丹下倶楽部

丹下日出夫が監修するPOG(ペーパーオーナーゲーム)最強情報サイト

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丹下の懺悔

「ダイワカンパニー騒動」

 今年の競馬界は、インフルエンザ騒動に追われたが、POGではココ最近「ダイワカンパニー騒動」で盛り上がった?ようだ。

 数日前、POG仲間から「ダイワカンパニーが屈腱炎にかかった」という電話が入ってきた。

 どこから仕入れた情報かを聞くと、「ある競馬ライターのブログに載っていたらしい」とのこと。

 ダイワカンパニーはPOGで持ってないのだが、関東では貴重なクラシック候補。

 私も確認したかったので、丹下師匠に電話。

 すると「最近時計を見ないんだよ」との返事。

 これは本当かも。

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11.02.2007

明日を掴め!美浦若駒図鑑

 【丹下厩舎・調教主任】 by・藤原有貴

 イキの良い若駒をキャッチキャッチということで、先週紹介した、調教キャプテンのツバサくん。

 今週は、歴戦の古馬ヴリルと併せ馬。

 先行するも、最後は粘り込めず、遅れは取ったものの目一杯に追われて状態は文句なし。

 東京の日曜6Rに出走の予定です。

 また美浦・北Cコースでは、シガースペシャルが唸るような動きを披露。

叔父は、その名の通り、あの米二年連続年度代表馬のシガー。

 その良血に違わぬ動きを見せて、まずダート戦ならば間違いなく出世は確実。

 またまた姉にランペイアを擁するスマラの2005(父シンボリクリスエス)がついに藤沢厩舎に入厩。

 そして水曜、坂路で追われると4Fを51秒。

 ラスト1Fも12秒6の出色の動き。

 これまた大物の相が出まくっております。

 そんなこんなで、では、今週デビュー予定の新馬の動きを見ていきましょう。

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11.02.2007

東でもメジャー級調教を見てみたい

 美浦トレセンの動きが、今週はミョーに活発だ。

 トレセンから送られてきた、南Wの調教の調教を見ると、65秒前後の好タイムを出す馬が続出。

 特に今日は、行き出しの5〜3Fにかけて、なだらかに加速する馬が多かったように思うが、しかし終い1Fは13秒台を要した馬も多く、単に時計の出やすい馬場だったのかなぁとも思ったが、坂路コースでも意欲的な3頭併せの馬がかなりいた。

 特に2歳馬の数が、エラく増えたみたいだが、関東も少しはヤル気が表に出た結果なんですかね。

 ちなみに坂路のハイアーゲームの時計・ラスト3F11秒0馬なりを見たとき、思わずアルゼンチン共和国杯で、ドーンと印を厚くしようかどうか。カッと頭に血が上ったりしたが、なんだ。よく見ると11秒9。やっぱ、これを叩いた次走なのかなぁ…。

 トウショウナイト、ネヴァブションは、なんか帳尻合わせの調教のような気がする。先週のダイワメジャーみたいな感じで、「ほほぅ」と、なんかガツンと来ない。ひょっととたら、アルゼンチンは大荒れかもしれない。

 ま、アルゼンチンの本命は、新潟の復帰戦をみたときから、アレと決めてあるんですけどね。

 ただ、ここで本命馬を発表してしまうと、また3着(GⅠの本命は、スプリンターズ以降、みんな3着だよ)になるかもしれないので、今は秘密(笑)。

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11.01.2007

グリーンウオッチング Vol・29

 悩ましい

 プレサンティールが、京都の芝1600mで、三戦目にして未勝利を脱出した。  前走比12㌔減。この一族は、なべて腹袋がたっぷりと発達し、いつも重いのではないかと感じさせる馬が多いし、矢作厩舎も通称「鴨胸」と呼ばれる産駒を好む傾向にある。

 ギリギリに絞り込み、体重を減らて勝つのではなく、馬体を大きくすることで将来につなげていくことが多いのだが、10㌔以上のマイナス体重は、かなり勝負がかりの気持ちも強かったのだろう。

