丹下倶楽部

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あの頃の僕は

カーテンから漏れる朝陽が、
昨日より早くさし、
夕陽が昨日より遅くまで照っている。
時折梅の香――春も近いんだね。

共同通信杯はオウケンムーンと
サトノソルタスのワンツー。
オウケンは、菊花賞で重い印を打とうかな。
もしかしたらステイヤーではないかと思っていたが(笑)、
1800mを上り11秒台の連続ラップで勝っちゃった。

サトノソルタスは、目つきも体つきも、まだまだ若い。
でも去年でいえばアルアイン。
その前のドゥラメンテも、ムーアに走りを教えてもらった。

クイーンCのテトラドラクマは、
東京マイルの未勝利の時計の
精度の高さを示してくれた。

重賞に限らず、明け3歳の力量や展望が、
ちょっとだけでも早く符合してくれると、
クラシックも、後々古馬となっても予想が楽になる。

去年のあの頃、僕は、明け3歳たちを
どんなふうに考え思っていたのだろう。
ふと本を読み返したりしている。

フェブラリーSは、ゴールドドリーム
――種牡馬ゴールドアリュールの凄みを同時に見に行く。

 

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