丹下の懺悔

『豪快パープル、今度は信じてOK!』

 【丹下厩舎・調教主任】 by・藤原有貴

 いよいよ暮れも押し迫って、来週は有馬記念。

 開催も残すところ、あと2週。

 今週、2歳戦線における注目は近年、連対馬がクラシックでも大活躍の中京2歳S。

 ですが、個人的(馬券的)には、日曜中山のフェアリーS。

 恒例の攻め駆け特注馬は、美浦のトラストパープル。

 南ポリトラックコースで最終追い。

 直線に入って、一瞬、口向きの悪さを見せて、乗り役を困らせますが、追い出し態勢に入ると、目を見張る鋭い伸び脚。

 血統からも、とんでもないスピードを秘めている予感が。

 阪神JFは、ほとんど力を発揮しておらず、疲れもないだけに、積極的に狙ってみたい一頭です。

 次位は栗東坂路からマイネレーツェル。

 もう一頭、時計が優秀だったメジロアリスを。

 それでは、今週出走予定の有力新馬の動きを見ていきましょう。

 

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12.14.2007

「私の◎の価値は」

 最近、やたら予想の調子がいい。

 巷では、ラップとか、血統とか、馬体とかが流行ってるが、私はどれもチンプンカンプン。

 素人レベルで、それらの要素も考慮するが、基本的にはレースの見た目を中心に予想を組み立てる。

 それが結果的に良かったのか。

 京王杯のアポロドルチェとドリームシグナルの万馬券や、阪神JFトールポピー、エイムアットビップ、レーヴダムールなど、ほぼ本線で大穴が取れてしまった。

 他の2歳戦も好調で、この秋は周囲に自慢しまくり。

 それもあってか、朝日杯直前に、6人から予想を聞かれました。

 こんなことは未だかつてなし。

 さて私の予想はというと「ゴスホークケン」。

 そうです、勝ち馬ですよ。

 しかも「相手は、スズジュピターとアポロドルチェだが、内目の先行馬も恐い」と伝えたんですな。

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12.13.2007

またまたディープ

 早起きして、ネット競馬のメルマガと、“おとなの馬券学”の原稿を入稿。

 ほぼ1ヶ月単位で、主にラップをメインに、その開催の勝ち馬の評論と将来性について表組みしたものだが、自分の頭の中を整理する意味でも、後々役に立つことがあるんですよね(藤代三郎サンや北野サンのエッセイが秀逸。定期購読をお薦めします)。

 ちなみにゴスホークケンは、新馬の時点で、最終到達クラスをGⅠとしたが、そう断じて自分を鼓舞したからこそ、朝日杯の◎に繋がった?

 でもって、今回入稿した馬では、オーロマイスター(皐月かダービーか)と、アルスノヴァ(オークスか秋華賞か)がGⅠ評価。

 でもって、ダイシンプランにサダムイダテン。ニシノエモーションにファリダット等々、11〜12月開催の2歳馬は、改めて質が高いことに気がつく。 

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12.13.2007

胸突き八丁

 今年最後のヤマである、有馬記念の原稿と社台のサラブレッドの原稿をイテこまして、いよいよ年越しも見えてきた。

 まだ、JRAのホームページと、フライデー他。コチョコチョとした原稿が残っているんですけどね。

 どうやら峠は越した感じで、週末はARキッチンに突撃じゃ。

 今回は何を食べさせてくれるんでしょうかね。

 また、ワインでも用意してくれると、ありがたいんですけど(笑)。

 番組の終わりのほうで、来年のダービー馬を発表するつもりですが、アレかコレか。少なくともスパークキャンドルでないことは確かだが…。

 まずは、リコたんの胸に突撃じゃ。

 

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12.11.2007

喜びも中くらいなり日曜日

 直線入り口で、キャプテントゥーレゴスホークケンに馬体を併せに動いた。

 若干手綱捌きに余裕はないが、後続馬もしごきっぱなし。

 よし、朝日杯は、本命・対抗のワンツーで決まりじゃ。

 頭の中を、手にするだろう配当のオッズと、予想に対する自画自賛が入り乱れ、興奮状態になったその瞬間、あれれ。キャプテンが、外にヨロヨロ。

 勝ち馬のゴスホークケンはおろか。内でスルスルと粘る二着馬からも、離されてしまった。

 二着のあの人、だれ?

