丹下倶楽部

丹下日出夫が監修するPOG(ペーパーオーナーゲーム)最強情報サイト

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丹下の懺悔

「青本の季節?」

 「いや〜、赤本の季節になりましたね〜」。

 これって、まだ青本が出る前、我々POGマニアの間で赤本が売り出させると

 「さあ、ドラフトが近いぞ〜」

 てなことで、よく使われていました。

 まあ、正月用のCMが流されると正月が近いことを感じるようなものですな。

 それほど赤本はPOGで重宝されていたんです。

 我が師匠も書いてたし。

 しかし昨年から我が青本が登場し2年目。

 果たして「赤本の季節」の言葉はどうなったのだろうか?

 そこで、この言葉をよ〜く使っていた男2名に連絡してみた。

 

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05.19.2006

いまのところは出血大サービス???

 フサイチジャンクさんが、先週から美浦トレセンに入厩しましたが、なんでも栗東の厩舎近くで工事が始まり、騒音を避けるためとのことですが、クラシックのためには、みんなあの手この手ですね。

 そのジャンク。今日は御丁寧に岩田クンが東上して、W・68秒4−38秒6−12秒0(二分どころ馬なり)。

 普通にいいじゃないですか。

 そういえば、桜花賞馬キストゥヘヴンも、オークスに向けて万全を期すため、通常の輸送より一日早い金曜日に東京競馬場入りするそうですが、前日・もしくは前々日入厩の効能は、関西馬の遠征で証明済み。

 一日か二日、お泊まりしてノンビリすると、飼い葉喰いもかえっていいくらいで、滞在競馬に近い効果が出ているみたい。

  「関東までの長距離輸送云々」

は、もしかしたら死語かもしれない(関東馬の関西遠征については何とも言えんけど。結局、関東馬は単に弱いのか?)

 

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05.17.2006

「先入観は禁物ですよ、の巻」

 ヴィクトリアマイルには、まったくの裏をかかれて、この日もオケラ。

 ここ3週、まったく払い戻し機の前に立っていません。

  完全にズンドコ状態です。

  ここは気分を変えるべく、めったに行かない音楽会に行ってきた。

 サントリーホールで開催された「読売日響」のコンサートである。

 演目は、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」

 チャイコフスキーには、わたしなりの関心があった。

 高校1年のときに上演された映画「冬の華」(降旗康男監督)で使われた曲が、「ピアノコンチェルト1番」。

20060517-fuyunohana.gif

 

 高倉健演ずるヤクザが、殺した相手の娘・池上季実子のことを気にかけて、伯父と偽って文通を続ける一方、自分自身は堅気になれずに破滅していく、という物語。

 実に、この曲を効果的に使っていた。

 当時から演劇にのめり込み、特につかこうへい作品には感化された。

 氏の代表作「熱海殺人事件」は、大音量でかかる「白鳥の湖」で幕が開く。

 あのぞくぞく感といったら、高校生のわたしにとっては、なにか悪場所に足を踏み入れたときの感情に似ていた。

 つまり、降旗康男監督も、つかこうへい氏も、チャイコフスキーに突き動かされて作品を完成したのではないか。

 逆に言えば、チャイコフスキーの作品には、人を駆り立てる何かがある、ということだ。

 

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05.17.2006

キッスしてみたいタイプ

 ヴィクトリアマイルは、ダンスインザムードエアメサイアの、○—▲の、いわゆるタテ目でしたが、あれ。何故か馬券が当たってる。

 なんて、パドックのラインクラフトは、下腹に汗がポタポタ。トモの送りが付いてこない感じで、ハッキリ言ってヤバイ。

 逆にエアメサイアは、威張って外々を周回。

 ダンスインザムードも、相変わらずキョトキョトはしているものの、身体の線はシャープで、イレ込みもいつもよりはマシ。

 ヤマニンシュクルは、プラス12㌔の体重増が示すように、動きに切れがなく、脚元もゴトゴト(赤いバンデージ)。

 穴はディラデラノビアデアリングハートか。

 でも、きっと馬券はエアダンスで堅いよな。

 オッズボードを眺めたら10倍。ふーん。1−18で、こんなにつけるんだ…。

 午後になって晴れ間も広がり、馬場もよくなったことだし、この二頭にディラデラノビアを絡めた三頭で、ほぼいけるんじゃないかなぁと思ったが、ラインクラフトに◎を打った立場上、やっぱこの馬の馬券も買わなくてはいけない(そこが予想家の辛いところ)。

 「でも、○—▲なら予想としても当たりだよね」

 と、自分に言い聞かせ(セコい)、限りなく一点買いでレースを見ていたら、ホントに1−18で、アッサリか決まっちゃったよ(笑)。

 

