ドーモドーモ
土曜、日曜と、珍しく二日続けて、カレンダーが赤く塗りつぶされている。
というワケで、金曜日中に、前倒しで週末の予想のアレコレを消化。
ふう。けっこう仕事したな。
栗岩太郎でも呼び出して、キリタンポ鍋でもつついて、いっぱいやるか。
「でもさ。水曜日の調教時計収集から始まって、四季報をくったり、血統書をひっくり返したり、予想を打ち原稿を書くまでの、丹下さん週末の仕事の過程は、ホースニュースの本紙を担当していた頃から、まったく変わっていないことは、何度か説明してもらって知ってはいるんですけど。
ほら、新聞記者って、調教師とか牧場とか馬主とか。センセー、シャチョー、この間はドーモドーモの、吉村マリで〜す。
うはっは、がっはっはと、アチコチに電話をかけまくって、情報をもらうとか。
人に何か聞きながら(隣人のを横目で見たりして)、チョコチョコ印をつけるって、イメージがあるじゃないですか?
その感じが、今もって打ち消し切れないんですよね」
栗岩太郎は言うけれど、幼稚園のころから、専門紙時代えを経て、今の今まで、人の話をちゃんと聞いたことがないんだよなぁ。
まあ、マスコミの役割にも、いろいろあるだろが、うーん。情報を伝える者ではなくて、情報の発信者でありたし。
今も、そう思っているのだけれど、最近、「どうやって、馬のことを調べているんですか?」と、同じギューカイ人からも、不思議がられることがある。
競馬も、新しいファンが、毎年参入するワケで、新しい人にとっては、丹下日出夫も、単なるミョーな、珍しい、初めてみたオジサン。
ほんの三年前くらいは、「若手」と言われていたんだけどね(笑)。
なんて、年も改まり、一昨年のセレクト、去年の1歳セール。クラブ馬主のカタログ等々、明け2歳のことを、ぼんやり思う。
でも、まだ1カ月くらいは、仕事にしたくないなぁ。
「僕も、もう3歳は見切って飽きちゃいましたよ。最後のダービーは、結局ワールドエースが勝つんでしょ?それよりも、来年のチチカステナンゴ産駒の可能性について、熱く語りあいましょうよ」
栗岩太郎、お前が言うな(笑)。
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