「正月からめでたい」
長いねえ2週間。
競馬しか興味の無い(ていうかPOGか)私は、1週間競馬が飛ぶ正月が苦痛で仕方が無い。
地方競馬見てもPOGは関係ないし(当たり前だ!)。
やっと迎えた1月6日の競馬場は、大雨の中、飢えた競馬ファンが大勢集まっておりました。
私と同じですなあ。
でも正月って、POG的にはあまり盛り上がらないんだよね。
だいたいシンザン記念と京成杯のメンツが例年しょっぱいから仕方ないんだけど。
と思っていたら今年は違った。
シンザン記念にダイワスカーレット、アドマイヤオーラとクラシック候補が2頭も顔をそろえた。
テレビで、解説の柏木さんが
「クラシックを狙うような馬は、こんなところを使わない」
みたいなことをおっしゃっておりましたが、普通そうです。
そんなレースに、この2頭+朝日杯2着のローレルゲレイロも出走。
「いつものシンザンなら、ウチので勝負になるのに」
とジャングルテクノのペーパーオーナーが愚痴っていたが、ホントそうですよ。
私も数年前、グレイトジャーニーでおいしい思いをいたしました。
さて今年おいしくなくなったシンザン記念に出てきたアドマイヤオーラは、私の持ち馬。
前走ダイワに子ども扱いされ、しかも斤量は2キロ差に拡がった。
これはきついということで、馬単も3連単もダイワ→アドマイヤの順に勝ったら、アララ、豪快に差しきってしまった。
凄いぞオーラ。
負けたダイワスカーレットも、アンカツが試し乗りをして、アドマイヤを待ってしまったので、この負けは仕方ないだろう。
かつて京王杯SCで、逃げ馬ニッポーテイオーが、ライバルのダイナアクトレスが来るのを待って追いあいに持ち込んだことがある(古いっ)。
結局アクトレスが差したのだが、ニッポーに乗っていた郷原が
「これでアクトレスの脚は測れた。本番(安田記念)は負けまい」
と言って、実際安田記念は雪辱したことがありました。
まあ、ダイワとアドマイヤは目標が違うので、相手の脚を測る云々は関係ないが、ダイワ自身の特性はこれでほぼつかめたんじゃないか。
兄ダイワメジャー同様積極策で、相手の瞬発力を殺ぐ形の競馬をすることになるだろう。
これでレベルの高い3歳牝馬勢のレースがさらにきつくなるのは間違いあるまい。
さてアドマイヤオーラのほうは、切れすぎて故障が怖い。
能力の高さは再確認できたから、あとは無事に。
なんでも弥生賞から本番らしいが、個人的にはNHKマイルに進んで欲しいのだが。
とにかく、正月早々いいレースが見られて、今年のクラシックは楽しみになってきた。
POGファンは、ディープがいなくてもビクともしないのが強みだよね。