丹下倶楽部

丹下日出夫が監修するPOG(ペーパーオーナーゲーム)最強情報サイト

facebook RSS2.0

「阪急杯で捏造疑惑?」

 先週の競馬は引退調教師&騎手が最後の勝負をかける週ということで、多くの新聞で特集を組んでいた。

 思い起こせば昨年の阪急杯。

 引退デーだった松永騎手騎乗の人気薄ブルーショットガンがまさかの勝利を飾り、「やはり引退デーには何か起こる」と思ったファンも多かった。

 それもあって、アーリントンCの本田騎手騎乗ローレルゲレイロは堅いと思われたが、トーセンキャプテンに惜しくも敗れてしまった。

 このトーセンの騎乗が、エリザベス女王杯の因縁の相手四位騎手

 う〜ん、四位騎手らしい。

 そして最後の日曜日。

 中山記念、阪急杯、両レースに引退調教師の馬が数等出ていたが、勝負になりそうなのは、中山記念のメイショウオウテマルカシェンク、阪急杯はエイシンドーバーといったあたり。

 しかし阪急杯のエイシンドーバーは小倉大賞典で大勝負を宣言しながら敗れた後で、最後の週だから無理に出てきた感もあった。

 それはマルカシェンクも同じで、狙いは中山記念、伊藤雄厩舎メイショウオウテだと思ったが……。

 終わってみれば、伊藤雄調教師の義弟・伊藤正徳厩舎の馬がワンツー。

 レース後、号泣する後藤騎手を見て、涙ぐむ伊藤正調教師、って今日はアナタが涙する日じゃないでしょ。

 そして阪急杯。

 きついと思われたエイシンドーバーが先頭に。

 昨年に続く感動と思った瞬間、プリサイスマシーンスズカフェニックスが襲い掛かったところがゴール。

 どうやらプリサイスがわずかにエイシンを差したように見えたが、スローで見ると微妙。

 これは分からない。

 写真判定の結果がなかなかでない。

 お客さんも「まさか同着にするんじゃないだろうな」と、このレースが特別な意味があることを分かっている。

 そして結果は、やはり同着。

 アチラコチラから「捏造だ〜」な声が発せられた。

 もちろん怒っているのではなく、笑っている。

 この日はやはり特別なんだなあ。

 ちなみに阪神は準メインは引退の本田騎手山本厩舎でワンツー、最終も引退の瀬戸口厩舎鹿戸幸厩舎もワンツーでした。

 関西は暖かい。

 ところで、負けたと思いながら勝っていたエイシンドーバーの湯浅調教師

 「スローでは3着に見えたよ」。

 いくらなんでも3着には見えないよ。

 

 

       現在の人気ランキング順位はこちらです。

丹下の30頭データダウンロード

最近の『丹下の懺悔』の記事

この記事に関連する記事

丹下の30頭データダウンロード