ディケイド
日曜日、午前10時。さあ、競馬場に突撃です。
おやおや。5レースの新馬戦を、ふと見れば、母ヒシアマゾンの名前が(手塚厩舎)。
実物を見ていないので、なんとも言えませんが、坂路49秒台も出ている。
「神経質」という、厩舎のコメントが掲載されていましたが、競走馬として、アマゾンの血を継ぐものとして、上手く競走馬生活を送って欲しいもんです。
ちなみに、阿部オーナーとは、何年か前、慶應の学園祭で、ご一緒したことがある、数少ない慶應ライン。
ワタシは除籍で、何の役にもたっていないけれど(笑)、さすが財界人。
日本や世界経済のシステム——三田校舎で相撲をとっていた、学生時代の話等を交え、競馬情勢や、あるべき方向性を、理路整然と語られていた。
「10年たったら、阿部さんのような人になりたいもんだ」——一瞬そう思ったりしたが、10年経っても、おばかさんはおばかさんのままです。
エリザベス女王杯の予想は、以下の通り。
《11R エリザベス女王杯》
スノーフェアリーの、昨年のエリザベスのイン一気は、今も脳裏に鮮やか。
見た目の印象だけではなく、ラスト2Fは12秒7から11秒8へと急加速。1秒近くの一気のギアチェンジと爆発力こそが、あの4馬身差、同馬の実力。
今季は、57〜60キロの斤量を背負い、牡馬混合の欧州最上位のGⅠ・凱旋門賞3着、英チャンピオンSを3着。勝ち鞍こそないものの、前年よりむしろ内容は濃い。
木曜日計測の体重は476キロ。前日追いで、キッチリ昨年の468キロくらいに絞れるハズだ。
逆転があればアヴェンチュラ。8月のクイーンS・1分46秒6という走破タイムを軸に、秋華賞でも本命を打ったが、そのクイーンSのラップをなぞるように、前半1000m通過・58秒3という、澱みのないミドルペースを、直線入り口で早々に先頭。あの秋華賞は、岩田の確信犯的勝利だったか。
走破タイムは、やや重で1分58秒2。もし良馬場だったら、1分58秒1というレースレコードを、軽く更新していたに違いない。
ちなみに、秋華賞のレースレコード・ホルダーであるファビラスラフィンは、秋華賞を起点に後にJC2着。タイレコードのファインモーションはエリザベスを連勝。ブエナビスタのライバル・レッドディザイアの時計は1分58秒2だった。
京都2000mのサンプル数は少ないが、秋華賞の時計は、歴代の牝馬の序列を明確に示しているし、アヴェンチュラの位置づけも、自ずと見えてくるのではないか。
イタリアンレッドも、本当に強くなった。小倉記念レコ勝ちを含め目下三連勝。府中牝馬は、着差はわずかだが、府中の直線を、直線入り口を過ぎてすぐのロングスパート。2着以下とは、着差以上のチカラ差を感じた。
さて、問題は、レーヴディソールとアパパネの取捨。前者レーヴは、ブエナビスタ級の大器。ただ、調教過程を見ると、例えば同じ休み明け、松田博厩舎の、天皇賞のブエナビスタよりも、若干時計の精度が落ちる。
調教は、直前よりは、その過程。ましてや牝馬が、直前目いっぱい追わなくてはいけない理由は?。山積した諸々の課題を、すべてをハネのける可能性はあるものの、急仕上げは否めず。ここは連下まで。
アパパネも、府中牝馬のレース振りが、どうも納得がいかないが、無印と言い切ってはいけない馬。△には押さえておく。
ダンシンレインは、脚元に熱云々はともかく、3歳時の戦績自体はスノーフェアリー以上。ただ、他馬の格好と目標となる逃げ馬。スノーフェアリーそのものが、実力を認めるがゆえに、真っ先に同馬を目掛けて仕掛ける可能性が高い。
フミノイマージンは、わずかながらも上積みあり。逆にアニメイトバイオは、木曜日追い切り後の体重が467キロ。当日の体重を要チェック。
◎スノーフェアリー
○アヴェンチュラ
▲イタリアンレッド
☆レーヴディソール
△アパパネ
ダンシングレイン
フミノイマージン
当たるといいね。
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