「何回生き返ればいいんだろう?」
今年も「最強の法則」の金でセレクトセールに行ってきました。
もちろん馬ではなく、「人」を見に!
まあ、毎度のことながら、馬体はさっぱりわからないので、馬を見ても意味がありません。
セレクトに行って3年目ですが、振り返ると、必ず主役となるべき人がおりました。
2年前はダンスインザダーク×エアグルーヴを、当時最高価格の4億9000万で買ったフサイチの関口氏。
セール後のテレビでは、馬より関口氏の露出のほうが大きくなっておりました。
そして昨年はダノックス。
2年前にも高額の馬を購入していましたが、昨年はさらにヒートアップし、注目を集めました。
そして今年、いったい誰が主役になるのか?
常連の近藤氏、金子氏が巻き返すのか、昨年は姿を現さなかった関口氏か、またまたダノックスか?
まず主役を演じたのはダーレージャパン。
クロフネの弟を3億円でゲット。
あれ?
ダーレーってJRAの馬主登録が却下されたばかり。
ということは、この3億円は地方競馬でデビューということになるのか。
このままダーレーが高額馬を買い続けたら、どんどんいい馬が地方に行ってしまう。
POGでも取れないよ。
そんな危機?を救った一方の主役が現れた。
母トゥザヴィクトリーをダーレーと争い、6億円まで持っていって粘りきったのは多田信尊氏。
えっ、誰だそれ?
確かめに行くと、あら若い。
この人が6億円のオーナーかい。
実は代理人ということで、ほかに真のオーナーがいるそうな。
噂では藤沢さんとこに高い馬を入れてる山本さんと、あの有名なIT社長さんらしい(実名は誰も出さないので伏せとくけど、すぐわかるでしょう)。
しかし6億ですか。
丹下師匠は
「生涯に俺が稼げるのは 3億くらい。1回死んで、もう1回生きないと、買えないよ」
じゃあ、私はどうなる。
「乗男は3回、いや4回? ぎゃははは」
そんな傍らで、ある馬主さんらしき方がこぼしてました。
「わしらのような貧乏にでは、買えないよ」
あなたたちが貧乏人?
では私たちは……。