「状況こそが敵だ」
土曜日の競馬新聞の印刷が始まる5分前。
輪転機近くの、新聞配達のおばちゃん部隊の仲良しサンの一人が、
「本紙の一つ上に丹下サンの予想欄が変わって、印の打ち方も変わったんじゃない?なんか、昔のアベコーさんみたい」と、言ったが、穴党という意識はないんですけどね。
目指すべきは、自由闊達な、「孤高の二重丸」と呼ばれる、御大・清水成駿(もう一人の御大・井崎シューゴローの、お笑い系のポツリ◎路線というのもあるにはあるが)。
栗岩太郎クンが、「評論家なんて山ほどいる。丹下のケケケ」と、ホザいていたが、ワタシのこれからの方向が、なんとなく見えてきた。
でも、本紙の上にドスンと座って高配当を当てたりすると、みんなをいたぶっている気分になったりして(笑)。
その昔。本紙担当者は、アベコーのプレッシャーに敗れ、病院送り。全治1年以上——もしくは永遠に本紙退場という重傷(?)を負った人が多発したりした。
人のことに関心のないワタクシの場合は、別にどうってことなかったんですけどね。
人生は、何らかの責任を負って生きていくべきであって、自分が何者かを見つめるのには、いい機会だよ。
本紙担当の誰かが、プレッシャーに負けて胃潰瘍になったりしないかなぁ(笑)。
なんて、先週の福島日曜日の5万円余の馬単的中で、本年のワタシの通算回収率は94%までハネ上がった。ついでに的中率もトップなんですよね(軽く自慢)。
ふふふ。
これからの下半期、じゃんじゃかハズれ続けても、ワタシはほぼ大丈夫。
調子に乗って、土曜日の2レースで、マリーンチャチャという人気薄の馬に◎を打ったら、ありゃりゃ。5着に沈没だよ…。
金曜日の夜、近所の山城屋のオヤジたちを5人以上巻き込んで、全治3日のケガを負わせてしまった(笑)。
でも、土曜日は9レースと11レースに、ポツリ◎を仕込んであるから大丈夫(たぶん)。
というワケで、宝塚記念のアレコレは、続きをクリックしてね。
[宝塚記念]
ダービーで7着に敗れたのを契機に、菊花賞ではなく秋の天皇賞に駒を進めたアドマイヤムーン。
古馬相手のG1だけに、本命は打ちきれなかったが、34秒2という最速の上がりで3着に急追。
あの末脚に、来春の中距離戦線でのアレコレが浮かび上がってきたが、次走の香港Cでは、凱旋門賞であのディープインパクトを強襲した、世界屈指の女傑プライドと、クビの上げ下げの接戦。
年明けの京都記念では、有馬記念2着のポップロックを、59㌔を背負いながらも子供扱い。
続くドバイ・デューティフリーSでは、ダイワメジャーを力でネジ伏せる完勝。
中距離界における、アドマイヤムーンの地位を確信。
ま、前走の香港戦は、スローペースに加え、ドバイから香港入厩という強行軍。
脚を余して3着に敗れたが、一週前の追い切りでは、岩田も唸る、上がり11秒2の切れ味。
本追い切りの今週は、なんとマイルから追い出し、上がりは11秒9。
鋼のような強靱さも示して見せた。
京都は雨。
そして道悪。
ローエングリン、アドマイヤメインにアサクサキングスという、ハナを奪ってこその逃げ馬に加え、どこかで先頭に立たないと競馬にならないコスモバルクとシャドウゲイト。
ダイワメジャーとメイショウサムソンも、自力を頼みに動くハズだ。
まさに激流のような乱ペース。
たぐいまれなウオッカの才能は認めるが、現役屈指の古馬相手の奔流に、巻き込まれる可能性は十分ある。
重馬場も、オニに近い。
激流を泳ぎ渡ってきた中距離王、アドマイヤムーンに一日の長あり。
◎アドマイヤムーン
○ウオッカ
▲メイショウサムソン
☆カワカミプリンセス
ポップロック
ダイワメジャー
[福島テレビオープン]
良馬場なら、ウオッカもビックリの、上がり32秒9という切れ味を持つ、ピサノパテックで、ほぼいける。
相手もカイシュウタキオン。
二頭の力が抜けているが、紛れがあれば、蛯名クンの出遅れ(笑)。
ユメノシルシの前残りということになるのかな。
両馬を1・2着固定の3連単。
10歳にしては、バカに調子が良い、ロードフラッグなんかを引っ張ってくると、楽しい馬券になりそうだなぁ。
◎ピサノパテック
○カイシュウタキオン
▲ユメノシルシ
△ガッテンワン
ロードフラッグ
スターイレブン
タマモサポート
ストーミーカフェ