 

 しかし、夕方からは、井崎シューゴロー清水成駿サン塩崎サンとの対談である。

 2000本安打を打った、金田とワンちゃんと長嶋さんの名球界の三人に、新庄が加わったような座談会と表現すればいいのか(襟はたてていないいが)。

 ハッキリ言って、ドキンチョー。

 マッコリをがぶ飲みしたら、途中からワケがわからなくなりました(笑)。

 その対談のほどは、5月22〜24日売りの内外タイムスでどうぞ。

 

 

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05.15.2006

完売で乾杯

 土曜日の夜は、ダービーの翌日発売の、「週刊大衆」のグラビアの打ち合わせのために、吉祥寺で途中下車。

 来年の今頃、クラシックを盛り上げてくれる2歳馬たちについてインタビューを受け、グラビア写真について、アレコレ話し合ったのですが、「週刊大衆のグラビア」といっても、ワタシのヌードが出るワケではりません(笑)。

 なんて、時間より早く着いたので、ついでに駅内のロンロンの中の本屋サンに行くと、

 「青本は10冊置きましたが、三日で完売です」

 だって。  へぇ〜。そりゃあ凄い。

 ついでに、パルコの本屋さんも完売。

 気分がいいので、高一の娘のために、世界史の、山川の用語集と、大学への数学を買ってやりました(懐かしい)。

 インタビューが終わって、井の頭公園入り口の伊勢家で、編集者と焼き鳥を肴に一杯。

 貧乏だった20代の頃、オッサンたちに混じって、一杯200円の焼酎を嘗めるように飲んでいたのを思い出すが、当時よりヤングの数が圧倒的に多い。

 「豊満な女性と恋におちる」

と、今朝のサンスポの星占いに書いてあったので、もしかしたらと緊張したワタシですが、ちぇ。

 なんもありまっしぇ〜ん(笑)。

 

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05.14.2006

「果たして6番枠が勝てるのか、の巻」

 ただ今、5月13日の夜。

 明日の「ヴィクトリアマイル」の検討をしているところ。

 新聞を見て誰もがビックリしたことだろう。

 「これじゃ、先週のNHKマイルCと同じじゃないか」

 確かに、人気馬2頭が最内と大外。

 ダンスインザムードマイネルスケルツィエアメサイアフサイチリシャールに相当する。

 すると、この2頭は馬券にならない

 勝つのはロジックと同じ6番枠に入ったラインクラフトで、

 2着ファイングレインと同じ2番枠に入ったマイネサマンサだ。

 ここも、先行馬が2番枠になったということで一致。

 3着キンシャサノキセキと同じ15番枠のデアリングハート

 さもありなん、という枠順ではないか。

 こんなことを真面目な顔をして言うと、素人の浅読みと笑われそうだが、ふと十数年前を思い出してしまうのだ。

 

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05.13.2006

最強のPOG青本! 2006〜2007年

これが今年の青本です。

20060513-aohon2006_2.jpg

巻頭カラーグラビア
PART1
  東西2歳有力馬の馬体写真330頭!
   丹下編集長の有力育成場レポート【グラビア編】

PART2
  情報の側面
     ●来た!見た!チェックした!
       ・丹下編集長の有力育成場レポート【本編】
       ・ノーザンファーム/ファンタストクラブ/
      下河辺牧場/山田S/社台ファーム
     ●丹下の渾身レビュー
         06〜07有力2歳馬 直筆“ガケップチ”レビューBEST30
     ●エイト鈴木由希子が厳選
         2歳評判馬の「馬体写真」だけのランキング
     ●アドマイヤ・近藤利一オーナー インタビュー
     ●ドラフト直前の最終チェック
         産地馬体検査リポート 浦河/静内/早来初日/早来2日目
     ●下河辺牧場 レポート
     ●カタオカステーブル レポート
     ●ラフィアンターフマンクラブ レポート
     ●ノースヒルズ(大山ヒルズ) レポート
     ●厩舎情報SPECIAL
       ・角居勝彦調教師 インタビュー
       ・橋口弘次郎調教師 インタビュー
       有力厩舎の入厩予定馬情報
       栗東●松田博/池江郎/池江寿/森/松田国/友道/橋田/
        佐々木晶/白井/音無/藤原英/長浜
       美浦●藤澤和/小島太/大久保洋/加藤征/萩原/二ノ宮/
             国枝/鈴木伸/河野/堀/和田/戸田/手塚/畠山吉
     ●フサイチ軍団・関口房朗オーナー インタビュー
         武田ステーブル
     ●海外セールの「日本人が購入したらしい馬」情報
PART3
   ドラフト対策の側面
     ●関西「競馬エイト」鈴木由希子監修
         馬体写真だけで「健康度」「成長度」「父の遺伝力」をチェックする方法
     ●本誌データマンの究極データ作戦
         ポスト・サンデー時代の新セオリーはこれ 柿谷陽介
     ●業界初「標準偏差」のドラフト対策
        『ヒット型』のこの種牡馬がいいですよ。 姫園淀仁
     ●「格差」時代の定番手法
        『格高ライン』からクラシック馬は生まれる。 山田乗男
     ●ポストサンデーサイレンス時代の血統戦略
         1.“サンデー産駒が走っていないレース”種牡馬ランキングを検証
         2.これからのPOGは『母の父SS』がキーワード 血統評論家・水上学
     ●“生産者の思惑”からの大穴馬発掘法
        『種付けは4年周期』の法則 成瀬谷和樹
     ●新種牡馬レビュー
        「マンハッタン、ジャンポケもこれくらいやるはず」
           デイリー馬三郎・土屋景
     ●超初心者向け!
        「よいこのPOG入門ガイド」 根腰英太
     ●「素人達人」に学ぶドラフト秘策
         負け組の敗因、勝ち組の勝因から学ぼう。
     ●業界情報&インサイダー情報爆発?
         青本スタッフが選ぶ選択希望馬ベスト20
     ●丹下の「青本ザンゲ番付」
     ●無料ダウンロードの手順について
PART4
   データの側面
     ●巻末「06〜07年東西2歳馬完全データ」
     ●海外取引馬情報

