丹下倶楽部

丹下日出夫が監修するPOG(ペーパーオーナーゲーム)最強情報サイト

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丹下の懺悔

「オーシャンエイプスのGⅠは堅いのか」

 ここのブログでもさんざん話題になっているようですが、先週デビューしたオーシャンエイプスベッラレイアのレースぶりは確かに凄かった。

 素人目に見ても、これは大物かも?と期待が大きくなります。

 ところで我が「競馬フォーラム」には、「GⅠの登竜門」というコーナーがあります。

 2週分の新馬の勝ち馬の評価を、4人の予想家や馬券師の方々にお願いしており、解説を含めた総責任者はもちろん丹下さんです。

 この新馬の評価を、◎〜無印で表現しておりまして、◎はGⅠ級、○は重賞級……みたいなクラス分けをしているうのですが、皆さん慎重なのか◎がここまでほとんどついたことがありません。

 

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01.26.2007

「『マジン』が『ダイマジン』のものに」

 昨日の丹下師匠のブログにもありましたが、どうですかオーシャンエイプス

 50秒台ー12秒台前半という調教一番時計を出したときは知らない古馬だと思っていた馬が、なんとデビュー前の3歳馬。

 これはよほどの大物か、はたまたただの頭のおかしい馬かと見ていたら、見事あたりでした。

 もう評判馬は出尽くしていたと思っていたら、まだこんな馬がいるんですからねえ。

 次はきさらぎ賞と強気策。

 勢力図を一気にひっくり返す可能性もありますな。

 

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01.25.2007

“最後の大物”は、まだいるのか

 いやあ。オーシャンエイプス、ケモノのように強かったよなぁ。

 坂路でなかなかの好タイムを出していたし、先週のこのコラムで、関西馬では真っ先に名前を挙げた馬ですが、まさかまさかのあの強さ。

 新馬戦後に武クンが、ディープインパクトがデビューしたときのような、“武豊語録”に載ろうかというコメントを発して、絶賛したそうですが、フサイチホウオーを負かすとしたら、この馬かもしれない。

 ついでに芝のマイルを勝ったベッラレイアも、牝馬戦線に風穴を開けるのか。

 そういえば、ベッラレイアの明け2歳・1歳を、確か昨年のセレクトのイアリング・当歳セールで二頭とも見たような覚えがあるが、マルロスさんの下だというのに、案外と値段が安かったような気がしたが、それはいずれまた。

 というワケで、東京開催。

 満を持して、あのエアシャムスがデビュー予定。 

 同じレースにアサヒバロンもいたりするが、さて昨年4月の産地馬体検査から、どんなふうに馬が変わっているのか。

 パドックの最前列に張り付いて、ジックリと馬を見させてもらいますか。

 ちなみに丹下厩舎の出走馬は、クロッカスSのサープラスシンガー一頭。

 なんか、メダイヨンにブチ差されるような気がしているが(笑)、そうそう。

 サムライタイガースが、無事調教を再開。

 今週はウッドではなく坂路で、53秒台のソコソコの時計を出しています。

 以下、今週の重賞および3歳馬の調教のアレコレは、藤原主任に語ってもらいますか。

  

