丹下の懺悔

『西も、東も、もー大変!』

 【丹下厩舎・調教主任】 by・藤原有貴

 先週は、やや中休み気味だった2歳新馬戦。

 しかし、日曜には、栗東坂路でキャプテントゥーレが、ポルトフィーノに対抗すべく?4F、51秒台をマーク!

 さらに今週は、あの関東の大物が、いよいよターフに姿を現すなど再度ヒートアップ。

 それでは今週も、出走予定の2歳馬の動きを開催競馬場別に紹介していきます。

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06.28.2007

「調教が分からん」

 関東の評判2歳馬が飛びまくっている。

 開幕週は、マイネアルデュールマイネベクルックスが揃って敗退。

 どちらもウッドコースで好時計を出していたのに。

 そして先週の日曜日、福島の新馬戦。

 ストリートスパンが断然人気を集めていた。

 それもそのはず、坂路で49秒1というベラボウに速い時計を出していたのだ。

 この調教、実は同じ厩舎のレイクエルフが、これを追いかけて併入している。

 つまりレイクエルフのほうが、少々時計が速い。

 どうやら厩舎の期待はレイクエルフのほうが上。

 ストリートスパンは、あまり買いかぶらないほうがいいぞ。

 そう思っていただけに、ストリートスパンの負け(8着はさすがに負けすぎだが)は、ある程度予測どおり。 

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06.28.2007

「6月24日の業務連絡の巻」

 なるほどね。

 今日の「明日のレース分析」(グリーンch)で、『競馬ブック』の吉岡哲哉さんが、ウオッカについて、「ダービーは、評価しない」とおっしゃった。

 こりゃ、意外。

 ダービー史上最速の上がり33秒0を使ったが、その時の馬場状態の良さ、スローペースを考えれば、それくらいの上がりが出ておかしくない下地があったので、特筆するものでもない。