 黒い帽子みたいなんですが、2枠の馬たちには確か印を打っていないぞ。

 なんとか、追い詰めろよ川田

 二着は死守しなさいと願ったものの、クビ差の3着ですか…。

 ゴスホークケンに◎は、勇気のある予想として合格点。しかし、馬券は600円余の単勝のみ。

 世の中の人の役に立つ、いい予想家と言われるまでには、あと一歩。残念だったなぁ…。

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12.10.2007

おまえはすでに当たっている

 インフルエンザによる全頭検査もなくなった今週。

 普通に予想を打てるのは嬉しいが、逆にハズれても言い訳ができないことに気がついた(笑)。

 というワケで、土曜日の中山2レースに仕込んでおいた、タケデンオーのレースぶりをドキドキしながら見守っていたのだが、あれれ3着だよ。

 出がけに愚妻に馬券を買わせてしまったし、もう一つの勝負馬券である、10レースの冬至Sのブルーマーテルまでもが沈没したら、きっと今夜は沈黙の晩餐だ(笑)。

 それはいいとして、金曜日の朝は、またしてもラッシュにモマれ、うう。足が痛てぇ〜。

 武蔵小金井から中央線に乗り、三鷹始発の総武線に乗り換え、なんとか負担を減らそうと思っているのだが、小金井から三鷹までが地獄なんですよね。

 作家の林真理子サンの、

 「結婚して子供を持つ身となった今。毎朝通勤電車にモマれ、懸命に働き子供を育てる世の中のお父さんたちを見ていると、涙が出る」

 「オレは、ラッシュにモマれて汲々とする、サラリーマンの生き方が嫌いで、ゆったりとした電車に乗る人生を歩むんだといって、フリーを気取る若者たちよ。お父さんたちの姿を、もう一度見つめ直して欲しい」

という文章が、ふと頭をよぎったが、あと10年は頑張らなくちゃねぇ…。

 なんて、今週は朝日杯。

 しかし、このメンバーから、来年のダービー馬が出るとは、どうしても思えない。

 暮れから年明けデビュー組にも、十分チャンスがあるクラシックになると思うが、栗東ではピイラニハイウェイがゲートからポコポコ。母シルクプリマドンア、ケイウーマン。美浦では母クロカミやプラダマンテといったところが、軽めを少々。

 山田乗男情報によると、もうすぐ藤沢厩舎に母サイレントハピネスとヴェイルオブアヴァロンが入厩予定。ガイディングスターも、年明けには使えるみたいですね。

 ホースニュースのPOGは、夏場にアレコレあって、まだ5頭しか指名していない。

 それでも130位くらいにいるし、トップとは1万ポイント差。

 これからでも、まだ追いつけるかも。

 来週アレとアレを投票して、年明け用にコレとソレを指名してみますかね。

 というワケで、朝日杯の本命はゴスホークケン

 アタアタアタ〜と、北斗の拳のごとき快勝を期待。

 予想のアレコレは、続きをクリックしてね。

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12.08.2007

緊急告知

 AR KITCHENに、丹下日出夫が出演!