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01.24.2007

身が細る

 先週ぶんの、馬券の配当金を手にした土曜の夜。

 土曜日そのものの競馬の収支もマズマズだったこともあって、気分がいいので山城屋で一杯。

 二軒目は、亀戸の赤提灯のオデン屋で一杯。 

 これで帰ろうかと思ったが、ついエンジンがかかって赤坂のへ突入。

 完全にデキ上がり、チラリとすれ違った相沢調教師の顔を、一瞬覚えているのみだが(笑)、すんません。

 相沢サン

 今度こそ酔っ払っていない状態で、一からご対面を果たしましょう(どうせ酔っ払うから、あとは一緒なんだけどね)。

 しかし、その後がマズかった。

 お金を遣い切って突入したため、はツケ(4千円らしい。ホッ)。

 ついでにタクシーに乗り込み、小金井の我が家に突入。

 カードも忘れてしまったので、ヨメを叩き起こして着払い。

 同乗していた丹下厩舎の調教主任の藤原クンまで、女房に叱られ、止むなく武蔵小金井の駅で寝っころがっていたそうな(カバンも失くすし、オニ嫁じゃ!)。

 翌日の日曜日は、まだプンプン状態のフグ女房から、馬券代をせびることもできず、クワ〜。

 8レース、10レースが当たっていなかったら、ホント死んでいたぞ。

 でも、儲かったと思ったら、AJCCで沈没。

 パドックでひと目見て、マツリダゴッホで堅いと思ったんですけどね。

 本命はインティライミ

 一瞬3倍つくマツリダに、有り金全部単勝に張り付けてやろうと思ったが、ううぅ。そこは予想家の悲しさ。

 意地を張って、マツリダインティライミの二頭軸で3連複で勝負に出たら、およよ。

 捌きのいいヨシトミ君でも御せない暴走で、ゴール前は4着に沈没。

 水曜日の調教後、佐々木晶三師が、

 「追い切りが軽すぎる!」

と、プンスカ怒って記者会見を拒否したらしいが(人の言うことは聞いていないワタシは、その経緯を無視)、うーん。

 やっぱ微妙な調整ミスもあったんだろうか…。

 ついでに、平安Sも玉砕。

 重く見えたサンライズバッカスまで2着に押し上げるとは。

 うーん。フェブラリーSの本命は、やっぱアイツなのかなぁ…。

 

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01.23.2007

「悪用される「競馬」!?の巻」

 1月13日の報道によると、岐阜県・関信用金庫の50代の理事(当時)が、19年間で約8億円もの詐欺をはたらいた。

 架空の投資話で集めたお金で、その内の約2億5000万円を競馬に使ったそうだ。

 残りの金は、架空の投資話に対する配当金にしたり、家の改修費に当てたり、子供の留学費用にしたり、生活費にしたり、と派手にやったらしい。

 よくある話だ。

 何でも、1983年に300円で買った馬券が大当たりして、競馬にハマッたと、これもよくあるパターン。

 この手の競馬絡みの犯罪は、年中スポーツ紙のベタ記事に載っているので、もう慣れっこになっているのだが、どうもウソっぽい。

 結論から言えば、「競馬」を「犯罪ロンダリング」の材料に使っているのではないか。

 記事のほとんどは、警察発表を鵜呑みにしたものだろう。

 わざわざ記者魂に賭けて追求するほどのネタではないのだから。

 本当に、「競馬に使ったのか」が、疑わしいのである。

 この理事も、「信金の内部調査で、ゲロした」だけという。

 

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01.21.2007

スケベなオジサンたち

 ふとしたキッカケで、会社近くの日本酒好きの、のんべーと知り合いになり、全国の酒蔵の酒を、酒屋や居酒屋に紹介するという、“東京・浅草・日本酒研究会”というサークルに、何故か名を連ねている丹下です。

 会長サンは、少し前まで全国の酒蔵を訪ね歩き、精米機や醸造機を卸す商社に勤めていた人で、趣味と実益?を兼ねて、美味しい純米酒を紹介していく会社を立ち上げたワケですが、そのポスターが刷り上がりました。

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 3000枚もあるので、始末に負えません(笑)。

 このポスターを張ってもいいという奇特な方。

 メールにて受け付けております。

 ヨロピク。

 酔っぱらいといえば、日本酒を飲み過ぎて、時たま貧血になる(酒飲みなら、どこから血が出るかわかるよね?)、御大井崎シューゴロー

  「土曜のメインのサンライズSだけどさ。ニシノアンサーって、クサくない?」

 「いままで重賞の長いところで惨敗していた逃げ馬が、距離短縮でハンデ戦。元々スピードのある馬だからさ。1200mなら気を抜けないし、ノシつけて行くと自然に折り合いがつくかも。一転して、ドトウの追い込みが決まるような気がする」