 直線でバラけて、競り合うシーンがなかった。

 男馬との差は3馬身。

 これは、牡牝の差を考えれば、大差に等しい。

 それほどに、牡馬のレベルが低かったのではないか。

 今回は、古馬の一流馬相手で、アドマイヤメインがいるのでスローペースになるはずがない。

 スローばかりで勝ってきたウオッカは、かなり厳しいのではないか。

 ……といった内容。

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06.24.2007

「状況こそが敵だ」

 土曜日の競馬新聞の印刷が始まる5分前。

 輪転機近くの、新聞配達のおばちゃん部隊の仲良しサンの一人が、

 「本紙の一つ上に丹下サンの予想欄が変わって、印の打ち方も変わったんじゃない?なんか、昔のアベコーさんみたい」と、言ったが、穴党という意識はないんですけどね。

 目指すべきは、自由闊達な、「孤高の二重丸」と呼ばれる、御大・清水成駿(もう一人の御大・井崎シューゴローの、お笑い系のポツリ◎路線というのもあるにはあるが)。

 栗岩太郎クンが、「評論家なんて山ほどいる。丹下のケケケ」と、ホザいていたが、ワタシのこれからの方向が、なんとなく見えてきた。

 でも、本紙の上にドスンと座って高配当を当てたりすると、みんなをいたぶっている気分になったりして(笑)。

 その昔。本紙担当者は、アベコーのプレッシャーに敗れ、病院送り。全治1年以上——もしくは永遠に本紙退場という重傷(?)を負った人が多発したりした。

 人のことに関心のないワタクシの場合は、別にどうってことなかったんですけどね。

 人生は、何らかの責任を負って生きていくべきであって、自分が何者かを見つめるのには、いい機会だよ。

 本紙担当の誰かが、プレッシャーに負けて胃潰瘍になったりしないかなぁ(笑)。

 なんて、先週の福島日曜日の5万円余の馬単的中で、本年のワタシの通算回収率は94%までハネ上がった。ついでに的中率もトップなんですよね(軽く自慢)。

 ふふふ。

 これからの下半期、じゃんじゃかハズれ続けても、ワタシはほぼ大丈夫。

 調子に乗って、土曜日の2レースで、マリーンチャチャという人気薄の馬に◎を打ったら、ありゃりゃ。5着に沈没だよ…。

 金曜日の夜、近所の山城屋のオヤジたちを5人以上巻き込んで、全治3日のケガを負わせてしまった(笑)。

 でも、土曜日は9レースと11レースに、ポツリ◎を仕込んであるから大丈夫(たぶん)。

 というワケで、宝塚記念のアレコレは、続きをクリックしてね。

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06.23.2007

グリーン・ウオッチング Vol・21

 時計も大事だが、着差もなかなか雄弁

 昨年の宝塚月間は、阪神競馬場の改修工事のため、京都開催は年明けから4回目。

 梅雨が重なったこともあるが、さすがに馬場の消耗が激しく、通常の開催より1秒以上時計のかかる芝コンディションだったように思う。

 ところが、先週より始まった阪神は、芝のマイルと1800mで、合計三つのレコードが続出。

 3歳未勝利戦で、1800m・1分45秒5という好記録も出ている。

 オッティマルーチェの2200mの走破タイムは2分13秒8。

 広々とした2200mにコースが変わったのが功を奏したのか。

 坂路では3F・40秒を切れないこともあるズブい馬が、ブリンカーをハズしたことで、いつになく調教でも動いていたし、惑星としての下地はあったように思う。

 2分13秒8は、例年ならば古馬1000万条件に匹敵するが、今年は馬場差1秒は割り引いて考えなくてはいけないが、ただ、2着馬とはクビ差の叩き合いだったものの、3着以下とは3馬身余。

 予想を打つときに競馬週刊誌のレース写真を参考にすることがあるが、3馬身というのは見た目においても決定的な差。

 上がり云々は別にして、このメンバーと再び対決すれば、二度と負けないことを、写真は物語っている。

 なんて、以前このコラムで、オッティマルーチェはダートに比重の高いフサイチペガサス産駒云々を述べたことがありましたが、初勝利は芝。うーん。大した予想家じゃないかもしれない(笑)。

 ちなみに、年によっては当然馬場差もあるだろうが、昨年のディープインパクトの宝塚記念は2分13秒0(発表はやや重だったが、限りなく重馬場に近い)。

 2000年のテイエムオペラオーの宝塚記念は2分13秒8だったが、アドマイヤムーンにウオッカ。ダイワメジャーにメイショウサムソン。カワカミプリンセスやポップロックの集う今年の宝塚。

 絶好の芝コンディションの後押しを受け、平成7年にダンツフレームが叩き出した、2分10秒2というレースレコードを更新する可能性も出てきた。

 福島の芝も、先週のバーデンバーデンCは、テンの3Fが11秒7−9秒9−10秒2。3F・31秒8という数字は、前半のラップだけなら日本記録かもしれない、高速馬場だったが、雨が降って二週目に替われば、さすがに開幕週のような殺人的なラップにはならないだろうし、適度に荒れた良馬場の芝を好むピエネヴェーレも、たぶんもう順番(一年経って、なんだかんだで835万円は稼いだんですね)。

 ロージーワールドは、昨年のバレッツで2F・22秒台をマークした馬(調教セールの時計で言えば、能力は1000万級)。

 海外調教セール出身馬は、ときに輸送等々で摩耗することもあるが、一度は馬体を作ったし、調教時計を出し始めれば追い切りの本数以上に仕上がりも早い。経験馬相手でも、おもしろい。

 

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06.22.2007

『GⅠ週でも、2歳に釘付け』

 【丹下厩舎・調教主任】 by・藤原有貴

 先週の新馬戦、阪神からはスケールの違いを見せ付けたポルトフィーノ

 さらに、性能の高さを示したエイシンパンサーが勝ち上がり。

 函館からは、スピードは勿論、ゴール前、一歩抜きんでる勝負根性を見せたアイリスモレア

 そして福島からは、楽々と突き抜ける瞬発力を発揮したダイワマックワン

 と才能豊かな若駒がザックザク。

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06.21.2007

競馬も人生も、敗因は出遅れ

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 誰でもが見知っている「これぞ良血馬」が、前評判通りに楽勝するシーンを、先週目の当たりにしたが、まずはロケットスタートで、ゲートが開くと同時にポンと2馬身先行。

 道中、多少コツンコツンとしてはいたが、素直に折り合い、勝負どころの三分三厘で手綱を緩めると、途端に11秒1と加速。ラスト3Fを、11秒1−11秒6−11秒7(34秒4)で快勝してしまったが、ポルトフィーノは、普通に横綱だワ。

 でも、POGで指名しなかったからなのか。いわゆる血統馬が、あまりにもアッサリ勝つと、意外に感動がないモンですね。

 「何を言っているんですか!僕はポルちゃんを一口持っているんですけど、6千万円もしたんですよ!この馬が走ってくれないと、娘たちを学校にやれないし、家庭が崩壊するんじゃないかと、毎日ビクビクしていたんですけどね」

 このブログの管理者であるHクンは言ったが、故障さえしなければ、3億円は稼いでくれるさ。

 ポルトフィーノの陰に隠れていたが、エイシンパンサーの上がり3Fは33秒9。

 去年のアストンマーチャンくらい、走りそうですね。

 ちなみに丹下厩舎シャドウデイルは、外に膨らんだり内にささったり、フラフラして新馬勝ちを取り逃がしてしまったが、福島のUHFのブースで、目黒貴子サンとゴール前2人で絶叫してしまった。