 相変わらずゲートにクセはあるが、大きなストライドで外目から進出する横綱相撲。

 レース内容としては、かなり上出来の部類。

 しかし、1分37秒0は、良馬場に回復する過程の、まだ渋り加減の芝コンディションとはいえ、少し悩ましい。

 半兄のココナッツパンチは、勝ち星こそ1つだが、知ってのとおりデビュー二戦目で弥生賞を2着。

 ダービー出走はならなかったものの、同日の最終に組まれていた目黒記念で、古馬GⅠ戦線の柱とも目安ともなるべき、あのポップロックとハナ差の勝負を演じている。

 父がマンハッタンカフェからアグネスタキオンに代わり、しかも牝馬。クラブ馬として一口参加するには、募集時期も微妙だったし、いろいろと悩まし馬だったろう。

 実は半兄のココナッツパンチを、一昨年の春、デビュー前に社台Fの周回コースで実物をみたことがあるが、社台Fの面々が、

 「あの馬。走りそうなんですよね」

と、口を揃えて言っていたし、隊列を乱しかねないほど、実にバネのある動きが目に付いた。

 しかし、ココパシオンの仔は、死産や流産も含めて、ココナッツパンチが8クロップ。

 産駒は気性の激しい仔が多く、やや手垢がついた血統に感じる。

 馬そのものは抜群にいいのだが、距離や能力に限界があるのではないかと、つい失念してしまった。

 同時期に同じくらいの感触があったアサクサキングスに(菊花賞馬)、つい目がいってしまったのだが。

 実際のところ、ココナッツは、脚元や気性の関係で、デビューが3歳春の2月と遅め。

 「あの時の、あの馬だったのか」

と、記憶の糸を辿り、やっと思い出すほどだったが、新馬戦以降の快進撃はともかく、目黒記念後に休養を余儀なくされたとなると、また複雑。

 今年の2歳を見る際は、そのココナナッツパンチを糧に、同じ間違いをしないよう、慎重に馬を見たつもりでいたが、キャプテントゥーレとシャドウデイルが、ココナッツと印象がダブって浮上してきた。

 しかし、配合や牝馬代わり等々、いろんな面で条件は異なるだろうが、2歳秋の今に、3戦できるプレサンティールのほうが、後々まで楽しめるのではないかと思うと、また悩ましかったりもする(笑)。

 ちなみに今年3月。

 「不思議なんだよね。ウチの繁殖で、もう何番仔になろうかという、少し限界みたいなものも感じ始めた母系から、また走る馬が出始めたんだよ」と、社台Fの吉田照哉サンが、ふとつぶやいた、その矢先。

 毎日王冠のチョウサン(祖母はクラブ馬で未勝利)。そして、スプリンターズSのアストンマーチャンと、次々と質の高い重賞ホースが出現。

 さて、そうした兄弟の何を重視すれば「当たり」が出るのか。何頭もの兄弟を見比べて感じた何かが、やっぱり大事になるのだろうが、競走馬って、ホントに悩ましい…。

 

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10.30.2007

きみ〜。マズいなぁ〜

 あと一歩。

 ほんの一瞬のタッチの差で、天皇賞のカンパニーの馬券が融けてしまった。

 カンパニーは6番人気。競馬新聞の予想も各社印が薄かったが、ワタシは間違っていなかったんだよね?

 しかし、ハナ差だろうが大差だろうが、3着は3着。

 馬単のどこにも、メイショウサムソンとアグネスアークの馬券はないし、そもそもアークは、毎日王冠を3着した際に、

 「馬体がギリギリ。次の天皇賞では馬体を維持するのが精一杯」

と、早々に見切ってしまった馬です。

 だが、予想の組み立てとしては納得できる。

 ワタシは正しかったのか、やっぱり間違っていたのか。

 一杯目の酒は正しくて、二杯目の酒は苦い。

 府中の居酒屋を何軒かハシゴして、お米屋サンの二階のスポーツバーで、日本シリーズを見たり地元のヤング夫婦と語らったり、後ろの席のチーム・ラフィアンとも話した記憶はある。

 しかし、まだ諦めきれないのか。夜10時前に帰宅してからも、家族を相手に「カンパニーが、カンパニーが」と繰り言。

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10.30.2007

小人閑居

 風が止んだ。

 台風が去った。

 これから馬場は回復に向かう。

 土曜夜、午後11時過ぎ。

 明日の天皇賞は、どういう馬場で、どういう組み立てをジョッキーは選択するのか。

 一日前のアレコレを見ていると、レースごとに、時間の経過ごとに、騎手は外へ外へと馬を誘導していたが、前日の段階では、馬場のちょうど真ん中くらいを走らせると帳尻が合った。

