蒸し無視
日曜日のテレビ放送の現場に、走破タイムやラップをまとめた、予想のレシピを置き去りに。二日酔いの頭を抱え、月曜日午後、忘れ物を拾ってくれた、制作会社のある四ツ谷へと、トボトボ。
「こ、こ、こ、こんな簡単な資料で、今まで予想をつけてきたんですか!?」と、丹下P太郎は言っていたが(ニワトリか)、馬の強い弱い云々は、「仰天のオニ脚」とか、「史上かってないスピード」とか言われても、それはあくまで個人の見解。
強い弱いは、結局誰もが納得する、数字で表現するしかないのだよ。
ま、本音を言えば、タイム理論とは、あくまで方便。数字や記録を振り回すより、パドックや牧場で馬体を見ているほうが、断然好きなんですけどね。
しかし、首差しや背中、トモの造りや脚や繋ぎ——馬のアレコレも、結局は抽象論。主張しすぎると、蒸し蒸しして暑苦しいし、個人的な好みを押し付けるだけになる。
ノドの疾患や骨折の軽微云々や、脚の曲がりや爪云々に関しては、最終的には専門家である獣医の意見を仰ぎ、リスペクトするのが一番のように思うのだが(それぞれにプロはいる)。
そういえば、SSは、SSの仔は、飛節に問題ありとして、種牡馬としてどうかを言われていたが、まあ、走ること走ること(笑)。
ディープインパクトだって、蹄鉄を打つのが従来のものだったら、果たして競走馬として成功したかどうか。
JRAのCMじゃないが、常識は敵だ。
「見たこともないような馬」が、競馬シーンにも血統シーンにも革命を起こす。
個人のちっぽけな経験則は、時に危険ということか。
なんて、JRAのCMで思い出したが、今回のサイレンススズカは、ちょっと光量が足りず、画面が暗すぎないか?
我が家のテレビが、地デジ化していないからかもしれんが(笑)。
6時から新宿で、丹下デルオと丹下倶楽部のアレコレについての、打ち合わせ。
9時、二丁目の“いれーぬ”へ。梅雨の最中、老オカマたちが団扇でパタパタやると、いつも以上に暑苦しい(笑)。
丹下悶は、社台グループのクラブ申し込みのリミットを前に、ネジリ鉢巻きで悶え中。
従兄弟の同級生の一口所有馬ブロードストリートが、マーメイドSで2着。プラス10㌔、馬体さえ戻れば、まだまだチカラはある。
今週はBS11はお休み。宝塚記念に全力投球です。
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