 そう。ワタシも、ちょっとクサいと思って、最後の最後で△をくっつけといたんですよね。

 「じゃあ。2人で50円づつ出し合って、ニシノアンサーから、馬連100円総流しはどうよ?。もし当たったら、夕方ドンチャカできるぞ!」

 なんて、本日のワタシの本当のショーブどころは、中山の最終のブラックランナーなんですが、AJCC・平安Sの予想のアレコレは、続きをクリックしてね。

 

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01.20.2007

グリーン・ウオッチング  Vol・10

 平坦の小倉がカギ

  1月21日(日)の、小倉の第2レースに、フェアリースポットワンダーフルーツの二頭が登録していますが、その両頭の前走の成績を見ると、

 ◆ワンダーフルーツ  1分9秒7・2着

 ◆フェアリースポット  1分10秒1・5着

 パッと見の印象は、同じ中山の1200mを走った上では、ワンダーが上のように映る。

 しかし、両馬の前半3Fのレースラップは、ともに33秒7。

 しかもワンダーのレースの勝ち時計は1分9秒7。

 対するフェアリーのソレは、1分8秒6。

 フェアリーのレースの勝者は、続く500万条件を連勝。

 レースの質そのもので言えば、フェアリーの方に分がある。

 しかも、フェアリースポットは、輸送のある中央場所ではイレ込みがキツく、母の父フォーティナイナーを考えれば、平坦で現地競馬はドンピシャ。

 ついでに言うと、杉浦厩舎所属の大野クンが、小倉入りして熱心に調教もつけている。

 血統のインパクトは、たぶんワンダーフルーツだろうが、こうした諸条件を重ね合わせると、実は中山の両馬の0秒4差が、限りなく近いモノに見えてくる。

 なんて、要はワンツー・フィニッシュを決めれば、それでいいことなんですが(笑)。

 おっと、中山の日曜日の最終レースに、グリーンアラモードが登場。

 相変わらず手前が代わらず、ラチを頼るような面が抜けないようですが、前走で戦ったノーザンキッズ・ウエスタンウッズは、展開次第(できれば良馬場のパワー勝負が望ましい)で、逆転可能。

 怖いのは、モンテチェリー、ラインドライブの、底を見せていない4歳馬二頭なのかもしれない。

  

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01.19.2007

「どうなってんだ? フサイチホウオー」

 どうもフサイチホウオーがおかしい。

 ラジオNIKKEを勝った後は共同通信杯を目標にしていたが、ここに来てきさらぎ賞との両睨み、また皐月賞ぶっつけの可能性も、なんて話が出てきた。

 ニュースソースは馬名の元?となった報知新聞。

 ここはフサイチホウオーのおっかけ記事をよく掲載しているので、間違ったことは載せないだろう。

 そして今日、サンスポにも同じような記事が載った。

 共同通信杯か、きさらぎ賞か、皐月賞ぶっつけ。

 共同通信杯まであと2週という段階で、3つの選択肢。

 しかも一つは皐月賞ぶっつけ。

 普通、皐月賞ぶっつけなんて、中間一頓挫がなければ、なかなか取らないローテーション。

 しかも厩舎はイケイケドンドンの松田国である。

 ちょっとおかしくないか?

 

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01.18.2007

シンジマンの陰の努力?

 今週の美浦は、松山藤沢小島太厩舎勢が、やけに熱心に調教を積んでいたような気がしますが、中でも平安Sに出走のカフェオリンポスですか。

 3歳夏のジャパンDダービー以来、引っかかり癖が表に出るようになり、どこかムラ駆け馬の印象が強くなったが、トパーズSの勝利をキッカケに、大井の東京大賞典が見せ場タップリの4着。   

