「今年で終わるスーパー未勝利の巻」
今週から開幕する福島競馬の安全を祈念して、18日、競馬場で「馬場浄め」と「馬頭観音祭」が行われた。
秋の福島は、かねてより「万馬券の宝庫」と呼ばれるほどに荒れる。
その中心が「3歳未勝利戦」。
すでに、東京・京都におけるそれは先週で終了し、この福島開催で1〜2週目にかけて施行される計18鞍のみとなった。
ここで勝てなければ、500万クラスに格上挑戦するなり、地方競馬に転厩するなり、はたまた……しなければならない。
いわゆる「スーパー未勝利」というレース。
これは、昨年から始まり、「出走回数が5回以下の馬」、または「前走着順がJRA平地戦で3着以内の馬」でないと出走できない。
つまり、何度使っても着順が上がらない馬はふるい落とされたわけで、これまでの3歳未勝利よりはメンバーのレベルが上がっているということになろう。
たとえば、昨年のスーパー未勝利出身から、エイシンライトゥンは現在、1000万クラスをも勝っているから、それなりの素材も出走してくるわけだ。
しかも、このレースには「1回しか出走できない」という規定があるため、各馬、ガチンコ勝負になる。
GIが勝負がかりなら、このスーパー未勝利も同じ姿勢で臨むことになる。
この切羽詰った感がたまらないのだ。
ま、ある意味、生死を賭けた戦いを楽しむというのだから、悪趣味ではあるが。
このレースが、来年度から廃止されると発表された。
たった2年間だけの企画だった。
ということは、再来年からは通常の3歳未勝利戦が、かなりシビアな戦いになってくる。
それはそれで楽しいだろうが、「再チャレンジ推進」なんて言われているご時世なのだから、残していいとも思うのだが。
そして、スーパー未勝利戦を特別競走にして、午後からのレースにすれば、だらだらの500万戦を観るよりも緊張感があっておもろいかも。
PRCのA木ちゃんが、今週から福島担当だそうだから、競馬&温泉をかねて「みちのく旅行」でもして来ようかなと思っている次第であります。
カーカーカー。
どう?丹ちゃん。
丹ちゃんの好きな、しなびた感じの温泉ストリップもあるそうだから、ドンチャンしに行かない?
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