「正月早々不吉な予感の巻」
1月9日、やっと新年が明けた。
暮れにやり残した仕事を正月3が日で終え、競馬3日間開催の仕事を終え、仕事関係にあいさつして、ようやく平常のスケジュールに戻りました。
その間、ブログを書く気力もなく、丹下に叱られています。
「あい、とぃまてぇ〜ん」(ⓒですよ。)
今年は楽しみな年になりそうだ。
というのも、年明け早々から、地理的近所で暗い事件が起きている。
1月3日未明、わたしの仕事場から徒歩1分のコンビニに強盗が入り、刃物をアルバイト店員に突きつけて、約13万円を奪って逃げた。
いつもジュースを買っている店である。
1月6日、自宅から徒歩5分のマンション8階から中年男性が飛び降り、路上にいた別の男性の上に落下。
二人とも重傷を負った。
母校の中学校への通学路にあたる場所である。
1月7日午前5時38分、花柳寿楽さんが88歳で亡くなった。
人間国宝だそうだ。
この方の自宅は、先に述べたコンビニの目の前。
どうも、わたしの外堀を埋めるように不吉なことが起こっているのだ。
次か、次の次か、だんだんと身の危険が近づいているように感じる新春。
燃えるぜ。
だったら、吉凶を占おうと、1月8日に中山競馬場に突撃して、飛び込みで第7Rを買った。
前日、グリーンch「明日のレース分析」にあいさつに行ったとき、『馬三郎』の弥永明郎さんに教えてもらったチザルピーノ(4番人気)・3走前の東京でパドックを見て「いい!」と思ったレコンパンス(1番人気)を中心の組み立て。
そしたら、馬単で13万馬券となり、そんなの取れるわけない。
今年は凶なのか。
ますます燃えるぜ。
燃えるぜ、と言えば、日本人とって楽しみな正月行事は、古来より
「ウィーンフィルのニューイヤーコンサート」
のテレビ鑑賞ということになっている。
2002年には、小澤征爾が指揮したことでも有名だ。
これは、シュトラウス一家のワルツを中心に演奏するわけだが、あの「ブンチャッチャ、ブンチャッチャ」という3拍子。
これは、騎馬民族だからこそ作曲できたリズムなのだそうだ。
馬上で揺られるリズムが、ワルツのそれにつながっていったということらしい。
オーストリア人は、それを民族の誇りとしている。
選民意識がそう言わせるのだろうが、俗っぽいアメリカのカントリー&ウエスタンよりは高尚な感じがする。
べつに、だからと言って競馬場でワルツを流せ、と言うつもりはない。
ただ、こうして、わたしの年明けは始まったということだけだ。
カーカーカー。
結局、今年の初的中は、1月8日の最終R、馬連1050円をちょこっと取って、トリガミでの幕開けとなりました。