年齢を語らず
先週日曜日のサンスポの鈴木淑子サンのコラムで、淑子サンが、吉田拓郎とかぐや姫の嬬恋コンサートに、今年も二十数年前も行った云々を書いていましたが、当時のワタシは高校二年生。
キャンディーズのお別れコンサートには興味がないが(笑)、山口県の田舎もんが、まさか嬬恋までシャカシャカ出かけるワケにもいかない。
しかし、友人であるK枝クンの姉さんの彼が、たまたまイベント屋で、どっからか嬬恋コンサートの録画をくすねてきて、山口県にある宇部女子短大で、フィルムコンサートを開くという。
おお。女子大。
甘酸っぱいお姉さんたちの中に突撃じゃぁ(笑)
帰りのK枝クンのお姉さんの車の中で、“人生を語らず”について、缶ビールとハイライトで、語りまくった若い昔がありましたが、嬬恋コンサートに自由に行けるということは、すでに女子大生か、高校生ならチョイ不良(笑)。
淑子サンは、スケバンには見えない。
ということは、もしかして二つ以上年上?
よい子の皆さん、淑子サンの歳を計算したりしないように(笑)。
なんて、大学に入り、ボブ・マーリーとブルース・スプリングスティンとジャニス・ジョップリンと都はるみに転向したワタシ。
吉田拓郎は、ちょっとテレくさく、お盆に帰省した折、K枝クンと酒を飲んだあとなら、カラオケもOKだけど。
というワケで、淑子お姉様。
阪神CかフェアリーSが当たったら、拓郎でも陽水でもジュリーでもベイシティーローラーズでも日吉ミミでもドンと来いや。
キャンディーズなら、ランちゃん役は、ワタシがやります(アナタはスーさん)。
予想のアレコレは続きをどうぞ。
【阪神C】
ワタクシの競馬の予想の根幹は、血統・馬体が最初の柱であることはさておき、実戦においては走破タイムとラップ。
上がり3〜5Fにかけて、瞬発力と持久力を数字で確認するのを常としていますが、そのラップに、唯一該当しないのが今季のダイワメジャー。
毎日王冠も天皇賞も、そしてマイルCSも、決して最速の上がりではないのに(メンバー中4〜6番手)、何故か勝ってしまう不思議な馬ですが、それがメジャーの貫禄ということなんでしょうか。
なんて、その天皇賞。
1分58秒8という時計は、中の中。
道中のラップも、10秒台という極端な数字もなく、上がりも特別速いワケではなかった。
ただ、スタートとラストの1Fを除けば、11秒2〜12秒3の緻密なラップで推移。
1800M通過は、1分46秒3と、結果的にはかなりタフな流れとなり、「軽い」マイラーはゴール前でアゴが上がり、根っからの底力型も追い込むには、ペースがもうひとつ緩すぎて差し届かず。
続くマイルCSも、先行馬にプレッシャーをかけ、中距離ベースのパワー勝負に持ち込み、天皇賞を再現するかのように、力でネジ伏せてみせた。
1着賞金7000万円を目指し、スーパーGⅡ・阪神Cに、ワラワラとマイラーやスプリント系の快速馬が揃ったが、前記メジャーが示す通り、最後にモノを言うのは、GⅠで勝ち負けした「挌」ということになるのか。
まずは天皇賞組。
そしてマイルCSの上位入線馬の中から、有力馬をチョイスするのが本筋なんじゃないかな。
というワケで、アサクサデンエン。
マイラーゆえに、残り100Mあたりで脚が止まったが、外から一瞬、先頭をうかがう勢い。
グググっと伸びかけた脚に、ドキがムネムネ(笑)。
安田記念を二年連続して1・2着の地力を示して見せた。
阪神Cは従来の阪神の内回り。
外コースのような緩ペースはありえない。
1400Mの1F先にある、マイルを勝ち負けできるだけのパワーが求められるハズだ。
ちなみに、アサクサデンエンは、京王杯SC(1400M)を、レコードで快勝。
その時2馬身とチギり捨てたのが、オレハマッテルゼだった。
勝負強い藤田クンの手綱捌きにも期待しましょう。
【フェアリーS】
二走前に、京都の1400Mで1分20秒8でレコ勝ちしたカノヤザクラ。
その時の1200Mの通過ラップは1分8秒6だった。
普通に重賞でも勝ち負けになる。
地味だが上村クンは、人気でも結果を出す騎手です。
クーヴェルチュールは、中山の急坂に課題を残すぶん、対抗。
単穴はウインアンジェラス。
1分22秒8の新馬のタイムも速いが、上がり33秒9も出色。
なんか、トボけたところがある馬なんで(笑)、とりあえず▲としたが、たとえここで惨敗を喫しても、追いかけてみたいタイプですね。
◎カノヤザクラ
○クーヴェルチュール
▲ウインアンジェラス
☆ニシノマオ
△マルターズクラシカ
【業務連絡】
ホリデイオンアイス、6着に沈没。
坂上までは、凄い勢いで追い上げたきたんだけどなぁ…。
勝ったショウナンタレントが新馬戦で負けた馬は、前記ウインアンジェラス。
あのHレベルの新馬を逃げて2着と粘った馬でしたが、皮肉にも時計やラップのアレコレを具現して見せたワケですね(笑)。