 悶えまくりの、こっちの方が、よりPOGらしかったりするが(笑)、三週目か四週目の未勝利を勝てば、函館2歳には何とか間に合うかも(アグネスワールド産駒だが、ゴール前はジワジワ伸びていた。1400mまでは、とりあえず距離も大丈夫)。

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06.20.2007

「ヨガによる必勝法の巻」

 おお、訴えたければ、訴えるがよい。

 著作権法違反。

 私は火で炙られようが、水攻めにされようが、この一文の「出典」を口にはしない。

 丹下が人として非ざる道を歩んでしまうことに比べれば、私が投獄されることなどちっぽけなイベントに過ぎないのだ。

  「インドのヨガ行者は、きびしい肉体的鍛錬によって、そのペニスに霊妙な力を賦与することができるそうです。たとえば、尿道から水を吸い上げることができるようになる」

 この全文を読みたければ、古今の「文春文庫」を洗いざらい調べてみよ。

 出典を記せば、丹下がヨガに飛びつくことは見えている。

 この夏競馬から本紙予想を降り、評論家として再出発を始めた丹下

 本紙予想を担当する者は新聞の数だけしか存在しないが、評論家は、自称を含め星の数ほど存在する。

 この中で生き抜くためには、独自性がなければいけない。

 だが、私は思うのだ。

 「尿道から水を吸い上げることのできる競馬評論家」に、何の説得力があるのだろうと。

 丹下の浅はかさは、ここにある。

 ヨガ行者は、決して「尿道から水を吸い上げる」ことを目指して修行をしているのではない。

 要は、「超人的な能力を獲得する」ための修行なのである。

 丹下のように、それとこれとをはき違えてはいけない。

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06.19.2007

人生は、何度でもリニューアル

 世界が若々しい緑になって、また新たな2歳馬たちがデビューを始める。

  若いっていい。新馬戦っていい。二日酔いでも、なんとなく気持ちがいい。

 これで、また一年、生きていけるような気がする。

 「お馬さん。ありがとう」という言葉が、つい口を突いて出てしまうが、調教師も厩務員サンもジョッキーも、きっと同じ気持ちなのかもしれないなぁ…。

 この原稿を書き終えたら、福島行きの新幹線に乗り、みちの奥の、柔らかに青める田園風景を、また今年も車窓から眺める自分がいるのだろう。

 一年経って、さて今年のワタシは何者になったのか。

 なんて、間もなく阪神の新馬戦で、ポルトフィーノがデビューする。

 相沢厩舎マイネアルデユールも走る。

 日曜日の丹下厩舎は、メローフルーツの仔で勝負じゃ!(函館2歳Sまで突っ走れ)。

 ちなみに、ホースニュース馬・主催の“ザ・ホーステン”。

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 ポルトフィーノを指名した方は、423名。

 みんな、突っ走ってますね(笑)。

 でもって、ホースニュース・関東版も、リニューアルしました。  20070616-01.jpg

 

 丹下日出夫も、無事本紙をクビになり(笑)、新たに評論家としての夏を迎える。

 予想をする際に、一頭一頭、「本紙の見解」のノーガキみたいなものが、ふと頭に浮かんできたりして、新しい立場に戸惑うことも多かったりするが、予想欄は、昔アベコーも座っていた、いわゆる「穴党」の、下から二番目。

 時にはハメを外して、大胆な印を打とうと思うのだが、不良になり切れなかったA型。

 見かけはバカボンのパパなのだが、根はマジメなA型。

 さて、ひと夏の経験で、どう変わるんでしょうかね。

 というワケで、バーデンバーデンCの予想のアレコレは、続きをクリックしてね。

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06.16.2007

「最初はグー」

 先週は初めてブログを休んでしまった。

 申し訳ないです。

 なにせ、5箇所もPOGをやってるので、ドラフトが集中するとパンクしてしまうんですよ。

 まあ、1箇所を除いて終わったので良かった。

 さて、今年のテーマは、いくつポルトフィーノがとれるか。

 まあ1番人気間違いないんで、全POGで取るのは無理です。

 てゆーか、全部じゃんけんで負ける可能性もあります。

 そこで、白夜書房のPOG本に書いてあった「じゃんけん」攻略法(POG本は年々深くなるなあ)を会得。

 これを読むと、じゃんけんは自分がイニシアチブを握り、相手に考える暇をあたえずに決着させる。

 つまりは、出しやすいグーかパーを出させるということですな。

 これで100%にはならずとも、勝率を上げることにはなる。

 よし、これで行こう。

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06.14.2007