 何だか、別馬のような従順ぶりですが、そういえば昨年秋の天皇賞前に、渋谷のエクウスのイベントでご一緒させてもらった、シンジマンこと東信二サンが、

 「最近、体がなまるとナンなので、暇を見つけて栗山牧場に行って、放牧している馬の調教をつけているんだよね」

と、言っていらっしゃいましたが、その中にカフェオリンポスの名前もあった。

 同馬の復活劇の陰に、シンジマンの地道な馴致育成があったかもしれないと思うと、なんだかシミジミ。

 シミジミと嬉しいニュースといえば、近しい人が7分の1だけ権利をもっている、コンプリートランが、骨折から立ち直り坂路50秒9をマーク。

 夏の新潟で、「次は勝てるかも!」というところまで行った馬。

 しかも、4頭しかいない、シンボリルドルフ産駒の一頭。

 何とか1勝を挙げて、青葉賞でもプリンシパルSでもいいから、ちょこっとだけでも夢を見させて欲しいもんです。

 なんて、先週は思わぬ除外で、間の抜けた原稿になってしまったが、松山厩舎ドリーミーペガサスが、坂路49秒5を叩き出して仕切直し。

 アドマイヤワールドと、ダートの1800mで激突じゃ。

 坂路では、大久保厩舎ココナッツパンチが、52秒9−35秒4−11秒4を馬なり。

 ジャンバルジャンも、めでたく初時計をマーク。

 この一〜二週間後にデビューしそうな、関東の有力どころは、エアシャムスアサヒバロントーセンゴライアスケイアースエクセシヴラヴレディセラヴィフサイチリニモミンティエアーアイスカービング

 一方の栗東は、雨で馬場コンディションに難あり。

 DW所属馬は、芝コースと折衷して追い切りをかけたりして、時計からは状態が見えにくいが、CWはフィニステール

 芝コースはクルサードに、ブルーリッチが何だか怪しい。

 3歳新馬は、坂路のオーシャンエイプスが特に目を引いたが、以下の有力どころは、アロープラネットスターアイルトップエクセレントティルフィンググランフェッテプライムオヴライフハートフルメロディといったところが要注意。  

 さて、アナタのリストにある馬います?

 AJCC、平安S他、追い切りのアレコレは、藤原調教主任に語ってもらうとしますか。

  

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01.18.2007

負けない競馬

 京成杯のパドックで、ひと目見て、サンツェッペリンの状態のよさに好勝負を確信し感動。

 ソロリとオッズ板を見上げると7.6倍を示している。

 「丹下サン。松岡の馬、いいですよね

と、背後から声がかかる。

 おお。

 カメラマンの村っちゃん(かなざわいっせいサンの言うところの、ドスコイ村田カメラマン)。

 何年か前、フロリダの調教セールに二人で行って、部屋をともにして以来(経費節減のため。モーホではない)、小さな友情を保っているが、あれから律儀に我がホースニュース馬紙を買ってくれている。

 競馬を生業としているのですから、そこら辺りのシロートではないハズなのに、新馬戦や重賞で予想が当たると、

 「丹下サン。凄いですね

と、必ず言ってくれる、心根の優しい大男ですが、彼もサンツェッペリンを確信しているようです。

 なんか嬉しい。

 でもって、ハナを切ってスタスタと一気逃げ。

 単勝は6倍ちょうどまで落ちてしまったが、単勝6千円。複勝4千円を投入。

 他にコレといった馬がいなくて、単複勝負を厚めにしましたが、メイショウレガーロとの馬単が1千円。

 ダイレクトキャッチがスパっと2着に届いてくれれば、かなりの大モウケになったのだが、まあヨシとしますか。

 しかし、逃げの手に出るとは思わなかったが、道中何度も手前を代え、フワフワとした馬である。 

 差しに回れば、案外とモタついたりブツかったりの不利を被っていたかもしれない。

 前半の千㍍を62秒台で通過したとき、ほぼ勝利を確信したが、終わってみれば、松岡クンの頭脳の勝利ということかもしれない。

 ただ、これがGⅡ・GⅠともなると、スンナリマイペースとはいかない。

 激しい競馬になったときにどう出るか。

 2分1秒6の時計は認めるが、まだ課題は多そうだ。

 友人から、バンザイメールがたくさん入っていたが、村っちゃんの笑顔を思ったりして、こういうときの予想家って、なんか嬉しい。

 

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01.15.2007