 ●グリーンチャンネル

  12月15日(土) 17:00〜17:30

               25:30〜26:00(再)

AR Kitchen.jpg Kurosaki_Rico.jpg

                                                                         <黒崎リコさん

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12.07.2007

『ブンブンと唸りあげるゴスホーク』

 【丹下厩舎・調教主任】 by・藤原有貴

 先週は、調教の動きから注目していたトールポピーが、見事に1着。

 今週の朝日杯出走組で気になったのは、何と言ってもゴスホークケン

 弾むようなフットワークから、楽々と先行した併走馬に追いつき、ラストは1F、11秒の鋭い伸びで、2馬身先着。

 前走の敗戦だけで、見限るのは早計。

 スケールを感じさせる動きでした。

 栗東からは、ウイントリガーキャプテントゥーレの坂路組。

 今週の坂路は、ラストがいつも以上にかかる重たい馬場。

 その中で、最後まで辛抱強く、二頭とも12秒台をマーク。

 特にウイントリガーは、併走相手のタイムから推測すると、4Fがおよそ54秒台。

 その中での、ラスト1F、12秒3は2歳としては破格。

 配当的妙味からも狙って面白い一頭と言えます。

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12.07.2007

「本当にダートなら勝てるのか」

 丹下師匠の一押しで、私の勝負POGの輝ける第1位・スパークキャンドルが、中山の葉牡丹賞に、未勝利戦勝利以来に出走。

 といっても、すでに3戦した同馬への関心は薄れ、今回は気楽に観戦。

 しかし、オッズを見た私はびっくり。1番人気ではないか(最終的には2番人気)。

 ミステリアスライトや、マイネルチャールズなど、素質馬が出てきているこのレースで1番人気って、競馬ファンは何を考えているのだ。

 これはおいしいレースと、私は競馬場にいる知り合いに電話で馬券を頼む。

 もちろん、スパークキャンドル切り。

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12.06.2007

グリーン・ウオッチング Vol・31

 試してガッテン

 

 12月開催を境に、2歳の新馬・未勝利の番組は、グッとダートが増えてくる。

 厳冬期ゆえ、脚元の負担を考えると仕方ない面もあるが、血統的にダートは空っ下手というタイプは(例えばダンスインザダーク産駒)、水温む季節が待ち遠しいことだろう。

 しかし、すでに1勝を挙げている馬は、比較的番組を選びやすいという特典がある。

 走法や血統的に、芝かダートか。短距離か中距離かの特性が微妙であっても、脚元が丈夫という前提つきで、いろいろと試すこともできる。

 もちろん、同じ1勝馬であっても、新馬勝ちと未勝利勝ちの差は、会員のみなさんも身にしみてわかっていらっしゃるように(笑)、心の持ちようも余裕も違う(1戦1勝の馬は、負けていないんだから、すべてにチャンスあり)。

 朝日杯FSにミスティフォレストが登録したのは、そういう選択肢にのっとってのことだろうが、配合的にはジャングルポケット×SS。

 距離はどうかだが、芝にも対応できる組み合わせだし、昨年の今頃ホープフルSで台頭したサンツェッペリンは、使い出しはなんと、福島の1000mダートだった(6着)。

 ミスティフォレストの初陣の時計・1分13秒4は、5馬身という着差を考えれば、相当に優秀。

 1200mダートなら、1〜2戦のうちに500万も突破できるだろうし、将来的には1000万には楽に達するだろう。

 しかし、トライできる機会があるのなら、ひょっとしてひょっとして。

 動かないよりは動いたほうが良い時もある(加藤征厩舎なら、黙っていてもシャカシャカ行動するか)。

 新馬戦・二戦目と、あと一歩勝ち切れないでいるが、ちょっと気に入ったのがスカーレットライン。

 コンパクトな体型は、やはり父バトルライン。

 しかし、首差しはツルリとして味があり、芝競馬でも毎回メンバー中最速に近い末脚を繰り出してくる。

 母系を辿ると、今をときめくスカーレットインク一族。

 ダイワメジャー・スカーレット兄妹や、同系のヴァーミリアンと違って、ノーザンテースト×SSの血がダイレクトに伝わっておらず(社台グループの成功は、将来的にはこの組み合わせの基礎牝馬がベースになる?)、間に一つヘクタープロテクターが入っているのが、今一つ突き抜け切れない原因かもしれないが、妙に愛嬌のある姿形や戦法といい、なかなか味のある馬だなぁ…。

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12.05.2007