エースを狙え
関東限定のPOGの、丹下厩舎のエースであるサープラスシンガーが、あれれ。
いつのまにかいなくなってしまったぞ。
ついでにニシノコンドコソ君も、行方不明。
けっこうピンチかも。
でも、サープラス君のOP特別勝ちで、とりあえず今年は、トータルで負けはない。
「いったいどんなPOGやってんの?」
と、不思議がる人もいることでしょうが、関東馬の勝ち頭は、イクスキューズかピンクカメオか。そしてハロースピードにサープラスシンガーくらいしか、強い馬がいなかったりする(サンツェッペリンを指名している人は、まずいない)。
2〜3歳重賞は、ほとんど関西馬にもっていかれているのが現実ですが、チューリップ賞も、ウオッカとダイワスカーレットの一騎打ち。
土曜日の新聞のコラムでは、
「日本一周そのままじゃ!」と、
刺激的な見出しを打ったりしましたが、トライアルで派手にマッチレースを繰り広げれば、次回は
「世界一周そのまま!」を用意しております(笑)。
なんて、日曜日の弥生賞には、丹下厩舎のもう一方のPOGのエースであるアドマイヤオーラと、サムライタイガース君も出走。
ふふふ。
7人のじゃんけんで、ライバルを撃破した、あのドラフト会議のアレコレが、今実ろうとしている。
弥生賞の予想は、続きをクリックしてね。
【弥生賞】
当歳セレクトセールで初めて馬を見たときからそうだったが、筋肉の固まりといった頑強なアドマイヤジャパンと比べると、弟のアドマイヤオーラは、一瞬牝馬かと見間違う感じの、シルエットのきれいなマイラー。
ただ、皮膚の薄さは特筆モノで、どのように成長を遂げるのか。
昨年のちょうど今頃の2歳春、ノーザンFで馬体の造りを再確認できたが、予想通り馬体重は450㌔前後。
いざ新馬戦のパドックでは、皮膚の薄さは相変わらず。
小柄ながらも筋肉が張って、リズミカルに首を使って歩く。
若干、背中が短く硬い感じが気になったが、二戦目の中京2歳S、シンザン記念と走るうちに、柔らかみも出てきた。
競走馬としての成長過程と、上がりラップの変遷は次の通り。
●新馬戦のレースの上がり・34秒0 12秒0ー11秒0−11秒0
(自身の上がり33秒8) (10秒9ー10秒9)
●中京2歳のレースの上がり・33秒8 11秒5ー11秒0ー11秒3
(自身の上がり33秒5) (10秒9ー11秒1)
●シンザン記念のレースの上がり・34秒9 11秒7ー12秒0ー11秒2
(自身の上がり33秒3) (11秒1ー10秒9)
いずれのレースにおいても、クラシック制覇に不可欠の、「絶対能力の証」である10秒台の瞬発力をマーク。同時にその切れ味が、一戦ごとに進化していることもわかる。
なんて、前走のシンザン記念を契機に、調教そのものの数字にも(上がり1F)、切れ味が増したことが感じられたし、この中間は、2000mの距離に目標を定め、追い切りも長め7Fからの負荷を課す調教に切り替え、スタミナも確保した。
老練な松田博師が、考え抜いての弥生賞。
いざ、オーラ。皐月賞に道を切り開け。
◎アドマイヤオーラ
○ドリームジャーニー
▲タスカータソルテ
☆ココナッツパンチ
△サムライタイガース
メイショウレガーロ
マンハッタンバー
[業務連絡]
モモヒキよし。
長靴よし。
おお。「タニノギムレットの再来」と、ゴーカイに宣言してしまた(笑)、ドーントレダー君も勝ったことだし、下河辺牧場のフェニコーンも逃げ切り勝ち。
おしゃ。
来週の月曜日は、下河辺隆行サンと、月曜日の夜は、静内の“赤ひげ”でドンチャカじゃ。
北海道取材の準備は万端。
飛行機に乗り遅れないようにしなくっちゃね。