 しかし、日曜日は芝が回復するに従い、インに切れ込んだり外に回したり、たぶん馬券も競馬も悩ましいコース選びをしていることだろう。

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10.27.2007

カンパニーで大掃除しちゃる

 掃除は面倒だが、何故か最近、洗濯好きになってしまったワタシ。

 女房子どもの下着に欲情することもなく(?)、浴槽にドカンとアレコレを放り込み、グルングルンと回る様をウットリと見つめ、汚れを洗い落とした洗濯物を干すと、達成感とミョーな幸福感が身体を満たすのです。

 若い時分、喫茶店やらライブハウスで働いたこともあって、元々食器を洗うのも苦にならないのですが、これで掃除好きにでもなれば、完璧な主夫のデキ上がり。

 競馬好きと酒飲みというのを除けば(酔うとオチャメで勝手に寝る)、よく原稿も書くし、テレビは時代劇チャンネルとスポーツ系を少しか見ないので、あまり手間もかかりません。

 誰か貰ってくれませんか(笑)。

 なんて、今週は天皇賞ですが、土曜日の東京10Rはアップルサイダー

 日曜日は、1レースのハルタカオー、8レースはトラストパープル。9レースはレゴラスで、最終のアレが来ると大穴だな。

 あとはカンパニー君が、三強を大掃除してくれればカンペキ。

 予想にも、主夫らしい細やかな配慮をほどこしておきましたが、これでますます、花婿に欲しいという、やり手で巨乳で高収入の若いオナゴが、ワラワラと名乗りを挙げるに違いない。

 レンタルも可(笑)。

 というワケで、天皇賞のアレコレは続きをクリックしてね。

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10.27.2007

『すんごい動きのツバサくん。』

 【丹下厩舎・調教主任】 by・藤原有貴

 日曜の東京4Rでデビューするサトノプログレス(国枝厩舎)。

 このマイケルバローズの全弟は、先週、坂路で目一杯に追われて、4F、49秒台をマーク。

 これだけでも驚きなのですが、たまげたのは、これと併せたツバサ号。

 目一杯に追うサトノを相手に馬なりのまま、楽々と先行併入。

 母は中央の芝、ダートを計4勝。

 兄姉に目立つ活躍馬はいませんが、これだけ稽古で動くのは高い資質の片鱗。

 国枝厩舎だけに、来週あたりは厩舎の看板馬たちと併せ馬?

 今後も引き続き大注目です。

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10.26.2007

荒れそうな予感

 ダイワメジャーといえば、関東を代表する、唯一のGⅠ馬。

 遠く3歳春の皐月賞のときから、とにかく調教で動く。

 数字も見た目も、関東のTMを釘付けにしてきた馬である。

 関東馬に新星が現れるとすれば、そのダイワメジャーに匹敵する調教タイムを出す馬が出現したときだろうと思っていたが、あれから数年。

 美浦の調教シーンで新風を感じさせる手ごたえがない。

 対する栗東は、天皇賞直前のやメイショウサムソンやポップロック(特にいい)に限らず、2歳の秋口から、CWでもDWでも坂路でも、

 「こいつ。もしかしたら、凄いヤツかもしれない」と、ほう〜とタメ息をつかせる馬が何頭もいたし、実際にGⅠ奪取直結したケースも多い。

 調教は、あくまで本番前の「試走」にすぎないのだが、追い切りにおける層の厚さが、そのまま西と東の力関係を現しているのも事実なんだよね。

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10.25.2007

オジサンはブラックソックス

 大リーグのレッドソックスvsインディアンスの試合を、原稿をそっちのけで、朝9時から茶の間に居座り、ウッシと観戦していたのだが、どうも試合に熱中できない。

 今日の松坂は、確かに懸命だった。

 息を呑んで一球一球を眺めるシーンもあったのだが、ヤンキースの松井・およびヤンキース自体を見ているときとは何かが違うし、ダービーや天皇賞を見るときとは程遠い。

 オレは松坂を嫌いなんだろうかとも思ったりするが、心当たりはない。

 社会人として晩年に入りつつある、“白い靴下は、もう似合わない”(作詞・松任谷由実 唄アグネス・チャン)、レッドソックスも合わない、臭いブラックソックスのオレ。

 しかし、同じようにジャイアンツにいたときの松井に対しては、醒めた感覚だったのを思い出す。

 我ながら、人の心持ちって不思議だ。

 その結論は、ワールドシリーズのロッキーズの松井稼と松阪の対戦を見てから、改めて考えようと思っているが、松坂のヨメさんと、十年近く前の有馬記念で、実物を見たのと関係があるのかね?

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10.22.2007