「あ〜、高田」
皐月賞は、先週のここで書いたとおり、内枠中心で勝負しました。
ということは当たったのか!
なんてうまくはいかない。
一応最初の予想はフサイチジャンクを中心に、あとは5番枠より内の馬に3連複総流し。
これなら的中だったのだが、最後に余計なことをしてしまった。
「高田が半年くらい平場で勝っていない」
皐月賞当日、わざわざそんなことを教えてくれたやつがいたおかげで、ドリームパスポートを切ってしまった。
しかも、1〜6番枠の6頭馬単ボックスを買おうとしたやつに
「ボックスは確か5頭まで。高田が 乗るドリームパスポートははずしたら」
なんてとんでもないアドバイスをしてしまった。
結果は周知のとおり。高田は絶妙な騎乗で見事に2着。
高田が勝てないのは、下手なんじゃなくて、
勝てそうな馬を乗せてないからじゃないのか?
3連単は27万くらいでしたっけ?
もう払い戻しも知りたくない。
アドバイスをした相手にはさんざん文句を言われ、もちろん自分の馬券もはずれ。
ガッガリしていた自分に、ある記者が声をかけてくれた。
「競馬フォーラム凄いじゃないですか。10番人気のドリームパスポートに上から下まで印がズラリ並んでますよ」。
確かめてみると、ウンウン、ドリームパスポートに印がいっぱい。
日本中の新聞、雑誌でこんなにドリームパスポートに印があるのは我が競馬フォーラムだけだろう。
そう思ってたら、ああ、どんでもないオチが。
そう、本誌を作っていた頃は、ドリームパスポートの鞍上がデムーロだったのだ。
週刊誌や日刊紙でない強みがここに発揮されたのだ。
いや、我が予想陣はきっと言うだろう。
「高田でも印は変わらない」
きっとそうだ。絶対……間違いない…。