エクシェ・オモ
明日30日・土曜日のBS11のお題は、“競馬界 超人列伝”だそうな。
その一人として、「時計超人」として、出演することになるが、大丈夫か(笑)。
なんて、超人といえば、ニーチェである。
ニーチェの超人思想とは、
「自身の中に(全世界の中に)おける、自身の生存の前提となる価値をもち、その世界の意思によるすべての結果を受け入れ続けることによって、現にここにある生を肯定し続けて行くことを目指す」思想である。
ぶちゃけて言えば、これまでの自身の中のアレコレを、いいことも悪いことをすべてほじくり返し、「もし」とか「たら」とかを省いて検証・肯定し、くよくよしないで生きなさい行きなさいということなんだろうが(ホントか)、若い時分は、こんなことを理解するのにも苦労した(今も実人生は、たらればばかりだけど)。
なんて、サラブレッドとは、競馬とは、自身の能力を検証・理解することから始まる。
競走馬は、自身のもつ時計やラップ以上には走れない。一頭一頭の競走馬は、それを理解しつ肯定しつつも走る超人——そう、競馬は超人たちの勝ち負けのゲームなんだが、栗ちゃん、理解できた?
超人は、哲学に近しい者であり、意外にテキトー。知識はウロ覚えでもいい?——なんか聞かれたときに、間違ったときの言いわけを、早くも用意か(笑)。
丹下倶楽部の“調教ウオッチミー”の、水曜日ぶんの補足になるが、木曜日の栗東は、DPコースのニコールバローズ(ゼンノロブロイ×ブーケドレーヌ)、80秒8—64秒1—36秒9—11秒9が、目を引いた。
噂のマトゥラーは、65秒5—37秒8—12秒0。時計の出るDPで、正直上がり12秒0は、少しモノ足りない(手先が伸び切れない?)。
もちろん、この一本で、能力云々を語るのはどうかとも思うが、専門紙グループの媒体によって、調教タイムは異なるものの、ワタシが利用している媒体は、DPなら3Fは36秒台—上がり1Fは11秒台が望ましいかも…。
- « 俺、原田だが
- 《丹下の懺悔トップ》
- トライ »