        定価
        1500円(税込み)
        体裁
        A5版/平綴じ
        256ページ(カラー64ページ)
        発売日
        2006年5月9日
        発売・発行
        KKベストセラーズ

※その他詳細は、「競馬最強の法則WEB」をご参照ください。

 

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《現在の人気ランキング順位は?》
05.13.2006

「ディープの宝塚に狂喜乱舞! だが」

 ディープインパクト 宝塚記念から凱旋門賞へ」

 

 このニュースに一番喜んだのは競馬マスコミの方々ではなかったでしょうか。

 競馬雑誌にとって、夏場はもっとも売れない時期にあたります。

 そこに宝塚記念というGⅠがあろうとも、ダービーが終わった競馬は、シラケ状態。

 ここでは、どんな凄い企画を持ってきても、全く反応はありません

 

 あ〜まもなく嫌な季節が来るなあ〜と思っていた我々も、今年の夏はいつもと違うやる気を感じます。

 

 

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05.12.2006

「うちにロジックがいた」

 丹下師匠からもお知らせがありましたが、待望の青本が発売されました。

 私は、前回に続き、今回もいろいろとお仕事をいただきまして、

 「ラフィアンレポート」

 「素人達人」

 「師匠と前回POGを振り返る『丹下の懺悔』

 そして私オハコの「最新格高ライン」

とやらさせていただきました。

 読者の皆さんには、読んだ感想なんぞをいただければ、後の参考にしたいので、どんどん意見、文句をください。

 って、どこに送ればいいんだろう?

(こちらです  derby@tangenozange.com )

 

 青本も出たことだし、話題は2歳馬に移っていいかな。

 私も手持ちの馬でダービーに出るのはジャリスコライトナイアガラくらい。

 オークスもアドマイヤキッス1頭ですわ。

 アドマイヤキッスのほうはかなり有力視されていますが、入着は堅いと思うんですが、イマイチ勝てるとは思えないんです。

 なんででしょ?

 なんて考えていたら、知り合いのPOG仲間から

 「おめでとうロジック」

なんて電話がかかってきた。

 おいおい、馬券はずしたって。

 

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05.11.2006

夢十夜

 こんな夢をみた。

 腕組みをして枕元に坐っていると、仰向に寝た女が、静かな声でもう死にますと云う。

 女は長い髪を枕に敷いて、輪郭の柔らかな瓜実顔をその中に横たえている。

 真白な頬の底に温かい血の色がほどよく差して、唇の色は無論赤い。

 とうてい死にそうには見えない。

 しかし女は静かな声で、もう死にますと判然云った。

 五月十日の夢は、夏目漱石の「夢十夜」の第一夜を思い起こさせるような妙な夢で、汗ビッショリになって、うなされながら目が覚めた。

 まだ社台の「Thoroughbred」の原稿を入稿していないので、それがプレッシャーだったのか(笑)。

 それとも、「青本」の赤字の予兆だったのか。

 よくよく見ると、ページ7の馬の一頭の写真と血統が、まるっきり違う!  顔面蒼白。

 馬主・関係者のかたははもとより、みなさん、まことに申し訳ありません。

 責任者として、深く反省しております

 ひらにひらに、ご容赦お願い致します。

 

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05.10.2006