他馬が止まって見える
雷と大きな雨音で目が覚めた、土曜朝。午前7時。
府中近辺も、京都も雨で煙っている。
秋の雨は細く長い。
この雨が、思わぬドンデン返しをもたらすかもしれない。
そう、京王杯2歳Sで道悪が得意といえば、デッカイあの馬だな。
丹下厩舎の馬なので、大きなことを言うと非難を浴びそうなので、敢えて名を秘す、小心なオレ(笑)。
でも、もしかしてもしかして?
なんて、ゴールドアグリが勝ったら、祝勝会になだれ込んで、ドカドカとシャンペンでも飲んでやろうかと思う一方で、都合のいい考えを頭に浮かべるのも人間ということでしょう。
あ。今、クルサードがコンティネントを差し切り勝ち。
2歳番付の横綱に挙げた馬だし、いやぁホッとした(1分48秒4もマズマズ)。
というワケで、エリザベス女王杯。
井崎シューゴローが、
「川上といえば背番号16(古い)。カワカミプリンセスが、ピッタリの枠に入ったよなぁ。でも、これを負かすとしたら、アドマイヤキッス。3番と言えば長嶋。逆転があるならキッスだな」
意味不明なことを言っていたが(笑)、
エリザベスの予想のアレコレは、続きをクリックしてね。
【エリザベス女王杯】
本年のオークスは、知っての通りカワカミプリンセスの完勝。
2分26秒2は、歴代のオークスでも第二位にあたる、Hレベルな時計決着をみた。
そのオークスは、秋華賞にそのまま移行。
オークスの1・2・3着馬が、1・3・2着に入線。
しかも、1分58秒2は、これまた秋華賞のレースレコードに、0秒1差の1分58秒2だった。
では、その秋華賞のレコードホルダーであるファビラスラフィンと、ファインモーションの次走はどうだったかというと次の通り。
●ファビラスラフィン→ジャパンC・2着
●ファインモーション→エリザベス女王杯・1着
過去の例に照らし合わせてみると、カワカミプリンセスは、このエリザベス女王杯でも、きっと勝ち負けが期待できる。
強敵は、スイープトウショウ。
このコラムでも何度も書いたが、宝塚記念でハーツクライ、ゼンノロブロイ、リンカーン以下を封じ込めた底力は、近年の牝馬の中にあっても、エアグルーヴにチョイ落ち程度のトップレベル。
ま、天皇賞は二走ボケというか。大幅な馬体減に加え、下腹あたりに汗が滴っていた。
ホームの京都に替わり、馬体さえ戻っていれば、カワカミを撃破するだけの地力を備えている。
というワケで、丹下フォーメーション。
1着 16・8
2着 16・8
3着 13・15・6・3・1
もし、パドックで、変な素振りを見せたり、更に馬体が減るようだと、ディアデラノビア、サンレイジャスパー以下の馬単にチェンジしたほうがいいかもしれない。
大穴は、シェルズレイの逃げ切り。
ソッと単勝を勝って遊んでみますか。
【オマケ】
東京のオーロCの予想は、
◎フォーカルポイント
○ニシノナースコール
▲コイウタ
☆オーゴンサンデー
△ダイワバンディッド
ダンスインザモア
マイネサマンサ
ツルガオカハヤテ
でも、このまま雨が降り続き、馬場が悪くなるようだと、☆を打ったオーゴンサンデーに絶好の馬場になる。
単複で少し遊んでみてはいかがでしょう。