的には、本紙というのは「我慢」の予想なんですが、12レース予想すれば、2〜3つくらいは、大胆に行っても許されるレースもある。
春の天皇賞は、1番人気が連絡みする確率が高いのだが、何もデータに従う必要はないし、記録は常に更新されるものだ。
いつも思うことだが、最初にデータありきというのは、ちょっと違うような気がするなぁ(競馬をやってて、おもしろくない)。
なんて、それもこれも、結果オーライというのが勝負事。どんな形であれ、結果が積み重なれば、それも一つの道となるもんです。
《現在の人気ランキング順位は?》






